SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

金柑の蜜煮。

みをつくし料理帖です。

今回は第2巻「花散らしの雨」より。

金柑の蜜煮 です。

この料理は、この巻の2章、「花散らしの雨ーこぼれ梅」に出てきます。
再現仲間のkabatanさんも作られていますので、そちらもどうぞ!

つる家を訪れた又次さんを見て、澪は息を飲みます。以前会ったときより、気苦労を重ねた様子ですっかり面窶れしていたのです。
驚く澪に、又次さんはいつものお弁当箱を取り出して、金柑の蜜煮を作ってくれるように頼みます。お弁当箱の持ち主に金柑の蜜煮を食べさせたい理由、遠い昔の思い出が甦ってくるうちに、澪はその理由に思い当るのです。
澪の母わかも、特別美味しく作った金柑の蜜煮。
澪にとって水害がある前の思い出は、全て本当に大切なものだったんだねと感じられるお話ですね。思い出を大事にしているからこそ、親友の危機を知ることができたんですから。本当に細かいサインを逃さず、相手のことを思いやる。気の利かない私には途方もないことですねぇ…(涙)。

この料理のポイントは、途中で酢を少量加えることで味がまろやかになり、少し長く置けるようになることだそうす。

ki.jpg


我が家はあまり金柑を食べる習慣がないのですが、今回綺麗な金柑をお店で見つけたので、作ってみました。
たくさんある種を全て取り除くので、結構根気がいりますね。

ki2.jpg


ひたひたの水とたっぷりの砂糖で煮ていきます。
今回は、上白糖とグラニュー糖半々で作ってみました。金柑は250gで作っています。
シロップが煮詰まってきたら酢を垂らしてひと煮立ちさせたら出来上がり。

ki3.jpg


綺麗につやつやしていますね〜。

ki4.jpg


出来上がり!
甘くておいしいです〜。
苦みがないあっさりしたマーマレードみたい。
澪の時代には白砂糖は超高級品だったそうなので、三温糖を使ったほうがより江戸時代っぽいかもしれませんね。
comments (6) : trackbacks (0) : Edit

羽生選手の凱旋パレード。

行ってきました〜。
天気が良くて本当にありがたかったですね。

行ったのはおとといですが、何やらパレードの印象が強すぎて、昨日自分が何をしていたか全く覚えていません。
ええっと。
どうしましょう(笑)。

羽生結弦選手のオリンピック金メダル記念パレードが杜の都で行われました。
前回の楽天に引き続き行ってまいりました。
このたびは、パレードの資金不足のために発売されたTシャツも購入してみました。

ha3.jpg


これが!
2万9千枚作られたのですが、パレード当日に7千枚売れて完売だそうです(汗)。
前回の楽天パレードでも、資金不足はギリギリまで心配されたのよね(笑)。
宮城県民って、ぎりぎりにならないと動かないのはお約束ね…(笑)。

さて!
当日は早朝から待っていた方もいらしたということですが、私は11時から場所取りしました。はい、遅いです。
その時すでにものすごい人々が場所取りしていましたので(汗)。
でも、まぁ、結構いい位置で見られたので良しとします。
とはいえ、パレード開始は1時30分ですから、2時間半は身動きの取れない状況で待っていたわけです。
パレードが終わったとき、腰が痛かった…(笑)。
当日はNHKを除くすべての在仙テレビ局が生中継をしていましたので、とりあえず2局の番組は録画しておきました。
日テレのスッキリの阿部リポーターがいましたよ。

sk.jpg



待って待って、ひたすら待って。
ついにその時がやってきました!

ha.jpg


羽生選手です!
はい。
ごめんなさい。
こんな画像で。
でも、思ったよりものすごく近く見られて、はっきり言って動揺してカメラどころじゃなかったのが正直なところ。
楽天パレードの時よりずっと近くで見られました。

ha2.jpg


このバックの看板のもうちょっと右に渡辺謙氏が写っているのよね。貴重なツーショットを逃してしまいました。
まぁ、どうでもいいですね。

そんなこんなで、パレードは満足して終了。
羽生選手、ずっとにこにこしていろいろポーズも決めてくれてありがとうございます。
本当にいい人だなぁって思いました。
当日、被災地のための義捐金寄付も行ってくれたんですよ(涙)。
偉いですよね…。なかなかできることではありません!

まだ19歳という若さで、忙しく大変だと思いますけが、けがに気を付けて、頑張ってください〜。
comments (4) : trackbacks (0) : Edit

清美オレンジのクレームブリュレ。

久しぶりにお菓子作りをしてみました。
辻口博啓氏の「ちゃんと作れるスイーツ」より。

清美オレンジのクレームブリュレです。

cr2.jpg



このクレームブリュレ、清美オレンジの果肉がそのまま入っているんですが、

cr.jpg


それだけじゃなくて、クレームブリュレ自体にもオレンジの風味を移しているので、全部からさわやかなオレンジ風味を感じ取れます。
清美オレンジってものすごく甘いので、甘いクリームに入れちゃって酸味が出ないかな?って心配は全くいりません。
これは美味しかったです〜。
表面はバーナーでカラメリゼしました。

cr3.jpg


ちょっと分厚すぎたかな?カチカチと割るのにちょっと苦労してしまいました(笑)。

cr4.jpg

comments (4) : trackbacks (0) : Edit

浅利の御神酒蒸し。

みをつくし料理帖です。

今回は、第5巻「小夜しぐれ」より。

浅利の御神酒蒸し です。

澪が料理人を務める「つる家」の店主種市。彼にはかつて一人娘がいました。
娘の名前は「おつる」。つる家の屋号は、種市の娘の名前から取ったものだったのです。
いつもは陽気で優しい種市さんですが、今回は彼とおつるさんのの哀しい過去が明らかになります。

今まで封じ込めていた種市さんの悲しみと怒りが、ある人物の登場によって一気にあふれだし、衝撃的な事件が起こってしまいます。
人は、大切な人のためなら鬼にもなれる。
優しい種市さんしか知らなかったふきちゃんは、そんな人の業に触れてショックを受けますが、ご寮さんは彼女を厳しく諭すのでした。
人にはいろんな面があって当然。恐ろしい激しい一面を見たと言っても、その行動の裏にある真の心に気づけるようになりなさいと。
そうですよね。怖い面を見たと言っても、今まで長い間受けてきた優しさ、本当の種市さんが消えるわけではないですもんね。
ふきちゃんが又次さんをやたらと怖がらないようになったのも、この一件の影響があるかもしれません。
事件が起こった後、ご寮さんが種市さんの様子を見に行ったとき、もしかしたらみんな、とりわけふきちゃんに恐ろしい姿を見せて傷つけたと、悲しんでいたのかなぁと思いました。だからご寮さんは、あえてこの時に諭したのかも。

事件が起こってしばらく、つる家の空気にくらい影が落ちますが、澪は少しでも種市さんに元気になってほしいと、好物の浅利を使って気が晴れるような、それでいて元気を取り戻せるような料理を作ります。
それが今回の浅利の御神酒蒸しです。

余談ですが、このお話で澪とふきちゃんがお店の大掃除をしていた時に、坂村堂さんが大福を差し入れてくれるのですが、その時の描写がとっても美味しそうで好きなんですよね〜。私、おもちは苦手なんですが、「たねや」の大福だけはびっくりするくらい美味しくて夢中で食べてしまった覚えがあるんです。あの時の美味しい思い出が甦って、また食べたいなぁって、いつも思います(杜の都では、残念ながら手に入りません)。はぁ〜、美味しそう。
さらに差し出してくれる坂村堂さんがいかにものんきそうで、気が利いていて、うれしくなってしまうんですよね〜。昼餉を食べようとつる家の前を通りかかったけれど、大掃除をしている澪たちを見て、何も言わずに大福を買ってきてくれたのかなぁって思います。

閑話休題。

作り方は、ごま油で生姜と鷹の爪を炒めて香りを移した所に浅利をざざっと加え、軽く炒めてから酒をとくとくと流しいれてすかさず蓋をし、浅利が口を開けるまで熱すれば出来上がり。
とても簡単ですが、浅利の砂だしは、澪も抜かりなくやっています。

as.jpg


画像では目立ちませんが、お汁もたっぷりよそっていますよ。
では早速…。

辛いのはあまり得意でないので、生姜と鷹の爪は少な目に入れました。
でも!
ごま油と生姜、鷹の爪の風味が浅利に十分に移って美味しい!
酒蒸しをさらに豪華にした感じですね。
ごま油っていうのが目新しいです。
塩味は全く入れていませんが、浅利から出たうまみと塩分で十分に塩味は効いています。逆に塩辛いくらいかも(笑)。
みをつくしシリーズのレシピは、優しい味が多いのですが、この浅利の御神酒蒸しはそのイメージを覆す、ガツンとパンチ力のある味です。
美味しかったですよ♪
comments (5) : trackbacks (0) : Edit

京都の出汁巻き卵。

「danchy」の4月号が卵特集から、また作ってみました。
京都「かじ正」のレシピで出汁巻き卵。
出汁巻きって美味しいですよね〜。
こちらの出汁巻きは、出汁が本当にたっぷり入って、巻くのも難しいほどだとか。
出汁の割合は、私の計算が正しければ(笑)、卵+出汁のうち、約44%です。
それをまとめる秘訣は、葛を少量加えること!
かなり緩い卵液なので葛が必要とのことです。

da.jpg


実は一度作って、薄口しょうゆの量を間違えてしまったので、今回は二回目。
ちょっと表面に焼き色がついてしまいましたが、何とかまとまりました。
ちなみに、卵焼き器の大きさの関係で、卵は3個で作っています。

これが!
美味しい〜!
トロッととろけるようなふわっとやわやわ、じゅんわりと出汁が染み出すような、美味しい出汁巻きです〜。
卵の返しがとっても難しいですが、最後に巻き笥で形を整えるので、それほど神経質にならなくても何とかなる!(笑)
comments (4) : trackbacks (0) : Edit

ご無沙汰しておりました。

気が付いたら、2週間以上更新しておりませんでした!
弱小ブログとはいえ、いつも見てくださる方、コメントを残してくださる方へ、申し訳ありませんでした。

更新を休んでいた間、かなり忙しくしており、とてもブログを開く余裕がなかったんですよね…。
でも病気などではありませんので、ご心配なく!

そろそろ更新を再開しようかと思っています。
でも!

ネタがない!

ミステリークッキングも全くできておらず、どうしましょうって感じです。

まぁ、何とかやっていきますので、またよろしくお願いします!

az.jpg


そんなわけで、今回はキャスロンというカフェのあずきと抹茶のパルフェ。
こちらのパフェ、ほとんどソフトクリームで構成されています。
このソフトクリームがこちらのお店のこだわりなんですよね〜。北海道の牧場で見つけたソフトクリームだそうです。
あんこもたっぷりでかなりお腹いっぱいになりますが、美味しいですよ♪
comments (6) : trackbacks (0) : Edit

チリの地震。

チリ地震の影響で明日津波が来るかもしれないということです。
被害が起こらないことを願っています!
comments (3) : trackbacks (0) : Edit
1/1