SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
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女中部屋のウェルシュラビット その2.

前回のその1に引き続き、ジェーンエアの物語の食卓です。

今回は、リード夫人宅の小間使いアボットと、保母のベッシィが食べようとしていたウェルシュラビットを作ります。

ウェールズ地方のチーズトーストで、なぜラビットと言うのかは、はっきりしないようですが、貧しい人がウサギ肉の代わりに食べたからなど、諸説あるそうです。

では早速作ります!
パンを軽くトーストします。
チェダーチーズを細かくおろし、

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ビール(イギリスではエール)、マスタード(私は和がらしで代用)、ウスターソースを加え、良く混ぜる。
マスタードは、本来粉マスタードのようですが、粒マスタードでもいいのではないでしょうか。家にはどちらもなかったのです…。
お子様向けや、苦手な方はビールの部分を牛乳に置き換えると良いです。

混ざったものを、バターを溶かした鍋に入れ、チーズが溶けるまでかきまぜながら火を通します。
この時、沸騰させない方がいいようですので、弱火で。塩コショウで味を調えます。でもチーズが塩味なので、こしょうだけにしました。

本文中で、ベッシィが
「焼き玉ねぎを添えてね」
と言っているので、玉ねぎを甘味が出るまで、塩コショウをして炒めたものを使います。

トーストしたパンに、半分は炒めた玉ねぎをのせ、

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溶かしたチーズを上から載せます。
もう一度トースターに入れ、チーズがブクブクしてくるまで焼きます。

w.jpg


出来上がり!

おお。
チーズがとろっとして、おいしそうです。イメージはハイジのチーズ乗せパンみたいですね。

食む。

!!
熱い!!

チーズが非常に熱くて、上あごをやけどしてしまいました。

ですが。
おいしい!

予想以上にからしの風味がピリッと聞いて、ビールの風味も相まってかなり大人の味。
そして、ベッシィの言葉に従って、焼き玉ねぎを乗せたものは…。

もっとおいしい!

玉ねぎの甘さがチーズの大人風味をいい具合に中和して、とっても美味。
もちろんなしでもおいしいのですが、玉ねぎありの方が、子供にはウケると思います(もちろんビールを牛乳に変えて)。

チーズたっぷりなので、かなりお腹にたまりますが…。

それにしても、からしやビールの風味が何ともジャンクな雰囲気を醸し出しています。お手軽な食事にぴったりですねー。
こんな感じでいかがでしょうか。

食堂で同僚たちみんなでワイワイ言いながら食べる雰囲気を想像しながら…。
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Comments

hirorin ... 2012/05/20 10:18 PM
>みえさんへ。

ありがとうございます!
このチーズはチェダーチーズですよ。
しかし熱くてびっくりしました(笑)。みえさんも作るときはどうぞ気を付けて…。
でもとってもおいしかったので、おすすめです!!
みえ ... 2012/05/20 09:41 PM
こんばんは!
美味ししそうですが・・・火傷には要注意ですね!私もかなりの猫舌で・・・
熱いスープなどを頂く時は・・・危険です!ご一緒されている方は平気でも、私は口の中の火傷で、皮が剥けちゃうなんて事が何度もありまして!(汗)
でも、とっても美味しそうですし、これは
おつまみにも嬉しいな!今、頂きたくなって来ます!これ、チーズも鮮やか・・・
チェダーチーズですか?美味しそうで
お腹がグーッて鳴ってますよ!(爆)
今日も、ご馳走様でした!
夢に出てきそうです!アハハ〜!
hirorin ... 2012/05/20 05:37 PM
>kabatanさんへ。

ありがとうございます!
チーズがガツンと胃に来る感じですが、本当においしいですよ♪
チーズフォンデュみたいにして食べてもおつまみにいいかなぁ。
kabatan ... 2012/05/20 04:12 PM
美味しそうです〜。大人のチーズトーストって感じです。イギリス料理とか微妙な気がしますが、パン料理系は何となく美味しそうなイメージがあります。

ゴルディのレシピ、アップしましたのでお知らせです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kabatan/diary/201205160000/

こちらは昔の労働者階級のハイティーを再現してます。
http://plaza.rakuten.co.jp/kabatan/diary/200901160000/

こちらはヴィクトリア時代のチーズマフィンです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kabatan/diary/200809180000/

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