５ パンドーロ 兵どもが 夢の跡
かつて兵どもが美味を求めて奮戦し、はかなく散っていった台所に、今はただパンドーロが残るのみであるなぁ・・・。
と言うような感慨を持ちつつ（違）、パンドーロ最終章であります。
注）この文章は、一連のパンドーロ製作日記（1,2,3,４）を経てから読んでいただくと、貴女もパンドーロの虜と成り果てるかと存じます。
さて、祈るような気持ちでパンドーロの生地をオーブンに入れた私です。
釜伸びはメッチャいいです。
膨らむ膨らむ・・・。
35〜40分・・・。
完成！
・・・。
うっ！！
黒い！（笑）
焼きすぎた・・・。
はい。
なんていうか、
「ゴロン・・・」
って、音がしましたもんね。
硬い音がしましたもんね。
・・・。
気を取り直して。
味見用に、小さなバラの型で焼いた分を切って見ました。
「ゴリゴリ」
って、硬い音がしたのは、気のせいではない。
っかしーなー。
これって、ふんわり柔らかなパンじゃなかったっけ？
中身は、こげ茶色の表面に反して、ちゃんと黄金色してます。
これだけで満足しますよ。ええ。
食む。
・・・。
ものすっごく、不思議な感触。
なんだろうこれ。
パン
ではないことは分かる。
でも、
スポンジケーキみたいとはとても言えん。
言ってみれば、
バターケーキのが近い。
ええー。
これで正しいの？
ふんわりふわふわしっとり？（ではない）
美味しいことは美味しいのだが。
サッパリ分からん。
頭の中は完全にハテナマークが覆っておりますよ。
でも。
気を取り直して、
パンドーロ型で焼いたほうを、ちゃんとパンドーロの正式な食べ方にしてみました。
はい。
ビニール袋にいれて、粉砂糖を全体にまぶすように振ると、こんな風に粉砂糖まみれになって、これぞパンドーロでございと主張できるでしょう？
私、「ちゃんと作ったパンドーロは日持ちする」、むしろ、「日にちを置いて食べる為に、今までの苦労をしてきたのだ！」と証明する為に、2日ほど放っておきました。（乾燥しないようにジプロックには入れましたぞ）
で、待ちに待った発酵という名の苦労の成果を見る日がやってきた！
見て！
これだけ見たら、申し分ないパンドーロに見えるよね。
中身はちゃんと黄金色。
「ゴリゴリ」って音は気のせいという方向で！
食む。
うっ！！
パッサパサやんけー！！
はい。
パサパサに成りました。
2日前は、あんなにバターケーキのように（？）しっとりしていたものが。
パッサパサになりましたとも。
しっとりのしの字も消えうせましたとも。
なんなんだ、これ。
失敗。
完全なる。
すみません。
今迄読んで頂いて、ありがとうございます。
このような結果とあいなりましたことを、深くお詫びいたします。
やっぱり、発酵はなめてはいけませんね。
ううーむ。
謎は深まるばかり。
本当に美味しいパンドーロとは、いかなるものか。
そんな深遠なる疑問を残しつつ、
「遥かなるパンドーロ 第一部・完。」
しかしここで！
ひとすじの光明が！！
緊急告知！
疲れきった私にもたらされた朗報とは！？
これ以上一体何が続くと言うのか！？
待て、次号！
と言うような感慨を持ちつつ（違）、パンドーロ最終章であります。
注）この文章は、一連のパンドーロ製作日記（1,2,3,４）を経てから読んでいただくと、貴女もパンドーロの虜と成り果てるかと存じます。
さて、祈るような気持ちでパンドーロの生地をオーブンに入れた私です。
釜伸びはメッチャいいです。
膨らむ膨らむ・・・。
35〜40分・・・。
完成！
・・・。
うっ！！
黒い！（笑）
焼きすぎた・・・。
はい。
なんていうか、
「ゴロン・・・」
って、音がしましたもんね。
硬い音がしましたもんね。
・・・。
気を取り直して。
味見用に、小さなバラの型で焼いた分を切って見ました。
「ゴリゴリ」
って、硬い音がしたのは、気のせいではない。
っかしーなー。
これって、ふんわり柔らかなパンじゃなかったっけ？
中身は、こげ茶色の表面に反して、ちゃんと黄金色してます。
これだけで満足しますよ。ええ。
食む。
・・・。
ものすっごく、不思議な感触。
なんだろうこれ。
パン
ではないことは分かる。
でも、
スポンジケーキみたいとはとても言えん。
言ってみれば、
バターケーキのが近い。
ええー。
これで正しいの？
ふんわりふわふわしっとり？（ではない）
美味しいことは美味しいのだが。
サッパリ分からん。
頭の中は完全にハテナマークが覆っておりますよ。
でも。
気を取り直して、
パンドーロ型で焼いたほうを、ちゃんとパンドーロの正式な食べ方にしてみました。
はい。
ビニール袋にいれて、粉砂糖を全体にまぶすように振ると、こんな風に粉砂糖まみれになって、これぞパンドーロでございと主張できるでしょう？
私、「ちゃんと作ったパンドーロは日持ちする」、むしろ、「日にちを置いて食べる為に、今までの苦労をしてきたのだ！」と証明する為に、2日ほど放っておきました。（乾燥しないようにジプロックには入れましたぞ）
で、待ちに待った発酵という名の苦労の成果を見る日がやってきた！
見て！
これだけ見たら、申し分ないパンドーロに見えるよね。
中身はちゃんと黄金色。
「ゴリゴリ」って音は気のせいという方向で！
食む。
うっ！！
パッサパサやんけー！！
はい。
パサパサに成りました。
2日前は、あんなにバターケーキのように（？）しっとりしていたものが。
パッサパサになりましたとも。
しっとりのしの字も消えうせましたとも。
なんなんだ、これ。
失敗。
完全なる。
すみません。
今迄読んで頂いて、ありがとうございます。
このような結果とあいなりましたことを、深くお詫びいたします。
やっぱり、発酵はなめてはいけませんね。
ううーむ。
謎は深まるばかり。
本当に美味しいパンドーロとは、いかなるものか。
そんな深遠なる疑問を残しつつ、
「遥かなるパンドーロ 第一部・完。」
しかしここで！
ひとすじの光明が！！
緊急告知！
疲れきった私にもたらされた朗報とは！？
これ以上一体何が続くと言うのか！？
待て、次号！
Comments
ありがとうございます！
お久しぶりです！そうですか〜、成功しそうですか、うらやましいです。
実は、今年一度挑戦したんですよね。
しかし！
見事失敗しまして･･･（笑）。
第一回目よりひどい出来になりまして･･･。（ぜんぜん膨らまず）心が折れて、とてもブログにアップできなかったのですよね。
でも記録のために一応アップしようかなぁと思ったら、画像どこに保存しただろう･･･状態です（汗）。
＞失敗の原因
なるほど〜、パンドーロドロンさんの貴重な情報ありがとうございます！
私、二回目はヨーグルト酵母作ってみたんですが、やっぱり失敗しまして、またただのパン用天然酵母にしまして。それから、どうも最終のバター入れの後の発酵がうまくいかないんですよね〜。バターの温度が低いのかなぁって思ったり、そこで発酵力が低下しちゃうのかなぁっておもったり。それもグルテンと関係あるんでしょうか。
あー、でもパンドーロドロンさんのお話を読んだら、また作りたくなってきました。（笑）でも、時間がない･･･。お正月休み返上でやろうかな･･･。
イタリアの料理サイトのレシピを使いました。多分、うまくいくと思います♪
今までの失敗の原因が分かりましたよ。
容積比とか無視して作っていたため、生地量かなりオーバーして型に詰め込んでました。３個焼ける分量を１個の型に入れてたりとか・・・。また、最後にバター等をクリーム状にして加えますが、その際にしっかり捏ねていませんでした。いつもデロデロの状態で終わっていたため、しっかりとグルテンが繋がっていなかったようです。諦めずに捏ね続けたら、ツルンと綺麗な生地になりました！！
この２点が、今までの失敗の原因だったようです。もしまた挑戦することがあるならば、参考にしてくださいね。
ありがとうございます！
そうそう！
まさに、次回の記事で、それ系のことを書きますんで、どうぞよろしく！です。
夏に、アイスを挟んで・・・素敵だ・・・。ってことは、夏でもパンドーロってあるって事ですかね？クリスマス限定ではないんですね。
私も夏場に食べてみようかしらん。
ようこそ、いらっしゃいまして、ありがとうございます！
はじめまして！
お恥ずかしながら、こんな結果となりました・・・。
この失敗を糧にしていただけたら・・・（汗）。
ヨーグルト酵母を起こしてらっしゃるのですね！素晴らしい。やはり、基本はそこのような気がします（笑）。
私も次回やる時は、ヨーグルト酵母を起こしてみたいと思いました。
美味しいパンドーロが出来るといいですね！
ありがとうございます！
これ、本当に難しいですわ。
発酵温度が、本当に辛いです。
発酵器が欲しいです（また言ってる）。物欲を果てしなく刺激するレシピではあります。
ロムスカ！
ロムスカ！（違）
ありがとうございます！
完成しました〜。
ま、完成形には程遠い出来だったわけですが！
見た目、粉砂糖を振れば、美味しそうに見えるんですよねー。
本当にパンって難しいです。
みえさんも、パンドーロ食べてみてくださいねー。
朗報気になります。
ところでそちらにはドンク系のぱんやさんってないのですか？
年がら年中パネトーネとパンドーロの真空パックがおいてあります。
真空のせいか本場物よりパさっと感がない。
私は割と好きなんです。
（カロリーが書いてあるのでなかなか買えないのですが）
夏場はアイスを挟むデザートも
イタリアにはあるんですよ、
おいしいです＾＾
すごい…発酵ものはやっぱりたいへん〜。
ところで、
そちらにはドンク系のぱんやさんってないですか？
ドンクだと真空パックされたパンドーロとパネトーネが年がら年中おいてあるんですよ〜。
本場でも食べたけど、パさっと感はドンクの方がない気がしてなかなかおいしいです。
（真空パックされているからかな）
パンドーロを焼きたく色々さまよっていてこちらに来ました。
長〜い工程、お疲れさまでした。
まさにリアルタイムで興味深く〜また楽しく見守っていました。
辻さんのレシピを見つけた時、無理でしょ？て思ったのですが、少し勇気が湧いてきて、私も挑戦して見ようかとヨーグルト酵母を起こしているところです。
型も届いたし、とりあえず出来るまでほかレシピで試してみようかな。
いろいろお聞きすることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
NOT○ムスカなる、ロスカ・デ・レイエスの記事をアップしましたよ。
http://plaza.rakuten.co.jp/kabatan/diary/201106230000/。
ついに完成したのですね！
見た目はおいしそうですよ！
本物のパンドーロを頂いた事が
無いのですから・・・・
hirorinさんの記事に頼るしか
ありませんが・・・
一番下の写真は・・・
おいしそうに焼けていると
思いますが！でも・・・・
本当に手間ひまのかかる
難しいレシピなんですね！
お疲れ様でした！
朗報？？？？ほお？？？
楽しみにしてお待ちして
おりますが・・・
一息入れて・・・ゆっくり
してね！