アメリカのサイトで、一目見て作りた〜い!となってしまいました。
日本語で言えば「ちぎりパン」と言ったところでしょうか。
パンが縦にくっついて並んでいるように見えるでしょう?
本当に一枚一枚はがれして食べられます。
本当はシナモンシュガーをフィリングにするのですが、シナモンは苦手なので、グラニュー糖とブラウンシュガーを混ぜたものにしました。風味付けはバニラエクストラクトだけです。
作り方が独特なんですけど、手でバンバンこねなくて、ゴムベラで混ぜるだけなんですけど、ちゃんとやわらかくできました。
何でだろう?
バターとバニラの香りたっぷりです。
バターはちょっと多いかなぁ。胃がもたれそうなので、減らしてもいいかも。
デニッシュ状にパンが離れればいいので、もっと薄めにぬれればいいかなぁ。
砂糖がすさまじい量なので(なんと1カップ)半分に減らしました。
それでもかなりジャリジャリと甘いです。
でもおいしい!
表面がバターと砂糖でサクサクとして香ばしいです。
冷めるとバターも固まってしまうので、電子レンジで少し温めて食べた
方がいいですね。
とりあえず、作り方。
バター、牛乳を鍋でとかしてバニラと水を加え、2/3ほどの粉類(中力粉に砂糖、ドライイースト、塩を混ぜたもの)と混ぜる。この時点では生地は柔らかいので、ゴムベラで混ぜられる。
そして、なぜかなじんだその生地に卵を混ぜる。
バターと牛乳を混ぜると同時に混ぜればいいのでは・・・と思うけど、なぜかこの時点で混ぜる。そう書いてある。と、思う。
もちろん混ざらなくて、ダマダマになって、大変なことになる。
たとえると、シュー生地に卵を混ぜたような状態です。
けれど、めげずに混ぜ続けると、均一な生地になる。
そこへ残りの小麦粉と混ぜる。かなり固くなるけれど、ゴムベラで混ぜることも可能。2分ほど混ぜる。ものすごくべたべたした生地なので、手で混ぜるのは嫌だ。
と言うわけで、意地でゴムベラで混ぜる。
けれども、レシピでもゴムベラで混ぜていいと書いてある。と、思う。
1時間ほど発酵させ、2倍ほどに膨らんでから、冷蔵庫で一晩寝かせる。
別に『冷蔵庫で一晩』は省略してもいいらしい。
私は一晩寝かせてみた。
私は2倍になる前に冷蔵庫に入れてしまったけれど、冷蔵庫でもさらに発酵するので、問題ない感じでした。
一晩経ちました。
30分ほど暖かいところで室温に戻す。
30分では戻るわけがない。
でも続行。
台にあけて、30センチ×50センチほどに伸ばす。
非常にべたつく。
バター溶かして、さらに茶色く色づくまで熱する。バニラを加える。
グラニュー糖とブラウンシュガーを混ぜたものを合わせて1/2カップほど用意する。
伸ばした生地にバターを塗りつけ、砂糖を振りかける。
砂糖多い!
ここで問題が!
まず縦に6等分に切り分け、それぞれを重ねる。
けれども、重ねようと、生地を持ち上げた時点で、砂糖が脇に零れ落ちる。
砂糖は生地を重ねてから降りかけるのが肝要。
六枚の生地を重ねたら、さらに6等分する。
型に、縦に並べる。
先ほど生地を重ねるときに零れ落ちた砂糖をもったいないので上から降りかける。
発酵させる。(約2倍になるまで)
焼く!
出来上がり!!
かなりおいしい。
けれど、胃にもたれます。
やっぱり塗るバターが多いのかなぁ。
このパンを見て父が一言。
「なんや、かっこええの出来たやん」
かっこええです。