パンプキン・クリームチーズ・マフィン。
お久しぶりのミステリークッキングです♪
今回は、待望のフィリス先生シリーズ・お料理名人事件簿第5巻「焼きたてマフィンは甘くない」より。
パンプキン・クリームチーズ・マフィン です。
フィリス先生シリーズは、定年退職した教師たちが集まる下宿屋を切り盛りする自身も元教師であるフィリスが、ひょんなことから事件に巻き込まれて、その気はないのに(?)事件を解決していくコージーミステリーです。
基本的に主人公は定年後の生活なのでのんびりしているのですが、ボランティア活動やら近所の付き合いやらでやることは結構あるんですね。そんな活動の中で事件に巻き込まれるのがパターンです。
今回も、下宿人で料理コンテストのライバル・キャロリンが熱を入れているボランティアを目的とした感謝祭のお祭りに、フィリスも引っ張り込まれたのが事件に巻き込まれるきっかけでした。
フィリスの世界では、お祭り=料理コンテストといった図式が確立されているようで(笑)、今回も例外なくコンテストがあります。
でもそのためにフィリスが作るお菓子も事件に巻き込まれ、事件の鍵を握るのが、これまた常道なんですよね(笑)。
そのお菓子が、今回作るパンプキン・クリームチーズ・マフィン。
このお菓子、フィリスはコンテストの前から練習をかねて作っていて、孫のボビーの大のお気に入り。下宿人のサムも、イヴもライバルのキャロリンも認める美味しさのようです。
感謝祭の季節にふさわしく、かぼちゃのペーストを入れたマフィンにクリームチーズとペカンナッツをトッピングしています。
レシピでは18個もできてしまうので、1/3量に減らして作ります。
アメリカではかぼちゃのお菓子にたくさんスパイスを入れるのが普通のようですが、私は苦手なので、スパイス類は省略し、香りづけはバニラだけにしました。
材料は
フィリング
クリームチーズ76g、A{全卵20g、ブラウンシュガー大匙1、バニラエクストラクト小さじ1/3}
トッピング
B{中力粉大匙1と1/2、ブラウンシュガー大匙1、ペカンナッツ砕いたもの大匙1(オーブンでから焼きしました)}、バター大匙1(私は食塩不使用)
マフィン
C{中力粉100g、白砂糖(私は上白糖使用)88g、ベーキングパウダー小さじ3/5、塩小さじ1/6(私は省略しました)}、D{全卵40g、かぼちゃの缶詰(ペースト)大匙7、サラダ油大匙1+小さじ2、バニラエクストラクト小さじ3/5}
かぼちゃの缶詰は
こちらを使いました。今回のレシピだと少し余るくらいなんですが、ペーストがかなり緩いので、マフィン生地に混ぜるのは使いやすいかなぁと思いました。
普通にかぼちゃを蒸すかゆでるかして裏ごししたものでもいいとレシピには書いてあります。
では、作ってみましょー!
オーブンを190℃に予熱する。
マフィン型に敷き紙をしておく。マフィンプレートの未使用部分に水を入れておく。
フィリング(これを一番目にすること!)
クリームチーズをボウルでかきまぜ、トロリとして来たらAを加える。
さらに良く混ぜて一旦冷凍庫に入れる。
かなり緩い生地になりますので、冷凍庫で一旦ある程度固めないと後の作業がとてもやりにくいと思いますので、この作業を最初にするのが肝心です。
トッピング
ボウルにBを入れ混ぜる。バターを加え、フォークできるようにして、そぼろ状にしてから一旦おいておく。私はこれも冷凍庫に入れました。バターが柔らかいと割と大きな塊になります。冷やしたほうが、あとで小さく砕いてトッピングしやすいです。
マフィン生地
大き目のボウルでCを良く混ぜる。振るってもいいです。
良く混ざったら、真ん中にへこみを作り、そこに混ぜたDを入れ、全体を混ぜる。
マフィン生地を型の1/2位まで入れ、冷凍庫からクリームチーズを取り出し、生地の中央に大匙1くらい加える。
クリームチーズが良く冷えてある程度硬度があると、縁にくっつかずに済みます。私は小さ目のアイスクリームディッシャーで置きました。でも大匙1だとちょっと余ってしまいますね。
そぼろ状のトッピングをそれぞれに散らす。
オーブンで20〜25分ほど焼く。
出来上がり!
マフィン生地は分量ピッタリという感じですね。マフィン型からあふれることもなく、少なすぎもせず。
切ってみると、かぼちゃの明るいオレンジ色が綺麗に出ています。
では早速。
食む。
ちょっと生地は甘めですが、美味しいです!
私は生地に上白糖を使いましたが、フィリスのレシピはカップ計算なので、グラニュー糖を使うと、さらにgが多くなってしまうんですよね。なので、今回は上白糖で正解かな?(汗)
かぼちゃの風味がちゃんとして美味しい。かぼちゃのせいか、サラダ油で作るマフィンにしては割とどっしりというか、もっちりした食感です。でもちゃんと柔らかくふんわりしていますよ。
私は生地の塩を省略しましたが、クリームチーズの塩気が結構効いていますので、いらないかと。クリームチーズのフィリングには大匙1しか砂糖が入っていませんので、マフィン生地の甘さと塩気がいい感じの美味しさになっていますね。
クリームチーズは下に沈まないので、フィリングというより、甘みの少ないアイシングっていう感じです。
トッピングのクランブルはカリカリしていて美味しいです。
私はスパイスを省略してしまいましたので、フィリス達が食べているマフィンとはきっと別物になってしまったと思いますが、これはこれでかぼちゃの風味が生きて美味しいマフィンでした!
召し上がれ!
今までのミステリークッキング作品別まとめはコチラ。
今回は、待望のフィリス先生シリーズ・お料理名人事件簿第5巻「焼きたてマフィンは甘くない」より。
パンプキン・クリームチーズ・マフィン です。
フィリス先生シリーズは、定年退職した教師たちが集まる下宿屋を切り盛りする自身も元教師であるフィリスが、ひょんなことから事件に巻き込まれて、その気はないのに(?)事件を解決していくコージーミステリーです。
基本的に主人公は定年後の生活なのでのんびりしているのですが、ボランティア活動やら近所の付き合いやらでやることは結構あるんですね。そんな活動の中で事件に巻き込まれるのがパターンです。
今回も、下宿人で料理コンテストのライバル・キャロリンが熱を入れているボランティアを目的とした感謝祭のお祭りに、フィリスも引っ張り込まれたのが事件に巻き込まれるきっかけでした。
フィリスの世界では、お祭り=料理コンテストといった図式が確立されているようで(笑)、今回も例外なくコンテストがあります。
でもそのためにフィリスが作るお菓子も事件に巻き込まれ、事件の鍵を握るのが、これまた常道なんですよね(笑)。
そのお菓子が、今回作るパンプキン・クリームチーズ・マフィン。
このお菓子、フィリスはコンテストの前から練習をかねて作っていて、孫のボビーの大のお気に入り。下宿人のサムも、イヴもライバルのキャロリンも認める美味しさのようです。
感謝祭の季節にふさわしく、かぼちゃのペーストを入れたマフィンにクリームチーズとペカンナッツをトッピングしています。
レシピでは18個もできてしまうので、1/3量に減らして作ります。
アメリカではかぼちゃのお菓子にたくさんスパイスを入れるのが普通のようですが、私は苦手なので、スパイス類は省略し、香りづけはバニラだけにしました。
材料は
フィリング
クリームチーズ76g、A{全卵20g、ブラウンシュガー大匙1、バニラエクストラクト小さじ1/3}
トッピング
B{中力粉大匙1と1/2、ブラウンシュガー大匙1、ペカンナッツ砕いたもの大匙1(オーブンでから焼きしました)}、バター大匙1(私は食塩不使用)
マフィン
C{中力粉100g、白砂糖(私は上白糖使用)88g、ベーキングパウダー小さじ3/5、塩小さじ1/6(私は省略しました)}、D{全卵40g、かぼちゃの缶詰(ペースト)大匙7、サラダ油大匙1+小さじ2、バニラエクストラクト小さじ3/5}
かぼちゃの缶詰は
こちらを使いました。今回のレシピだと少し余るくらいなんですが、ペーストがかなり緩いので、マフィン生地に混ぜるのは使いやすいかなぁと思いました。
普通にかぼちゃを蒸すかゆでるかして裏ごししたものでもいいとレシピには書いてあります。
では、作ってみましょー!
オーブンを190℃に予熱する。
マフィン型に敷き紙をしておく。マフィンプレートの未使用部分に水を入れておく。
フィリング(これを一番目にすること!)
クリームチーズをボウルでかきまぜ、トロリとして来たらAを加える。
さらに良く混ぜて一旦冷凍庫に入れる。
かなり緩い生地になりますので、冷凍庫で一旦ある程度固めないと後の作業がとてもやりにくいと思いますので、この作業を最初にするのが肝心です。
トッピング
ボウルにBを入れ混ぜる。バターを加え、フォークできるようにして、そぼろ状にしてから一旦おいておく。私はこれも冷凍庫に入れました。バターが柔らかいと割と大きな塊になります。冷やしたほうが、あとで小さく砕いてトッピングしやすいです。
マフィン生地
大き目のボウルでCを良く混ぜる。振るってもいいです。
良く混ざったら、真ん中にへこみを作り、そこに混ぜたDを入れ、全体を混ぜる。
マフィン生地を型の1/2位まで入れ、冷凍庫からクリームチーズを取り出し、生地の中央に大匙1くらい加える。
クリームチーズが良く冷えてある程度硬度があると、縁にくっつかずに済みます。私は小さ目のアイスクリームディッシャーで置きました。でも大匙1だとちょっと余ってしまいますね。
そぼろ状のトッピングをそれぞれに散らす。
オーブンで20〜25分ほど焼く。
出来上がり!
マフィン生地は分量ピッタリという感じですね。マフィン型からあふれることもなく、少なすぎもせず。
切ってみると、かぼちゃの明るいオレンジ色が綺麗に出ています。
では早速。
食む。
ちょっと生地は甘めですが、美味しいです!
私は生地に上白糖を使いましたが、フィリスのレシピはカップ計算なので、グラニュー糖を使うと、さらにgが多くなってしまうんですよね。なので、今回は上白糖で正解かな?(汗)
かぼちゃの風味がちゃんとして美味しい。かぼちゃのせいか、サラダ油で作るマフィンにしては割とどっしりというか、もっちりした食感です。でもちゃんと柔らかくふんわりしていますよ。
私は生地の塩を省略しましたが、クリームチーズの塩気が結構効いていますので、いらないかと。クリームチーズのフィリングには大匙1しか砂糖が入っていませんので、マフィン生地の甘さと塩気がいい感じの美味しさになっていますね。
クリームチーズは下に沈まないので、フィリングというより、甘みの少ないアイシングっていう感じです。
トッピングのクランブルはカリカリしていて美味しいです。
私はスパイスを省略してしまいましたので、フィリス達が食べているマフィンとはきっと別物になってしまったと思いますが、これはこれでかぼちゃの風味が生きて美味しいマフィンでした!
召し上がれ!
今までのミステリークッキング作品別まとめはコチラ。
Comments
ありがとうございます!
今回は缶詰を使いましたが、この缶詰も結構水っぽいんですよね。日本のかぼちゃを蒸してうらごすともっとぱさっとなりそうですが、どうなんでしょうか。
でも切り口のオレンジ色は目にも鮮やかで満足です!
ありがとうございます!
本当は秋ごろ作れば良かったんですけど、小説の描写が美味しそうで作ってみました!アメリカのかぼちゃは日本より水っぽいんでしょうかね?
ぽくぽくしたかぼちゃだとこんな風にならないかもしれませんが、それはそれで美味しそうですよね〜。
かき氷、今年は地元のお店に姉を連れて食べに行きます!
断面も美しいです。
私も作って味わってみたくなりました。
お忙しかったようですね!でも、ミステリークッキングもできて良かったです!
一気に暑くなりましたが、夏バテなど気を付けて下さいね!
いよいよ、かき氷の季節!今年も、かき氷器、活躍しそうですね!