いやー、本当に参りましたねぇ。
2月8日から降り出した雪には!
関東も普通に雪国みたいな積雪でしたもんね。
ここ、杜の都では、一説には78年ぶりの積雪だったそうな。
9日の朝起きたら玄関が開かなかったんですわよ。
こんなこと初めてでございます。
庭は雪に埋もれました。
ものすごいパウダースノー。
これでスキーやったら最高のコンディションは間違いないです。
こんなにさらさらで軽い、雪かきが楽な雪も珍しいなぁって。
しかししかし!
私2月9日がなんと休日出勤だったんですよね〜。
道は幸い空いていたんですが、車でいつもの裏道を通ってしまったため、生まれて初めてタイヤがスリップして動けなくなってしまいました。(涙)
今までブレーキが利かずにスリップしたことはあっても、発進の時にタイヤが空回りして動けなくなることは初めてだったのです。
怖かった〜!
30分以上立ち往生してしまいました。
JAFに電話してもでやしない!!(号泣)
ずっと話し中なの。
もう怖くて手は震えてくるし、パニックになるしで、本当に情けなかったです。
でも、ご親切な通りすがりのドライバーさんが止まってくれて、何とか車をけん引したり、押したりしてくれました。
けん引してくれたのに、けん引してくれる車のほうもタイヤがスリップして、2台とも動かなくなったりして(爆泣)。
もうどうしようもなくて、最終的に近くの家に助けを求めてバケツにお湯を入れてもらい、雪を溶かしました(汗)。
動いた〜!
と思って、助けてくれた方にお礼を言って連絡先を聞こうとしたら、また動かなくなって(爆汗)、もう一台車を止めてくれた方が今度こそ車を押しながらアクセルの踏み方を指導してくださって、ようやく普通に走ることができました。
でも、助けてくださった方々は、「こういう時はお互い様だから!」と言って、結局そのまま走り去ってしまいました…。
皆様ご親切に助けてくださって、本当にありがとうございました!
仕事場についたらまず雪かき。
雪は軽いのですが、かいてもかいても減りやしない!
まず駐車場の確保のために雪をどけるのですが、駐車場も広いからさー。
全然私のスペースまでたどり着かないの(笑)。
しかも休日だから、人手が足りないしね。
でも、やっぱり近所の方々が手を貸してくださって、何とかみんなで協力して乗り越えました。
でも話はここで終わらないのです!
問題は帰り道なんですね〜。
大きな幹線道路はまだいいのですが、道路の雪が全く溶けない状態で、さらに夜になると凍る…。
もう朝の経験で、雪道への恐怖が私に植えつけられてしまったのです。
道路には雪と氷の轍ができていて、轍が凍ってしまうと、轍にタイヤが取られてスリップし、普通の雪道を走るより、実は怖いんですよ。
その日なんとか帰れるとしても、翌朝大渋滞になるのは目に見えています。
しかも氷のスリップ地獄。
そこで!
お恥ずかしながら、仕事場の近所に住んでいる同僚の家に泊めてもらうことになりました(大汗)。
一応自分で運転するのは怖いから、タクシーで帰ろうと思って、タクシー会社に電話してみたんですね。そしたら「今日は全部出払っていて無理です〜」って断られてしまいました。
今まで何度も大雪や嵐の度に、「うちに泊まったら?」と言ってくれる人ではあったのですが、まさか本当にそんなことになろうとは想像もしていませんでした。
でも、嫌な顔一つせず私を迎えてくれて、本当にありがたく、うれしかったです。
体にとっても、十分休むことができて助かりました。
それにしても、もっと大雪の降る日本海側とか、北海道の人々って、本当に通常どうやってるんだろうって想像すると、頭の下がる思いです…。
皆様「こういう時はお互い様だから〜」って言ってくださって、今回は全てそこに甘える格好になってしまいました。
いつか、私もそうやって誰かを助けられる人になりたい!
立ち往生した車のために自分が止まってくれたり、他人を泊めてくれたりって、その人に余裕と優しさがないと絶対無理ですよね。
当たり前のようにそれをしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
このご恩は絶対忘れません!