いちご水。
物語の食卓です。
もう、題名からして、外すことが出来ない飲み物ですよね。
今回は、言わずもがなで超有名な「赤毛のアン」より、
全少女憧れの的と思われる、「いちご水」
です。
マリラから、ダイアナを呼んでお茶会をしていいと言われたアン。
そのとっておきのご馳走いちご水によって大騒動が持ち上がります。
そのいちご水とは・・・?
これ、村岡花子氏の翻訳で育った世代はなんと言ってもいちご水ですよね。
その後の松本侑子氏の翻訳だと、「木苺水(ラズベリーコーデュアル)」となっているはずです。
いちご水。
果たしてどんな飲み物だろうと思いを馳せた人は圧倒的に多いと思います。
大体、いちごジュースと言うものすら、日常的に口にする物ではありませんものね。
しかも、文中のやり取りから、単なるいちごをつぶしたジュースでもないことは明らかです。
「赤い色の飲み物って大好きよ」
とアンは言いますが、日本で子供が飲める「赤い色」の飲み物って、すぐにこれでございって、出てくるでしょうか?
葡萄ジュース?
ちょっと思いつきません。ファンタ?
それだけに、さらに憧れの飲み物になったような気がします。
いちごオーレでは絶対にありません。
さて、現代では、いちご水が「ラズベリーコーデュアル」であるとわかっていますので、作ってみたいと思います。
と言っても、やはり日本ではなじみのない飲み物ですよね。
レシピは、「赤毛のアンのお料理BOOK」より。
まず、ラズベリーを用意します。
冷凍ラズベリーでも可なようですが、あいにく近所のスーパーで冷凍が売り切れていました。
でも!代わりに生が売っていました。
しかも!
半額!に値段が下がっていた!
これは、作れと天が命令しているとしか思えない・・・。
と言うわけで、とっても美味しい生のラズベリーを泣く泣く使いましたよ。
もったいないねー。
水を加えて、柔らかくなるまで煮ます。
アクが沢山出てくるので、丁寧に掬います。
ガーゼで、巾着袋を作って、中身を漉します。
かなり時間がかかるのですが、手で絞ったりすると、透明感がなくなるのです。
残ったのはほんのちょっとですが、
それをまた鍋にもどして、砂糖を加えて煮溶かします。
殺菌した瓶に入れて、出来上がり!
・・・なのですが。
私、煮詰めすぎたのか、冷めたらゼリーっぽくなってしまいました。
けれども、プルプルと、とっても綺麗。
これを水で薄めて飲む。
はるか彼方少女時代に憧れた飲み物が今ここに・・・。
こ、これは!!
とっても美味しい!!
なんと言うんでしょう、ラズベリーの美味しさがそのままで、全く雑味がなく、すっきりとした後味。
砂糖を沢山加えるので、どうかなぁと思っていましたが、水で薄めるので、ちょうどいい感じです。
本当に美味しい。夢のような飲み物です。
これならば、ダイアナが「本当に」いちご水を飲んだとしても、大満足だったのではないでしょうか。
アンシリーズではお茶会が何度も出てきますが、そこに出される食べ物の多さは、びっくりしますよね。
本当に皆食べていたんでしょうか。
しかも、お茶を何杯も飲むのに、さらにいちご水が出たりして、相当時間がかかったのでしょうね。
もう、題名からして、外すことが出来ない飲み物ですよね。
今回は、言わずもがなで超有名な「赤毛のアン」より、
全少女憧れの的と思われる、「いちご水」
です。
マリラから、ダイアナを呼んでお茶会をしていいと言われたアン。
そのとっておきのご馳走いちご水によって大騒動が持ち上がります。
そのいちご水とは・・・?
これ、村岡花子氏の翻訳で育った世代はなんと言ってもいちご水ですよね。
その後の松本侑子氏の翻訳だと、「木苺水(ラズベリーコーデュアル)」となっているはずです。
いちご水。
果たしてどんな飲み物だろうと思いを馳せた人は圧倒的に多いと思います。
大体、いちごジュースと言うものすら、日常的に口にする物ではありませんものね。
しかも、文中のやり取りから、単なるいちごをつぶしたジュースでもないことは明らかです。
「赤い色の飲み物って大好きよ」
とアンは言いますが、日本で子供が飲める「赤い色」の飲み物って、すぐにこれでございって、出てくるでしょうか?
葡萄ジュース?
ちょっと思いつきません。ファンタ?
それだけに、さらに憧れの飲み物になったような気がします。
いちごオーレでは絶対にありません。
さて、現代では、いちご水が「ラズベリーコーデュアル」であるとわかっていますので、作ってみたいと思います。
と言っても、やはり日本ではなじみのない飲み物ですよね。
レシピは、「赤毛のアンのお料理BOOK」より。
まず、ラズベリーを用意します。
冷凍ラズベリーでも可なようですが、あいにく近所のスーパーで冷凍が売り切れていました。
でも!代わりに生が売っていました。
しかも!
半額!に値段が下がっていた!
これは、作れと天が命令しているとしか思えない・・・。
と言うわけで、とっても美味しい生のラズベリーを泣く泣く使いましたよ。
もったいないねー。
水を加えて、柔らかくなるまで煮ます。
アクが沢山出てくるので、丁寧に掬います。
ガーゼで、巾着袋を作って、中身を漉します。
かなり時間がかかるのですが、手で絞ったりすると、透明感がなくなるのです。
残ったのはほんのちょっとですが、
それをまた鍋にもどして、砂糖を加えて煮溶かします。
殺菌した瓶に入れて、出来上がり!
・・・なのですが。
私、煮詰めすぎたのか、冷めたらゼリーっぽくなってしまいました。
けれども、プルプルと、とっても綺麗。
これを水で薄めて飲む。
はるか彼方少女時代に憧れた飲み物が今ここに・・・。
こ、これは!!
とっても美味しい!!
なんと言うんでしょう、ラズベリーの美味しさがそのままで、全く雑味がなく、すっきりとした後味。
砂糖を沢山加えるので、どうかなぁと思っていましたが、水で薄めるので、ちょうどいい感じです。
本当に美味しい。夢のような飲み物です。
これならば、ダイアナが「本当に」いちご水を飲んだとしても、大満足だったのではないでしょうか。
アンシリーズではお茶会が何度も出てきますが、そこに出される食べ物の多さは、びっくりしますよね。
本当に皆食べていたんでしょうか。
しかも、お茶を何杯も飲むのに、さらにいちご水が出たりして、相当時間がかかったのでしょうね。
Comments
そう、木苺だったんですねー。
でも、木苺だったと分かった時、実はちょっとがっかりした覚えがあります。なんというか、いちご水というネーミングだからこそ、あれほど摩訶不思議で、素敵な飲み物に思えたのかなぁと思います。
これはベリーがそこらへんに自然に植わっていて、贅沢に使える環境だからこそ作れるものかなぁと思います。
私もプリンスエドワード島に言ってみたいです。映画の赤毛のアンは本当に素敵でした。
ありがとうございます!
そうなんですねー。実際はラズベリーなんですね。
これも訳者の方が、ラズベリーよりいちごのほうが当時としてはイメージしやすいと判断なさったのでしょうね。
本当に色が綺麗で、ワインのようです。
よく考えてみれば、ダイアナが勘違いするくらいですから、ワインのように見えなければだめだったと言うわけですよね。
アンのお料理レシピは沢山出ていると思いますが、どんな料理でも、お話の情景がすぐ浮かんでくるので、再現には打って付けだと思います。
ベリーが山のように
とれるところでは普通に作られるのかな、、モンゴメリーの本には
ほんとに食べモノがいっぱい出てきますよね。
いつかプリンスエドワード島に行ってみたいなあ。
と子供心に思っていました。
現在はどうなっているんでしょうね。
赤毛のアンのイチゴ水・・・
有名ですが・・・実際に
どんなレシピなのかは初めて知りました!
イチゴじゃなくて・・・
ラズベリーを使ってあるのですね!私の記憶でも・・・・イチゴです!
今はラズベリーなのですか!ほお!
綺麗な色のジュースですね!
ワインみたい!お酒好きな私は
こんな色のワインが頂きたいです!(笑)
アンの物語に出てくるお料理レシピって以前見たような気がします!まあ、沢山出ているのでしょうけど・・・・!
こんな可愛いレシピも楽しみにしています!