NHK木曜時代劇「銀二貫」ガイドブック買ってしまいました。

2014.05.09 Friday 17:00
hirorin


NHK時代劇で今やっている「銀二貫」毎週見ています!
原作はみをつくし料理帖でおなじみの高田郁さん。
ドラマでは原作の内容をちょっと膨らませたり変えたりしている部分はありますが、大事な部分はそのままになっています。
原作をドラマに先駆けて読んでしまいましたが、本当に良かった!
もう何度も読み返しています。
銀二貫は一冊で完結していますので続きはないんですが、読み終わってしまうのが本当にさびしかったです。
さて、そんな銀二貫のドラマ。

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ドラマのガイドブックがあるということで、さらに原作者高田郁さんのロングインタビューが載っていると知り、買ってしまいました。
ですが、このガイドブック、まだドラマが完結していないのですが、ドラマはもちろん、原作のネタバレも相当出てきますので、ドラマの先は知りたくないという方は、絶対読まないことをお勧めします(笑)。製作にかかわった方々、俳優さん達のこのお話に対する熱い思いが詰まった本なので、買って損はないと思ますが・・・。でもネタバレです!!(笑)

このブログも、以下はネタバレなどありますので、未読の方はご注意ください!

寒天問屋・井川屋を営む和助が、偶然武士の子である鶴之助(後の松吉)と出会うところからお話は始まります。お話の題名となっている銀二貫とは、江戸時代のお金の数え方ですが、この銀二貫が、主人公や和助、様々な人々の運命を導いていくんですね。でも、お金に縛られたお話ではありません。銀二貫はいわば狂言回し。お金は大事だけど、それ以上に人々はどう生きていくのかを主眼にしたお話です。
銀二貫は、登場人物一人ひとりが愛おしくてたまらなくなる…そんなお話ですよ。
特に主人公が奉公している井川屋の主人(旦那さん)である和助さんと番頭の善次郎さん…。二人の掛け合いが笑えてジーンときて、最後に涙涙…。
主人公松吉が二人の反対を押し切って寒天場に行ったとき…。あとに残される老いた二人の様子を思い浮かべると、泣けて泣けて仕方なくなります。大人になって、自分の目標を見つけた一人息子が、東京に行くのを見守るしかない親みたいな…(汗)。

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