SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

聖痕卑感想。

第234回。

だから、「悩ましきかな」って言ってたのは誰だったんだよぉ!

金丸は最低だな。
畜生にも劣るわ。
自首する勇気がない?
それは心のどこかで自分を正当化しているからだ。
まぁ、でも金丸の告白は、ここら辺が新聞連載の限界かなぁと思いました。

この小説は、世間一般に罪と考えられていることに対し貴夫が赦しを与え、神の領域に入る・・・か?。

とまぁ、乱暴に言ってしまえばそんなファーストインプレッション。

嫁への告白以降、聖痕について悩む描写が一切なかった貴夫。
生活面でも、不都合がある描写はなかった。
むしろ、貴夫の心理や直接的描写がどんどん減っていき、あったとしても信念とかを作り上げて、悦に入っているか、神目線になっている描写ばかりなので、私ももう犯人に対して怒りなど感じるはずもない。
だから、「許す」という言葉は、意外でも何でもないなぁという印象。
これが嫁に告白して、なんとか自分の気持ちになんとか折り合いをつけましたって頃に金丸登場だったらまだ面白かったと思うんですけど、何しろレストランの妙な信念とか娘のどうでもいい描写が長すぎた。それも別に面白いわけじゃないし。
なんとか折り合いをつけましたって言っても、告白したからすっきりしたとか、それ以降は夢を見なくなったとかいう描写もまるっきりなかったから、こっちが「もうどうでもいいのかな」って感じるしかなかったという・・・。

とりあえず、「悩ましきかな」の人と貴夫が同一人物とは思えないんですけど。
だって、悩むことないもん。困ってないし。
なんにしても、なんとなく盛り上がらない気分でございます。

明日から「悩ましきかな」が始まったら面白いかも。
comments (2) : trackbacks (0) : Edit

聖痕軽感想。

第233回。

わたし、大学の頃、土屋が金丸にたどり着くのではないかと思っていました。
あの頃まではまだ聖痕のことが切迫感を持って不安に思える時期だったんですが・・・。

うーん・・・。
就職してからレストラン、妙な信念、娘と、盛り上がらなかったので、今ひとつ現在が盛り上がれない・・・という感想でしょうか。
嫁への告白以降、全く苦悩が描かれなかったもんね。

明日はいくらなんでも、貴夫の心情だろうな。
comments (2) : trackbacks (0) : Edit

聖痕片感想。

第232回。

あー、真岡の大叔父と繋がるのねー。
で、ここはどこなんでしょうね。

なんというか・・・金丸に比べれば、土屋なんてかわいいもんじゃぁないの(?)。彼、口だけで実行に移さない分別はあったもんね(?)。

にしてもなぁー。
新聞連載の辛いところか。
天使のような貴夫少年は遥かかなた昔のことなので、ちょっと実感として掴みづらい・・・。
現在は美しさの描写があまりなかったし、いろいろ信念とかでいい印象ないからね・・・。
ここは単行本で読んだ方が楽しめるか?

まぁ、今まで散々肩透かしを食らっていたので、ようやくのエピソードなのですが、相当冷静に読んでいる自分がいます。
まぁ、これは読者側の事情。
comments (2) : trackbacks (0) : Edit

白虎隊の役者たち。(前編)

あ、気づいたら書こうと思っていた記事が放置になっていました。

昨年、すっごい昔のドラマ

hi16.jpg


hi17.jpg


(↑最初からクライマックス)
「白虎隊」を見る!っていう記事を書きましたが、感想を書かずに終わっていました…。ほんと、泣いたんですけど。
まさに開始3分で涙腺崩壊。
皆かっこよかったです。
会津の悲劇、会津の誇り、でも会津に限らず、人間の気高さをこれでもかー!と見せつけてくれるドラマ。

そこで懐かしの役者たちを画像で紹介。
いやー、若いね。そして、故人となった方々も…。
名優ばっかりですので。
ほんと、豪華です。

まず前編の画像です。

hi15.jpg


時代劇と言えばこの人。西郷頼母役の里見浩太郎。後の水戸光圀公であらせられるぞ。
前篇では、ひたすら容保公を諫める役。容保公にどこまでも嫌われている(笑)。

hi3.jpg


井上丘隅役の森重久弥。後のおっこと主である。
前後編を通じての主人公ですが、言ってみれば狂言回し的かな。確か昔見たときは、

hi4.jpg


↑神保修理(ほぼ前編の主人公・国広富之)の切腹の夜に江戸に来た割に凄くのんきな感じで、おいおいって思ったんですけど、現在見ると、これこそが当時の会津と江戸の温度差の表現だったと理解できます。
けれども、東北訛りをほんのり漂わせてしゃべってくれるので、とてもいい味になっています。

hi5.jpg


神保内蔵助の丹波哲郎。後の大霊界である。
いやー、丹波哲郎、やられた。
かっこいいよー!!
いやね、昔の時代劇映画とか見て、丹波哲郎が本気出してかっこつけたら、マジで凄いって分かっていたんですけど、さらに認識を新たにした。
前編では、神保修理の父として、ほんの数カットに出てくるだけなんですが、それでも父としての存在感をいかんなく発揮している。
下手すると、これだけの登場だったらいかにも唐突と言うか、とても修理との関係性まで表現できなかったと思うんですけど、もう凄い。
修理と話す場面なんて、ワンシーンのみ。しかもいきなり切腹を申し付けるシーン。

hi2.jpg


ここではあえて俯瞰からのワンカット長回し。でもこの抑えた演出が、ものすごくはまっています。次は人知れず息子の死を嘆くシーン。それだけで、父のやるせなさ、悲しみをしぶ〜く表現している。涙はこぼさないんだけど、うっすらと涙のにじんだ瞳に、本当にやられる。

hi9.jpg


秋月悌次郎の露口茂。
この人もかっこいい。
てか、みんなかっこいいんですけど。
この抑えめの一本調子とも取れる演技からにじみ出る迫力。すごい。

hi8.jpg


今年の大河(八重の桜)の主役・山本八重子の田中好子。
すごく可愛い。そして凛々しい。

生真面目ゆえにぶち切れた浅野内匠頭役(忠臣蔵)に続き、

hi14.jpg


生真面目ゆえに時の流れに翻弄されてしまった松平容保公役の風間杜夫。
うん、陣羽織似合うよね。
この、松平容保公の残されている写真を初めて見たとき、素直に驚いたことを覚えています。なんというか・・・すっきりとした美男ではないですか・・・。
武士というより、公家のようだと思いましたよ。にじみ出る育ちの良さというか。
お殿様って、何かが違いますね。

hi13.jpg


土方歳三の近藤正臣。はっきり言って、ものすごくかっこいい!
最初は、キザなんだけど、ちょっと軽いお茶目な感じ。でも、だんだん新選組副長としての風格を身に着けていく様が自然に演技に出ている。
近藤勇役は夏八木勲。

hi.jpg


池田屋事件の「御用改めでござる」のセリフは、どのドラマで見てもしびれる。
あ、沖田総司の画像忘れた…。

ながーくなってしまったので、続きはまた今度。
てか、白虎隊隊士一人もいないって…。
前編にはほとんど出てこないんよねー。
comments (2) : trackbacks (0) : Edit

聖痕狭感想。

第231回。

出た。
貴夫さま。

やっぱり、さま付け。


文庫化されたら、加筆あるのかなぁ。
加筆されたら買いますか?
私は買わないですけど。
comments (6) : trackbacks (0) : Edit

聖痕少感想。

第230回。

ええええええー
ちょっと・・・。
この話、13日で終了だそうですよ奥さん!。

ちょっと笑ってしまいました。(汗)

そして

例の男ここに来て登場。

まぁ、この流れだと、正直・・・。

なーんか。
震災に絡める必要あったのかなぁ。

私は、貴夫が震災でいろいろ経験して、その結果いろいろ思うことありて聖痕のことみんなに告白するのかなぁって思っていましたが。

現地調達・・・。ガソリン・・・。
トイレ。
本当に大変ですよ。水出ないし。
そういえば、貴夫はトイレどうしたんでしょうね。
いちいち個室に入らなきゃいけないっていうのも。
弟がフォローか。
comments (6) : trackbacks (0) : Edit

メープルシロップから、メープル・・・?

ちょこっと予告のようなことをしていましたが、やってみました。

メープルシロップの一瓶が、なぜか甘みが薄くて、香りも薄い気がしたんですよね・・・。甘みが頼りないので、使うとなると大量に使ってしまう・・・。
メープルシロップはグレードの違いで味が繊細で軽いモノもありますけど、どうも甘みが薄くて、物足りなかったんです。(ちなみにグレードはミディアム)
そこで、この記事の、メープルクリームの作り方を見て、これなら甘みや香りが物足りないメープルシロップも、煮詰めれば味も濃いスプレッドになるんじゃないかなぁと思って、やってみることにしました。
日本ではメープルスプレッドメープルバターで検索すると、ヒットしますよ。
きちんとした分量のレシピは、サイトにログインしないと見せてくれないようなのですが、アカウントを取るのが面倒なので(汗)、まぁ、適当に(それがいかんのだけど)。
作り方では、メープルシロップに、サラダオイルと塩を少々加えていますが、括弧がきで「もしお望みとあらば加える加えないはあなた様のご随意にどうぞ」って書いていますので、「望む所ではない」ってお答えして、なしで済ませます。つまり100%メープルシロップです!

ではでは、まず作り方にしたがって、鍋を二つ用意し、

me7.jpg


ボウルに氷をたくさん用意して、一つの鍋を氷にうずめておきます。最初にこれをしないと駄目みたいです。

me6.jpg


もう一つの鍋にメープルシロップを入れて火にかけます。
さて、作り方のサイトでは、華氏235度つまり摂氏112.8度まで煮詰めると書いてありますので、早速そのように・・・。

me5.jpg


・・・鍋が小さすぎた!(汗)
今にも吹き零れそうなほどあわ立ちますので、ちょっと深めの鍋にしたほうがよさそうです。まぁ、私の場合一瓶250mLしか使っておらず、なべ底を大きくすると失敗する公算が高いので、小さめの鍋を使ったんですが・・・。
温度を計りながら煮詰めますが、温度計が鍋肌に付くと駄目なので、難しいです・・・(汗)。
で、サイトの作っている人は「112.8度に達したら60秒はそのまま火にかけておきます」って書いていますので、そのままにしたら、あっという間に114度に上がっちまった・・・(涙)。まぁ、量が少ないからね・・・。
というか、すごく熱いし、なんだかこげているような匂いがします・・・。
いやね、カラメルの香りだって言えばそうなんですけど。
で、いつものように慌ててシロップを氷責めにしている鍋に移します。

me4.jpg


・・・うーむ!
なんか。
この時点でお手本と全然違うんだが・・・(笑)
お手本では、もっとさらっとした感じなのに、私のは濃度が高すぎ!
のろっとねとっとしています。
ううむ・・・。
まぁ、いい。
で、しばらく置いて、華氏100度つまり摂氏37.5度に冷やします。

・・・ええええ!

温度下がるって言うか、一瞬で下がったわ!(ほら、量少ないから・・・)
そして濃度がもはや高いってレベルじゃないわ!

もう飴って言ってもいい・・・(笑)。
固い!
本当はここから
木べらで混ぜていって、滑らかなメープルバターにしていくんですが・・・。

か、固い!
固まりすぎているような気が・・・(汗)。
それでも仕方なく、頑張ってかき混ぜ続けます。

me3.jpg


・・・うーむ。
水あめ!
つうか、飴!
だめだー。
メープルキャンディになっちゃったよ・・・(涙)。
ほら、大草原の小さな家シリーズで、たしかローラがおじいちゃんの家でメープルキャンディ(ていうか、メープルタフィー?)を作る場面があるじゃないですか。これってもしかしたらそういうものかなぁって思いました。
これはもう仕方ないとあきらめて、出来るだけ食べやすいように(?)、なるべく空気を含ませるように頑張ってかき混ぜ、飴って言うか、甘味料として使えないかなぁって期待を持って保存することにしました・・・。

me2.jpg


もしかして、水を加えればメープルシロップに戻るんじゃないかって思いましたけど・・・。コーヒーとかに加えればのめるんじゃないかなぁなんて思いつつ。

しかし!その落胆を凌駕する出来事が起こった!

翌日。例のメープルキャンディーもどきを見た私を待っていたのもは!

me.jpg


はい。
メープルシュガーになってた(笑)。

ええええー。

前夜どろっとして水あめ状だったものが、カチンコチンに固まって、ざらざらした結晶になっています。たぶん、頑張ってかき混ぜたことで、結晶化が進んだんでしょうね。
黒砂糖の固まりみたいなもんでしょうか。

me8.jpg


削ると、確かにメープルの味がします!(汗)
あぁ・・・。

これ、砂糖から飴を作る時もそうですけど、それ以上に繊細な温度管理が必要なんですねぇ・・・。
ま、そんなわけで、素人がおいそれと手を出してはいけないものだっていうことが分かりました。
メープルシュガー、仕方ないから削って使いますよ!
水で薄めればメープルシロップになるのかなぁ。
comments (9) : trackbacks (0) : Edit

聖痕静感想。

第229回。

昨日の感想の回数を間違えていて、書き換えました。

蛤や大鮃の人行方不明・・・怖い・・・。
comments (2) : trackbacks (0) : Edit

聖痕弱感想。

第228回。

原発はスルーか。

なんか、このエピソードで、貴夫の聖痕が皆に知られる気がする。
自分で知らせるのか、偶然知られるのかは分かりませんが。
まぁ、いつもの当たらない予言。
comments (0) : trackbacks (0) : Edit

聖痕低感想。

第227回。

娘の感性は赤ん坊並だった。

しかし、今回は・・・ほとんど読めなかった。
あれは。読めない。

感想が、書けない。
難しい。
これらのことが、私の中でまだ生々しすぎて、創作物として受け入れる用意がないのだと思う。
ドキュメンタリーとしてなら、受け入れられる。
けれども、小説としてだと、興味はやはり登場人物なのだ。事象に対する登場人物の反応なのだ。現在進行形で起こっていることに対して、架空の人物の反応を感想に出来るほど、私の中でまだ消化されていないし、現実も収束していない。
別に批判とか言うわけではなくて・・・まぁ、これが感想ということか。
comments (4) : trackbacks (0) : Edit
<< 21/129 >>