シナモン・スコーン。
ミステリークッキングです♪
ミステリークッキングって何?という方は、コチラをクリック!
今回は、
「クッキングママの検屍書」より。
シナモンスコーンです。
とある理由により、息子アーチ・親友マーラ・マーラの義理の兄ボウ将軍と山小屋で過ごすことになったゴルディ。
乏しい食材の中から、皆がお腹をすかせないように知恵を絞ります。
朝ご飯に選んだのは・・・。
山小屋の中にあった固形バターミルクと酒石英。それを活用して、即席スコーンを作りました。
これ、レシピだけを見ると、普通のスコーンというには、全然材料が足りてないように思えます。だって、スコーン本体に、バターもショートニングも使わないんですよ?油脂が、バターミルクしか入らないのです。
それを油脂と呼んでいいならば、である。
これで本当にスコーンができるのか!?
これぞミステリークッキング!
と言うわけで、
お約束の今回の食材のネックと言えば、
「固形バターミルク」
アメリカンベーキングをやってみようかという日本人の心をことごとく打ち砕くこのキーワード。
そもそも、このバターミルクとは何ぞやってとこなんですけど。
もともと、バターを精製するときに出てくる副産物らしい。
バターは生クリームの油脂を固めたものなのですが、そのバターを除いた生クリームの水分をバターミルクと呼ぶのです。
現在では、科学的に作られているようですが、アメリカではポピュラーなものらしく、ちょっと酸味のある飲み物と言うか、液体の食材。
これをパンやら、ケーキやらに加えることで、ふんわりと上手に膨らむ作用を起こすらしい。よくバターミルクパンケーキなんぞと、アメリカンベーキングのレシピに載っておりますが、それに使われているのがこれと言うわけです。
って、もっともらしく述べておりますが、全然、実物なんて見たことないですからね!
日本では市販されておらず、常人は手に入らないように出来ているため、今回は、東京に行った時に手に入れた輸入物のバターミルクを使うことにしました。
輸入物なので、液体ではなく、固形というか、粉末状のものですが。
それがこれだ!
左のおっちゃんが笑っているパッケージのやつです。
見た目は、黄色っぽくて、匂いは粉ミルクみたいな感じです。
日本では手に入らないと言うことで、今までバターミルクといえば、低脂肪乳にレモンやら酢やらを加えてバターミルクもどきを作って利用しておりましたが、このたび、めでたく本物を使えることと相成り申した。
だって、バターミルクもどきを使っても、いい結果になったのか、効果ないのかいまいち分からなかったし、酢やらレモンの風味がどうしても気になってたからね!
で、右にあるのがレシピでいうところの酒石英・つまりクリームタータです。
これとベーキングソーダを混ぜることで、即席ベーキングパウダーが出来ます。
さて、前置きが思いっきり長くなりましたがとりあえず、出来上がりはコチラ。
このスコーン、山小屋で作ったとあって、オーブンではなく、フライパンで焼いております。なので、焼き色が両面にこんがりと出ていますねー。
で、早速実験!ではなく、調理開始!
まず、バターミルクを水溶かす。
今回は、本当に美味しいものが出来るのか不安だったので、全量作ると8個できるところを1/4量にして、2個しか出来ない計算にしました。すみません。
小心者で・・・。
で、固形バターミルクは大さじ1/2に水25mLを加えてよく溶かします。
これ、注意しないと溶けにくいんですねー。ダマダマにならないように溶かしてください。
で、小麦粉カップ1/4(30gほどか)に酒石英小匙1/8・ベーキングソーダ小匙1/8・塩小匙1/16・砂糖小匙1/4をよく混ぜたところにバターミルクを加えて混ぜます。あ、私はシナモンが苦手なので、いつものように割愛。
バニラを加えようとしていたけど、やっぱり忘れました。
で、混ぜた結果がこれだよ!
!?
はい。
ベタベタです。
箸とかで混ぜた方がいいかと・・・。
で、打ち粉を盛大にして、何度も織り込みながら、捏ねる。
ちょっとまとまりました。
いやー、でも量が少ないので、捏ねるって言うか、本当にまとめただけですね。
これを2等分して、ショートニング大さじ1/2を溶かしたフライパンにおいて焼く。
火加減は中火。と言っても、焦げるのですぐ弱火にしました。
焼き面が狐色になったら裏返して更に焼く。
しばらくして、一つを割ってみて、スコーンっぽくなってたら出来上がり。
いやー、これがびっくり。本当にスコーンみたいにふんわり焼きあがるんだもん。
暖かいうちに、バターやリンゴジャムを添えて食べる!
感想は・・・。
焼き色のついた表面はパリパリですが、中はふんわり、しっとりと焼きあがっております。
普通のスコーンより、ふんわりした感じ。
やはり、バターが入っていないので、風味という点では全く劣るというか、粉の味しかしないのですが、これはこれで、食べられます。
まぁ、バターやジャムがあるから美味しく食べられるのですが・・・。
ゴルディの小学校時代の先生の格言
「空腹にまずいものなし」
を実感できる食べ物でしょう。なんて言うか、非常食みたいな感じかな。
なんにしても、バターミルクのおかげか、ふんわり焼きあがりました。
重曹が入っていますが、苦味などは感じなかったですね。
沢山あるから、他のお菓子にもジャンジャン使わないとね!
どうぞ召し上がれ!
ミステリークッキングって何?という方は、コチラをクリック!
今回は、
「クッキングママの検屍書」より。
シナモンスコーンです。
とある理由により、息子アーチ・親友マーラ・マーラの義理の兄ボウ将軍と山小屋で過ごすことになったゴルディ。
乏しい食材の中から、皆がお腹をすかせないように知恵を絞ります。
朝ご飯に選んだのは・・・。
山小屋の中にあった固形バターミルクと酒石英。それを活用して、即席スコーンを作りました。
これ、レシピだけを見ると、普通のスコーンというには、全然材料が足りてないように思えます。だって、スコーン本体に、バターもショートニングも使わないんですよ?油脂が、バターミルクしか入らないのです。
それを油脂と呼んでいいならば、である。
これで本当にスコーンができるのか!?
これぞミステリークッキング!
と言うわけで、
お約束の今回の食材のネックと言えば、
「固形バターミルク」
アメリカンベーキングをやってみようかという日本人の心をことごとく打ち砕くこのキーワード。
そもそも、このバターミルクとは何ぞやってとこなんですけど。
もともと、バターを精製するときに出てくる副産物らしい。
バターは生クリームの油脂を固めたものなのですが、そのバターを除いた生クリームの水分をバターミルクと呼ぶのです。
現在では、科学的に作られているようですが、アメリカではポピュラーなものらしく、ちょっと酸味のある飲み物と言うか、液体の食材。
これをパンやら、ケーキやらに加えることで、ふんわりと上手に膨らむ作用を起こすらしい。よくバターミルクパンケーキなんぞと、アメリカンベーキングのレシピに載っておりますが、それに使われているのがこれと言うわけです。
って、もっともらしく述べておりますが、全然、実物なんて見たことないですからね!
日本では市販されておらず、常人は手に入らないように出来ているため、今回は、東京に行った時に手に入れた輸入物のバターミルクを使うことにしました。
輸入物なので、液体ではなく、固形というか、粉末状のものですが。
それがこれだ!
左のおっちゃんが笑っているパッケージのやつです。
見た目は、黄色っぽくて、匂いは粉ミルクみたいな感じです。
日本では手に入らないと言うことで、今までバターミルクといえば、低脂肪乳にレモンやら酢やらを加えてバターミルクもどきを作って利用しておりましたが、このたび、めでたく本物を使えることと相成り申した。
だって、バターミルクもどきを使っても、いい結果になったのか、効果ないのかいまいち分からなかったし、酢やらレモンの風味がどうしても気になってたからね!
で、右にあるのがレシピでいうところの酒石英・つまりクリームタータです。
これとベーキングソーダを混ぜることで、即席ベーキングパウダーが出来ます。
さて、前置きが思いっきり長くなりましたがとりあえず、出来上がりはコチラ。
このスコーン、山小屋で作ったとあって、オーブンではなく、フライパンで焼いております。なので、焼き色が両面にこんがりと出ていますねー。
で、早速実験!ではなく、調理開始!
まず、バターミルクを水溶かす。
今回は、本当に美味しいものが出来るのか不安だったので、全量作ると8個できるところを1/4量にして、2個しか出来ない計算にしました。すみません。
小心者で・・・。
で、固形バターミルクは大さじ1/2に水25mLを加えてよく溶かします。
これ、注意しないと溶けにくいんですねー。ダマダマにならないように溶かしてください。
で、小麦粉カップ1/4(30gほどか)に酒石英小匙1/8・ベーキングソーダ小匙1/8・塩小匙1/16・砂糖小匙1/4をよく混ぜたところにバターミルクを加えて混ぜます。あ、私はシナモンが苦手なので、いつものように割愛。
バニラを加えようとしていたけど、やっぱり忘れました。
で、混ぜた結果がこれだよ!
!?
はい。
ベタベタです。
箸とかで混ぜた方がいいかと・・・。
で、打ち粉を盛大にして、何度も織り込みながら、捏ねる。
ちょっとまとまりました。
いやー、でも量が少ないので、捏ねるって言うか、本当にまとめただけですね。
これを2等分して、ショートニング大さじ1/2を溶かしたフライパンにおいて焼く。
火加減は中火。と言っても、焦げるのですぐ弱火にしました。
焼き面が狐色になったら裏返して更に焼く。
しばらくして、一つを割ってみて、スコーンっぽくなってたら出来上がり。
いやー、これがびっくり。本当にスコーンみたいにふんわり焼きあがるんだもん。
暖かいうちに、バターやリンゴジャムを添えて食べる!
感想は・・・。
焼き色のついた表面はパリパリですが、中はふんわり、しっとりと焼きあがっております。
普通のスコーンより、ふんわりした感じ。
やはり、バターが入っていないので、風味という点では全く劣るというか、粉の味しかしないのですが、これはこれで、食べられます。
まぁ、バターやジャムがあるから美味しく食べられるのですが・・・。
ゴルディの小学校時代の先生の格言
「空腹にまずいものなし」
を実感できる食べ物でしょう。なんて言うか、非常食みたいな感じかな。
なんにしても、バターミルクのおかげか、ふんわり焼きあがりました。
重曹が入っていますが、苦味などは感じなかったですね。
沢山あるから、他のお菓子にもジャンジャン使わないとね!
どうぞ召し上がれ!