山岡の資質。
しつこく美味しんぼの話題。
今回は30巻あたりの究極VS至高の件です。
まぁ、この漫画のテーマというか、読者をぐいぐいとひきつけていた重要な要素というのが、この山岡を中心とした東西新聞側の究極と、海原雄山を頂点とした至高側の対決なんですね。突き詰めれば、山岡と雄山の宿命の親子対決を公衆の面前でやっている、という。
しかし、30巻付近の対決では、山岡が醜態をさらしまくってて、雄山ファンにとっては、カタルシスを感じまくりになっています。
雄山に比べると、山岡は断然青いというか、情けないんですね。
だって、山岡って、雄山の前に出ると、途端に焦ったり、毒づいたり、わめいたり、品のない行動ばかりとるわけです。
団社長にも指摘された通り、雄山を負かすことばかりに心を奪われて、肝心の料理への心が曇っていることが多いんですよね。
ま、こんなことは私が言うまでもなく、散々議論されてきたことでしょうから、いいのですが、私が問題にしたいのは、24巻のスパゲッティ対決での山岡の非道さです。
この回で、例によって雄山打倒にばかり目が向いている山岡は、栗田のスパゲッティに対する考察に全く耳を傾けず、自分の思い通りに和食材を使ったパスタばかりを作っています。それに二木さんが加担して、それに怒った栗田さんはメニュー作りに協力しません。
このとき、山岡は雄山に大敗を喫するわけですが、問題はその後。
負けた後、二木さんに「この後食事しましょう」と誘われるのですが、断ります。
二木さんと別れた山岡は、栗田さんに、「この後食事でもどう?」と誘うのです。つまり、山岡は栗田がメニュー作りに欠かせない大事な人であったことを初めて思い知ったので、仲直りの為に食事に誘うわけです。
しかーし!
これって、酷くない?
山岡は、反省して栗田と仲直りしたように見えますが、二木さんの誘いを断ったことで、自分が栗田の案を省みなかったのは、二木さんにおだてられ、乗せられたからだと暗にほのめかしているように感じられます。
二木さんは間違っていた。正しかったのは、栗田だよ。俺は栗田へと戻っていくよ。という宣言に感じられるのです。
否!責任は、おだてられた山岡が負うべきだ。栗田の出したヒントに気づかなかったお前が愚かなのだ!(by 雄山)
多分ね、栗田と山岡があの後ご飯食べに行ったと二木さんが知ってしまったら、恋する乙女は、例えようもなく傷ついたと思うね。
考えすぎ、ただのひがみ、被害妄想と笑わば笑え。
だって、そうじゃん。
ここで本来なら、メニュー作りに協力した二木さんを交えて、反省会をすべきですよ。
元はと言えば、イタリア料理を修行したくせに、パスタ料理を馬鹿にして、カルボナーラも満足に作れないシェフに協力を求めた時点で間違っているのだが。(笑)
とにかく、このときの山岡の行動は、人としてサイテーね。
そんなこんなに懲りず、鮭対決(30巻)で、またやっちゃうんですよ。こいつら。
こいつらさー、過去の対決から、学ばないわけ?
つか、究極のメニュー作りで、給料もらってんでしょ?
なのに、なんで栗田はメニュー作りに協力しないで大きな顔してるわけ?
今回の原因は、お互いの恋と嫉妬心から、喧嘩して山岡が一人でメニューを作ることになったわけだが、それって社会人として、終わってるでしょ。どう考えても。
もうね、本当に、こんなんでは全然
勝てる気がしないよ。
雄山になんて、勝てないよ。
一生勝てないよ。
むしろ、勝って欲しくないよ。
結果、あわや究極のメニューが失格、という事態にまで発展しそうになります。
この事態に、さすがの谷原部長の堪忍袋の緒が切れて、
「やる気がないなら、やめてくれ」
とまで言わせてしまいます。
ほんと、やめて欲しいよ。読者としても。のらりくらりとした恋模様で、雄山との真剣勝負を汚さないで欲しいわけ。
つか、雄山に失礼でしょー!(笑)
と思った雄山ファンは、数知れないと予想されますが、いかがでしょう。
ま、山岡の社会人としての資質は、漫画の中で、言うまでもなく完全否定されているのですが。
今回は30巻あたりの究極VS至高の件です。
まぁ、この漫画のテーマというか、読者をぐいぐいとひきつけていた重要な要素というのが、この山岡を中心とした東西新聞側の究極と、海原雄山を頂点とした至高側の対決なんですね。突き詰めれば、山岡と雄山の宿命の親子対決を公衆の面前でやっている、という。
しかし、30巻付近の対決では、山岡が醜態をさらしまくってて、雄山ファンにとっては、カタルシスを感じまくりになっています。
雄山に比べると、山岡は断然青いというか、情けないんですね。
だって、山岡って、雄山の前に出ると、途端に焦ったり、毒づいたり、わめいたり、品のない行動ばかりとるわけです。
団社長にも指摘された通り、雄山を負かすことばかりに心を奪われて、肝心の料理への心が曇っていることが多いんですよね。
ま、こんなことは私が言うまでもなく、散々議論されてきたことでしょうから、いいのですが、私が問題にしたいのは、24巻のスパゲッティ対決での山岡の非道さです。
この回で、例によって雄山打倒にばかり目が向いている山岡は、栗田のスパゲッティに対する考察に全く耳を傾けず、自分の思い通りに和食材を使ったパスタばかりを作っています。それに二木さんが加担して、それに怒った栗田さんはメニュー作りに協力しません。
このとき、山岡は雄山に大敗を喫するわけですが、問題はその後。
負けた後、二木さんに「この後食事しましょう」と誘われるのですが、断ります。
二木さんと別れた山岡は、栗田さんに、「この後食事でもどう?」と誘うのです。つまり、山岡は栗田がメニュー作りに欠かせない大事な人であったことを初めて思い知ったので、仲直りの為に食事に誘うわけです。
しかーし!
これって、酷くない?
山岡は、反省して栗田と仲直りしたように見えますが、二木さんの誘いを断ったことで、自分が栗田の案を省みなかったのは、二木さんにおだてられ、乗せられたからだと暗にほのめかしているように感じられます。
二木さんは間違っていた。正しかったのは、栗田だよ。俺は栗田へと戻っていくよ。という宣言に感じられるのです。
否!責任は、おだてられた山岡が負うべきだ。栗田の出したヒントに気づかなかったお前が愚かなのだ!(by 雄山)
多分ね、栗田と山岡があの後ご飯食べに行ったと二木さんが知ってしまったら、恋する乙女は、例えようもなく傷ついたと思うね。
考えすぎ、ただのひがみ、被害妄想と笑わば笑え。
だって、そうじゃん。
ここで本来なら、メニュー作りに協力した二木さんを交えて、反省会をすべきですよ。
元はと言えば、イタリア料理を修行したくせに、パスタ料理を馬鹿にして、カルボナーラも満足に作れないシェフに協力を求めた時点で間違っているのだが。(笑)
とにかく、このときの山岡の行動は、人としてサイテーね。
そんなこんなに懲りず、鮭対決(30巻)で、またやっちゃうんですよ。こいつら。
こいつらさー、過去の対決から、学ばないわけ?
つか、究極のメニュー作りで、給料もらってんでしょ?
なのに、なんで栗田はメニュー作りに協力しないで大きな顔してるわけ?
今回の原因は、お互いの恋と嫉妬心から、喧嘩して山岡が一人でメニューを作ることになったわけだが、それって社会人として、終わってるでしょ。どう考えても。
もうね、本当に、こんなんでは全然
勝てる気がしないよ。
雄山になんて、勝てないよ。
一生勝てないよ。
むしろ、勝って欲しくないよ。
結果、あわや究極のメニューが失格、という事態にまで発展しそうになります。
この事態に、さすがの谷原部長の堪忍袋の緒が切れて、
「やる気がないなら、やめてくれ」
とまで言わせてしまいます。
ほんと、やめて欲しいよ。読者としても。のらりくらりとした恋模様で、雄山との真剣勝負を汚さないで欲しいわけ。
つか、雄山に失礼でしょー!(笑)
と思った雄山ファンは、数知れないと予想されますが、いかがでしょう。
ま、山岡の社会人としての資質は、漫画の中で、言うまでもなく完全否定されているのですが。