怖い・・・漫画「ぼくらの」
「ぼくらの」という漫画。
久しぶりに、TUTAYAのコミックレンタルに行って借りてきました。
本当は「美味しんぼ」をちゃんと読んでみたいなぁ。
と思って行ったんですけど。(^^ゞ(斜め読みしかしたことなかったので)
そしたら、ふと目に付いて、誰かが「おすすめ!」って書いてたなぁ。と思って2巻だけ借りてみました。
そしたら!
すっごい怖い漫画でした(((( ;゚д゚)))アワワワワ
ホラーではなくて、心理的にド━(゚Д゚)━ ン !!!と突き落とされるたぐいのやつです。
あらすじは、
夏休みの自然学校に参加した少年少女14人が、ふとしたきっかけで、地球を守るロボットに乗って敵と戦うことになる。
という・・・ま、お約束な感じのお話なんですが、
普通のお話と決定的に違うのが、
ネタばれなので、↓は反転でお読み下さい
これから読もうかな・・・と思っている方は、絶対ネタばれを読まないほうがいいと思います。
一回敵と戦闘するごとに、その戦闘でロボットを操縦した人間が死ぬ。戦闘で負けても死ぬ。しかも、戦闘で負けると、地球全体が滅亡する。
という、全くビックリな設定なのです。
このお話って、ものすごく伏線を張っている作りなんですよね。
本当は、私こういう伏線を張っている漫画は完結してから一気に読みたい人間なんですけど、読んじゃったー。(´;ω;`)ウッ…
いや、でもこのお話の中でめちゃめちゃ気になるのが、敵なんですよね。
8巻まで出ているようなので、そのうち明かされるかもしれませんが、
これ以上は、私の想像でネタばれも含むので、↓をクリック!
少年少女が乗っているロボットは、人間の生命力を動力として動いています。
その生命力は、ロボットの顔(?)にある光点で示されているようです。
つまり、最初は14人なので、14個光点がついてました。
けど、一人死ぬごとに、光点は1個づつ消えています。
そして、その光点は・・・
敵にもあるのですー!
( ´Д`)キモッ!
つまり、敵の中にも同じように命をかけているモノが入っているってことで・・・。
怖いよー!!
その光点の描き方がめちゃめちゃ気持ち悪いというか、怖いんですよねー。
それにしても、敵ってなんなの?
この戦闘を仕切っている「コエムシ」という宇宙人(のようなもの)は、少年少女たちに、「お前たちは運がいい。このぬいぐるみ(コエムシはロボットをぬいぐるみと呼ぶ)はつえーからよー」と言います。
「このぬいぐるみ」が強いと言うことは、「弱いぬいぐるみ」もいるということ?
そして、「運がいい」ということは運が悪ければ弱いぬいぐるみ・つまり主人公が倒した敵のロボットに乗る可能性があったと言うこと?
(((( ;゚д゚)))アワワワワ
というふうに、考えてみれば一つ一つの台詞、人物の動作全てに意味があるような漫画です(だと思う)。
きっと最終回まで作者の中では全て決まっているんだろうなーと想像できる漫画。
そういう描き方だと、やっぱり完結してから読みたいー。
最初は死ぬことを知らされずに戦闘に参加した少年少女達が、現実を知った後の身の処し方が泣けるのです。
絵は好き嫌いがあると思いますけど。
先が気になるので、借りにいこうかな・・・。
Comments
>美味しんぼとは全然違う^^;
そうなんですよー(汗)でも、美味しんぼも5巻まで借りてきました。
「ぼくらの」を読んで、怖くなったら「美味しんぼ」で口直し(笑)という感じです。海原雄山、めちゃくちゃ面白いんですけど!雄山が出てくる回は自分の中ですごい盛り上がります!(笑)
「漂流教室」実は読んだこと無いんですよね・・・。
楳図かずおは、高校の時クラスで流行って回ってましたけど、漂流教室だけは無かったの・・・。楳図かずおはほんと、夢に出てきます(涙)
忘れたくても忘れられないですもんね。
しかしサイン本!すごいー!お宝じゃないですか!
>ひきずって1週間くらい暗くなるのです
分かりますー!
「ぼくらの」は、絵はかわいらしいというか、あっさりしているので読みやすいと思うんですが、内容がディープなので・・・引きずります。
また借りたらアップしますねー。
怖い漫画といえば、うちになぜかサイン入り「漂流教室」がありますが、その系統ですか?でも絵は怖くないですね!
とにかく楳図かずおさんの絵はこわくて夢に出てくるのですよ。
係わり合いにならないように避けてきたのに、家にあると漫画好きなのでリピートして読んじゃうんです。サイン本なので捨てるわけにもいかず。
こちらの漫画、hirorinさんが読んだ後、最後を教えてもらってから読もうかな。救いのない終わりかただと、私、ひきずって1週間くらい暗くなるのです〜というわけで、また記事アップしてください(笑)