モンスター・シナモンロール。
ミステリークッキングです。
ミステリークッキングって何?という方は、コチラをクリック!
今回は、クッキングママシリーズ第四作、「クッキングママの事件簿」より。
モンスター・シナモンロールです。
花婿が誘拐されるという事件により、結婚式が延期になってしまった主人公のゴルディ。花婿のトムの身を案じつつ、トムの荷物の中から、レシピカードを引っ張り出して、手掛かりを掴もうとします。
その中に、「G(ゴルディのこと)に食べさせてみること」という、トムの身を案じる婚約者からすれば感涙もののメモ書きが入った、このシナモンロールのレシピがありました。いてもたってもいられず、翌日行われる教会の礼拝用に作ることにします。
このシナモンロール、一つがとにかく巨大らしく、レシピ通り12個分作ると、22×33㎝の焼き皿2枚分のレシピなのです。(汗)
そのまま作ると、っていうか、どう考えてもそのまま作ることはできませんので、今回は、2つ分だけ作ることにしました。全量で作るとなると、なんと粉だけで1㎏以上使うことになってしまうのですよ!ゴルディは、手でこねていましたけど、ホント、すごいです(笑)。
さて、シナモンロールと言っても、例によって、私はシナモンが苦手なので、シナモンはなしで(汗)代わりにバニラ風味にしました。
まずバター28gを溶かし、牛乳40g、グラニュー糖約18g、塩1g、水20mLを混ぜておきます。(レシピでは予備発酵ありのドライイーストを使っていますが、私はインスタントドライイーストを使いますので、予備発酵の手順は割愛します)
中力粉190g、にインスタントドライイースト約3gを加え、溶きほぐした卵50gと、液体類を混ぜ合わせ、滑らかで艶が出るまでよくこねる。
30℃で約1時間発酵。(今回は50分でできました)
ここで注意!
モンスターシナモンロールと銘打たれているため、私は何とかゴルディが作ったものに似せたいと思い、一つが大きなロールにすることを考えました。
レシピでは生地を60㎝×90㎝に伸ばして、60㎝を12等分してロールにしています。つまり、ロールの一つの高さは、分割時点で一つ5㎝なのです。そして、巻く長さは90㎝なのです。
ということは、私の場合、生地を10㎝×90㎝にのばさなくてはならないのです。
そこで、1時発酵が済んだ時点で、ガスを抜いてからこのようにロール状にし、10分ベンチタイムを取ります。
で、そこから何とか10㎝×90㎝近くに伸ばすことが出来ました。こうしないと、丸いパン生地からいきなり伸ばすのは不可能だと思われます。
かなり厚さは薄くなりますね。
フィリングを用意します。
フィリングですが、生地にもかなりバターが入っていますので、思い切って、分量を半分にすることにしました。
バター22g、ブラウンシュガー60gです。
ブラウンシュガーは、残りが少なかったので、今回自作してみることにしました。
白砂糖60gに対して、モラセス約0.5mL弱を加えてよく混ぜます。
こちらはハンナ・スウェンセン方式を採用しましたが、やってみると結構色が薄いですね。もっとモラセスを入れてもいいかなぁと思いました。
で、バターを溶かしたものに、ブラウンシュガーを混ぜ、バニラエクストラクト小さじ1を加えます。良く混ぜて、生地に塗り付けます。
本当は生地全体をお見せしたいのですが、全体を写すとなると、キッチンのいろいろを写すことになりますので、一部分だけでご容赦ください。90㎝って、かなり長いです。(汗)
はじからぐるぐると巻いていきます。
ちょうど10㎝位の幅になりました。これを2等分します。
ちょうどいい型がないのですが、25㎝×10㎝のローフ型に入れます。
35度位で1時間発酵。(今回も50分ほどで出来ました)。
175℃で20~30分焼く。
なかなか綺麗に焼けました。
アイシングをかけます。
クリームチーズ36gにホイップクリーム10mL、粉砂糖72gバニラエクストラくと小さじ1/6を加え、良く混ぜる。
かなり甘いです!
半分の量でも多いくらいです。今回片方にだけ塗りましたが、これだけ塗っても相当余りますので、この半分量で作っても余るくらいではないかと(笑)。
出来上がり!
おお…。
モンスターというだけあって、大きいし、渦巻もぐるぐるといっぱい巻いてうれしいですね。
パン屋さんでチョコシートなどのパンがこういうのよくありますよね。
すごくおいしそう!
でも甘そう!(笑)。
フィリングがキャラメル状になって、下にべた~ってついています!
食む。
ううむ!
甘い!
けど
おいしい!
シナモンではないので、切ってみると渦になっているのかどうかもよくわからない状態で写っていますが、バターのおかげで、きちんとロール部分ではがれるようになっていますよ。
生地はふんわりふわふわでおいしいです。
フィリングがちょっとキャラメルっぽく飴状になっているので、食べるときは少し温めて食べるといいですね。
本当は一皿分(6個)作れば、再現として本物っぽくできるのでしょうけど、とても家では消費できそうもないし、その前にこねることが困難になりますので、二個分だけ作りましたが、それでもモンスターの名にふさわしく、こんなに大きくできました(笑)。
召し上がれ!
今までのミステリークッキングの作品別まとめはコチラ。
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今回は、クッキングママシリーズ第四作、「クッキングママの事件簿」より。
モンスター・シナモンロールです。
花婿が誘拐されるという事件により、結婚式が延期になってしまった主人公のゴルディ。花婿のトムの身を案じつつ、トムの荷物の中から、レシピカードを引っ張り出して、手掛かりを掴もうとします。
その中に、「G(ゴルディのこと)に食べさせてみること」という、トムの身を案じる婚約者からすれば感涙もののメモ書きが入った、このシナモンロールのレシピがありました。いてもたってもいられず、翌日行われる教会の礼拝用に作ることにします。
このシナモンロール、一つがとにかく巨大らしく、レシピ通り12個分作ると、22×33㎝の焼き皿2枚分のレシピなのです。(汗)
そのまま作ると、っていうか、どう考えてもそのまま作ることはできませんので、今回は、2つ分だけ作ることにしました。全量で作るとなると、なんと粉だけで1㎏以上使うことになってしまうのですよ!ゴルディは、手でこねていましたけど、ホント、すごいです(笑)。
さて、シナモンロールと言っても、例によって、私はシナモンが苦手なので、シナモンはなしで(汗)代わりにバニラ風味にしました。
まずバター28gを溶かし、牛乳40g、グラニュー糖約18g、塩1g、水20mLを混ぜておきます。(レシピでは予備発酵ありのドライイーストを使っていますが、私はインスタントドライイーストを使いますので、予備発酵の手順は割愛します)
中力粉190g、にインスタントドライイースト約3gを加え、溶きほぐした卵50gと、液体類を混ぜ合わせ、滑らかで艶が出るまでよくこねる。
30℃で約1時間発酵。(今回は50分でできました)
ここで注意!
モンスターシナモンロールと銘打たれているため、私は何とかゴルディが作ったものに似せたいと思い、一つが大きなロールにすることを考えました。
レシピでは生地を60㎝×90㎝に伸ばして、60㎝を12等分してロールにしています。つまり、ロールの一つの高さは、分割時点で一つ5㎝なのです。そして、巻く長さは90㎝なのです。
ということは、私の場合、生地を10㎝×90㎝にのばさなくてはならないのです。
そこで、1時発酵が済んだ時点で、ガスを抜いてからこのようにロール状にし、10分ベンチタイムを取ります。
で、そこから何とか10㎝×90㎝近くに伸ばすことが出来ました。こうしないと、丸いパン生地からいきなり伸ばすのは不可能だと思われます。
かなり厚さは薄くなりますね。
フィリングを用意します。
フィリングですが、生地にもかなりバターが入っていますので、思い切って、分量を半分にすることにしました。
バター22g、ブラウンシュガー60gです。
ブラウンシュガーは、残りが少なかったので、今回自作してみることにしました。
白砂糖60gに対して、モラセス約0.5mL弱を加えてよく混ぜます。
こちらはハンナ・スウェンセン方式を採用しましたが、やってみると結構色が薄いですね。もっとモラセスを入れてもいいかなぁと思いました。
で、バターを溶かしたものに、ブラウンシュガーを混ぜ、バニラエクストラクト小さじ1を加えます。良く混ぜて、生地に塗り付けます。
本当は生地全体をお見せしたいのですが、全体を写すとなると、キッチンのいろいろを写すことになりますので、一部分だけでご容赦ください。90㎝って、かなり長いです。(汗)
はじからぐるぐると巻いていきます。
ちょうど10㎝位の幅になりました。これを2等分します。
ちょうどいい型がないのですが、25㎝×10㎝のローフ型に入れます。
35度位で1時間発酵。(今回も50分ほどで出来ました)。
175℃で20~30分焼く。
なかなか綺麗に焼けました。
アイシングをかけます。
クリームチーズ36gにホイップクリーム10mL、粉砂糖72gバニラエクストラくと小さじ1/6を加え、良く混ぜる。
かなり甘いです!
半分の量でも多いくらいです。今回片方にだけ塗りましたが、これだけ塗っても相当余りますので、この半分量で作っても余るくらいではないかと(笑)。
出来上がり!
おお…。
モンスターというだけあって、大きいし、渦巻もぐるぐるといっぱい巻いてうれしいですね。
パン屋さんでチョコシートなどのパンがこういうのよくありますよね。
すごくおいしそう!
でも甘そう!(笑)。
フィリングがキャラメル状になって、下にべた~ってついています!
食む。
ううむ!
甘い!
けど
おいしい!
シナモンではないので、切ってみると渦になっているのかどうかもよくわからない状態で写っていますが、バターのおかげで、きちんとロール部分ではがれるようになっていますよ。
生地はふんわりふわふわでおいしいです。
フィリングがちょっとキャラメルっぽく飴状になっているので、食べるときは少し温めて食べるといいですね。
本当は一皿分(6個)作れば、再現として本物っぽくできるのでしょうけど、とても家では消費できそうもないし、その前にこねることが困難になりますので、二個分だけ作りましたが、それでもモンスターの名にふさわしく、こんなに大きくできました(笑)。
召し上がれ!
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Comments
ありがとうございます!
そう・・・シナモンは抜きです(爆)。シナモンが好きだったら、もっと世界が広がることは分かっているんですが・・・(笑)。
一度パン教室で作ったときは、食べられたんですよねー。そのときは本当に美味しかったのですが、どうも苦手意識が先で、作れません。
しばらく頂いてないですが、美味しそうな記事に、シナモンロール頂きたくなってきました!
あれ?シナモンは苦手だったかと思ったら・・・ちゃんとバニラ風味にされたのですね!(笑)
でも、綺麗な焼き色に食べ応えもありそう!クルクル感も素敵です!
ご馳走様でした!
ありがとうございます!
大きいですよね!私も初め分量と形をどうするか途方に暮れたのですが、今回の方法で何とか乗り切りました(笑)。
モンスターが少しでも表現できて良かったです。
やっぱりアメリカのこういうパンは、本当に甘いし、脂っこいですね。フィリングのバターと砂糖を正規の量加えたら、と思うと…すごいことです。
そうそう、この回のゴルディは、いつもにもまして追い詰められていましたよね。霊界から電波受け取ったりして。(爆)
>うっかり
あ、やっぱりですか?でも、ゴルディのレシピなら、読み込んでいますので、全然大丈夫ですよ!(笑)
この間、ゴルディのレシピなのにハンナのレシピを作りました~と報告してました。うっかりをお許しください<(_ _)>。