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薔薇の意味。

映画化されて話題です。
遅ればせながら、「ダ・ヴィンチ・コード」読みました。
(文庫版で・・・)
「これぞ徹夜本の決定版」
と言われるだけあって、すごくスピーディーな展開、練りこまれたプロット、楽しかったです!(私、どんな本でも、読みかけたら止まらないんですが)
・・・。
本の内容に触れると思うんで、
続きは↓をクリック!
原始、女性は太陽だった。
って感じの本でしょうか。
女性の神聖性、歴史の成り立ちの悲しさを学べる本。
もちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチのことも。

ここからは完全に独り言ですが、
ソニエールさんの残したメッセージの二重性には本当に舌を巻くと言うか、感動を覚えました。
なぜソフィーに謎を託したのか。
ソニエールさんが危機を抱いた、
「真実が失われる」
っていうのは、自分が死ぬことで、ソフィーが永久に家族に会えなくなることの危機も含まれているんですね。
最初っから二重の意味を持たせてるところに作者の技を感じます。

あと、
読んでて鳥肌が立ったのは、異教徒文化における、薔薇の象徴するものの記述のところ。
私は中高女子校だったんですが、女の子の日のことを私一人、気取って(?)「今日、薔薇曜日でさー」なんて話していたんですよね。
本の中で、異教徒の象徴学では、薔薇はまさしく月経を意味するって書いているではありませんか。
ま、薔薇=女の子の日ってのは誰でも思いつきそうですが、私は(記憶にないだけで何かから影響を受けたのでしょうが)無意識で勝手にその言葉を使っていたんですよね。
友達も、あえて説明しなくても、一瞬戸惑った後、「ああ、そういうことね。」と理解していたし。
人間、考えることは今も昔もそう変わらないということでしょうか。
しかも、私自身はキリスト教ではありませんが、その学校はプロテスタントで、毎朝礼拝をしていたので、その言葉を使うということは、無意識のうちに、「私はキリスト教ではない」と宣言していたようなものなのかな・・・。なんて考えすぎですが、思ってしまいました。
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