SWEET SWEET SWEET

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聖痕 朝日新聞書評

今日の新聞に聖痕の書評が載っていましたね。

うーん、まぁ、そういう感じになるかねぇ。

土屋のことにちょっと触れてほしかった。(笑)
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新潮社『波』6月号・筒井康隆『聖痕』刊行記念特集

「聖痕」の単行本が発売になっていますね。
それを記念してのインタビューがコチラで読めました。
うーん。
金杉君のカギ括弧長広舌、やっぱり作者様の代弁でしたか。
そして、最初の貴夫の独白。
あれはどの年代か不明にしているとのことですが、そうなると、こちらとしては最終回後に大きな何かが起こったと考えたくなるんですけど!って思うのは私だけでしょうか。
だって、失われた得るはずだった感覚を、求めても決して得られない苦悩を表現している独白でしょう?
この独白が私の興味を引き付ける要因の一つでもあったんですよね〜。
でも失われた感覚を求めて苦悩する貴夫なんて、結局本文には出てきませんでした。
悩ましきかな、私が求めても得られなかった貴夫の苦悩…って感じでしょうか。
貴夫が味覚について、完全な体でないのに、自分の味覚が正しいのかって一瞬だけ悩んだときがあったと思いますが、もしかしてそのことだったのですかね。
でもすぐに上から目線に戻っていたから、私の中ではノーカウントです(笑)。

それにしてもこのインタビュアー、もし聖痕の続編があるとしたら、をどり娘の話を夢想するとか言っていて、びっくりしました。私にとって、(ずーっと言い続けていますが)あの娘の話こそ、まったくもって興味が湧かず、あったとしても読みたくない続編なので(笑)。
世の中本当にいろんな人がいますね。
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筒井康隆、小説「聖痕」連載を終えて。の感想。

いやー、あんまり目立たない記事で、見逃すところでした(汗)。
13日に連載を終えた朝日新聞・筒井康隆氏の「聖痕」ですが、恒例の作者によるあとがきが18日に出ました。
連載小説のあとがきは、大抵1週間くらいを目安に出ると思います。
やはり実験的要素を多分に含んだ小説だったんですね。
それにしても、昔に比べて一回分の文字数が原稿3枚から2枚に減っているとは・・・。確かに改行の多い小説だと、全く読み応えのないうちに「つづく」になってしまって、気が抜けますよね。その点はかぎ括弧や濁点などが少ないほうが読みごたえはありました。そして次回への「ひき」は本当に見事だったと思います。このひきのおかげで、どれほどやきもきさせられたことか・・・(笑)。本当に冒頭部分は文句なしにひきつけられ、新聞連載小説として大傑作の誕生に立ち会っているのかも!?なんて興奮していました。
そして、そのひきのおかげで、途中からですが、毎日感想文なんて、無謀なことをはじめてしまったんですよね〜。そして、その後についての感想は、最終回に述べたとおりです(汗)。
でも、まぁ後悔はしていません。
なんだか、作者様の文章が意外にも(?)あっさりと素直な感じで(汗)、こちらも素直にありがとうっていう気持ちになりました。単純なの。私・・・。

で、古語による実験ということでしたが、私の感想は・・・。
うーん。連載中の感想にもちょっと書いたんですが、貴夫が大学に入る頃までは古語の使用も良かったと思うんですよね。本文の薄暗い印象というか、あの事件によって落とされ続ける影と昭和な時代背景、それに貴夫の美しさに引っ張られて違和感なく読めていたいと思います。
けれど、大学中期以降はどうも浮いている印象でした。
はっきり強烈に違和感を覚えたのは、貴夫と結婚した嫁に弟が言い寄って云々という回でしょうか。あの回は、すごく古語が多かったんですけど、なんというか、嫁と弟の下世話な感じと古語の格調高さが最高にマッチしなくて、もったいないと感じたんですよね。具体的にどんな言葉が使われていたのかは、ちょっと思い出せませんが。
いやね、古語が格調高いなんていうのも実は幻想で、それが普通の時代はいろんな場面で使われていたのだろうと思うのですが・・・。
でも、美しい言葉は美しい場面で使って欲しいっていう読者のわがままかなぁ・・・(笑)。とにかく、そこら辺以降からは、現代により近づいていたこともあり、貴夫の言動に受け入れがたいところありで、どうも浮いているなぁって思う場面が多かったので、そういう点でも実験だったのでしょうか。みんなが古語に慣れてきた所で、内容も実験的にしていくみたいな。

いやー、でも全国紙でファンじゃない人も読むのに、実験って堂々と言っちゃうのも挑戦的というか、大御所的というか・・・。頭が下がります。
こうなってくると、書評などもいやおうなく気になってきますね。もうしばらくこの作品の行く末を気にしていこうかと思いました。

繰り返しになりますが、筒井先生、お疲れ様です。ありがとうございました!
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聖痕終感想。

第238回。最終回

人は終末にどう行動すべきかの理想を考える時は今しかないし、これを逃したら永遠にみじめな者に陥るという警告…。

でもなぁ。
葉月が今まで実行してきたことと合致・・・?
というとよく分かりません。

貴夫がずっとしてきたこと。
意識か無意識かは分からないですが、
自分を脅し、祖父を殺した弟、女達の不倫、土屋(笑)、犯人その他もろもろを許し、受け入れてきたこと。
でも、だから宗教者として導けるかって言えば、そうじゃないよなぁと思う。
だって、それなら土屋を排除するんじゃなくて、もっと別な結果があったはず。
身内、いいと思うもの、信奉者のみ受け入れて、後は排除してれば、王国にはなるよね。
それとも、土屋は穏やかに終末を受け入れる前に早々に淘汰される運命ということか。

いやいや、多分本筋からずれてきた。

最後をどのように迎えるのか、誇りを持って、穏やかにその時を迎えられるか。
それが問われているんだと思う。
それまでは、思いっきり抗って生きてもいいんじゃないかな。
無宗教と答える自分かっこいいという風潮かも知れないけど、それって無知じゃなくて?って気もする。信じられるもの探したり、信じられる何かを持って、確信を持って生きて、死んでいくのは、おかしいことじゃないよね。
でもオウムとかで、宗教=怪しいっていう先入観が出来上がっちゃってるもんね・・・。

うーん。まとまらない・・・。

最後で読者のために分かりやすく書いてくれたことで、なんだか混乱しています(汗)。
これが全体を通したテーマだったのか・・・ってことは分かりますけど。穏やかに、責めず、腐らず、努力を怠らず、勤勉に、許し、受け入れ、助け・・・っていう主人公を作り上げた意味はなんとなく分かりましたが、それが貴夫のやってきたこと(不倫&援助交際推奨)と完全に合致するかというと、どうも分からないというのが本音。
さらに、よく分からない信念、最高の美、財力、うまいことうまいこと立ち回ってくれるエリートしかいない周囲の人物、あらすじっぽい文章を総合すると、中間あたりからすっごく面白くなかったんですよね〜。(笑)
初めが最高の出だしだっただけに、竜頭蛇尾感がものすごかったんですよね。
面白くなる?面白くなる?って思いつつ、別に起伏なく進むので、ホント辛かった(汗)。
就職してから本当に面白くなかったもんなぁ。
もっと読みたい!ここで貴夫はどう思っていたの?っていう興味にはことごとく応えてくれなかった小説(汗)。
別に面白さを求める本じゃありません!って怒られそうですが。
もっともっと読みたいところは一杯ありました。
でも最後に考えさせてくれました。くれました、って言うには時間が全然足りないけど。この感想って、第一印象を述べているに過ぎないし。
本当は「こんなに分かりやすく書かなくても分かりなさい!」って言われるかも!?

まとまらんなぁ。
まぁ、私程度の感想なんてこんなもんです。
申し訳ありません。
それにしても、娘のをどりって、本当に関係なかったなぁ・・・(汗)あそこをけずって、他の事書いて欲しかったです。

また思いついたら、書くかもしれませんが、とりあえずこんなところでしょうか。
途中から感想を書き始めましたが、いやー、多分、二度とこんなことはしません(笑)。何が嬉しいって、明日からタイトル考えなくていいこと・・・!(爆)
大体、毎日日記もつけていないのに、相当無謀でした。
続けてこられたのは、私の適当な感想に毎日のようにコメントを下さった方々のおかげです。感想をやめそうになる私をコメントで励ましてくださったり、爆笑コメントで癒してくださったり、一緒に憤ってくださった方々、本当にありがとうございました。コメント欄まで読んでくださっている方はお分かりだと思うのですが、私自身、コメントを返信するまでに考えがまとまったりして、ブログの本文より長文を書いていることがままありました。コメントを下さった方の意見に触発された部分もありました。
周囲に読んでいる人がいなくて、意見交換が出来なかったのですが、コメントに刺激されて考え直したり新しい意見が出ることもありましたので、本当に感謝しています。ありがとうございました。

ろくな文学素養もありませんし、筒井先生の著作も特に読んでいない私が感想なんておこがましいと思っていましたが、とりあえず最後まで書けて良かったです。後は単行本のあおりが楽しみやねぇ(笑)。解説・・・は、自分が恥ずかしくなるから飛ばす・・・(冷や汗)。


最後になりましたが、筒井先生、好き勝手ばっかり書いて、申し訳ありません。毎日ありがとうございました。
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聖痕末感想。

第237回。

残り1回。

金杉君の演説。
またかぎ括弧。
長広舌だから地の文と区別を付けるためという読者へのサービスなのか。(汗)

それとも・・・。
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聖痕零感想。

第236回。

「人別きせずびびることなく振舞った」

って、どういう意味で書いているのか疑問。

やっぱりこの小説に震災関連を入れないほうが良かったのではと思う。
被災地に行った女性の第一声として「化粧ができなかった」という言葉を選ぶならば。



とにかく、あの日のこと、あの日から変わったことに、想いを馳せよう。
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聖痕泡感想。

第235回。

残り3回。
持ってた。
持ってた男・金丸。
ていうか、全然反省してないだろ。
腐ってきて怖くなっただけだろ。
それだけだろ。
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聖痕卑感想。

第234回。

だから、「悩ましきかな」って言ってたのは誰だったんだよぉ!

金丸は最低だな。
畜生にも劣るわ。
自首する勇気がない?
それは心のどこかで自分を正当化しているからだ。
まぁ、でも金丸の告白は、ここら辺が新聞連載の限界かなぁと思いました。

この小説は、世間一般に罪と考えられていることに対し貴夫が赦しを与え、神の領域に入る・・・か?。

とまぁ、乱暴に言ってしまえばそんなファーストインプレッション。

嫁への告白以降、聖痕について悩む描写が一切なかった貴夫。
生活面でも、不都合がある描写はなかった。
むしろ、貴夫の心理や直接的描写がどんどん減っていき、あったとしても信念とかを作り上げて、悦に入っているか、神目線になっている描写ばかりなので、私ももう犯人に対して怒りなど感じるはずもない。
だから、「許す」という言葉は、意外でも何でもないなぁという印象。
これが嫁に告白して、なんとか自分の気持ちになんとか折り合いをつけましたって頃に金丸登場だったらまだ面白かったと思うんですけど、何しろレストランの妙な信念とか娘のどうでもいい描写が長すぎた。それも別に面白いわけじゃないし。
なんとか折り合いをつけましたって言っても、告白したからすっきりしたとか、それ以降は夢を見なくなったとかいう描写もまるっきりなかったから、こっちが「もうどうでもいいのかな」って感じるしかなかったという・・・。

とりあえず、「悩ましきかな」の人と貴夫が同一人物とは思えないんですけど。
だって、悩むことないもん。困ってないし。
なんにしても、なんとなく盛り上がらない気分でございます。

明日から「悩ましきかな」が始まったら面白いかも。
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聖痕軽感想。

第233回。

わたし、大学の頃、土屋が金丸にたどり着くのではないかと思っていました。
あの頃まではまだ聖痕のことが切迫感を持って不安に思える時期だったんですが・・・。

うーん・・・。
就職してからレストラン、妙な信念、娘と、盛り上がらなかったので、今ひとつ現在が盛り上がれない・・・という感想でしょうか。
嫁への告白以降、全く苦悩が描かれなかったもんね。

明日はいくらなんでも、貴夫の心情だろうな。
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聖痕片感想。

第232回。

あー、真岡の大叔父と繋がるのねー。
で、ここはどこなんでしょうね。

なんというか・・・金丸に比べれば、土屋なんてかわいいもんじゃぁないの(?)。彼、口だけで実行に移さない分別はあったもんね(?)。

にしてもなぁー。
新聞連載の辛いところか。
天使のような貴夫少年は遥かかなた昔のことなので、ちょっと実感として掴みづらい・・・。
現在は美しさの描写があまりなかったし、いろいろ信念とかでいい印象ないからね・・・。
ここは単行本で読んだ方が楽しめるか?

まぁ、今まで散々肩透かしを食らっていたので、ようやくのエピソードなのですが、相当冷静に読んでいる自分がいます。
まぁ、これは読者側の事情。
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