東北六魂祭。
東北六魂祭に行ってきました。
ニュースなどで御存知かも知れませんが、震災のあった宮城県に、東北六県の夏のお祭りを集めて復興に弾みをつけよう、そして、震災でなくなられた方々の霊を慰めようというお祭りです。
16日、17日の二日間で行われたのですが、私はお祭りのクライマックス、青森のねぶた、秋田の竿灯、岩手のさんさ踊り、山形の花笠踊り、宮城の七夕、福島のわらじ祭りの六つを集めたパレードを見物しに、16日の午後、杜の都の定禅寺(じょうぜんじ)通りに行きました。
いやー、予想はしていましたが、凄まじい数の人・人・人!
立錐の余地もないとは、このことです。
とりあえず、一番町通りのアーケードに出たのですが、全く身動きが取れず、国分町へ迂回して定禅寺通りに出ることにしました。これ、土地勘のない人には、全く無理だと思うのですが、七夕祭りのパレードの時にはある誘導などが、全くなく、初めて来た観光客などは、何のことやらサッパリ分からなかったであろうと思われます。途中で見かけた警察官の方も、見物客にどうなっているのか聴かれても、「私も分からないんです」なんて答えるのみ。
だめだこりゃって感じですよ。
とりあえず17時からパレード開始なので、16時前には着いたのですが、その時点で大混雑だったので、甘かったとしか言いようがないですね。
それでも何とか定禅寺通りに出て、見物のスペースを確保しようとしますが、スペースって言っても、歩道がそのまま見物スペースなので、立ち止まったところが「そこ」って感じ。
まぁ、仕方ないので、「そこ」でパレードを1時間待ちました。
いやー、とにかく暑かったです。杜の都では、例年だと梅雨が明けるか明けないかくらいの日なので、これほどの暑さも予想していなかったと思います。
例年なら、もっと涼しい日よりで見れたと思うのですが。
そして・・・。
本来車道を通行止めにしてパレードを通すのですが、なぜか車道の中央分離帯に陣取って座り込む見物人が後を絶たず。
「中央分離帯は、演技スペースなので、一般の方はどいてください」って、散々アナウンスしているのに、全く退く気配がないのは、一体どういうわけなんでしょう。
あの方がた、ものすごい心臓の持ち主?、あるいは祭りに招待された方がた?あるいは我々とは比べ者にならない高貴な方がた?、あるいはお金を払ってあそこにいる?
全く何の説明もないため、歩道側にいる見物客たちは、彼らを腹立たしげに見つめました。何しろこっちは、早くからござなどで歩道のスペースを取って座っている人たちの後方は、本当に身動き取れないくらいの中で、爪先立ちで暑さに湯がかれているんだもん。
だって、中央分離帯に座り込んでいる人のほうが、絶対涼しそうで、見晴らしもばっちりなんだもん。
最初は、警察やガードマンたちが、話し掛けて何とか退かそうとしていたようですが、全く聞く耳持たないって感じ。そのうち警察も、何も言わなくなりました。
まぁ、そんなこんなで、予定より15分ほど遅れて開始となりました。
遅れたのだって、車道に見物客があふれて、パレードがスタートできないからなんですよね。
いやー、だって、予想客が5万人に対して、この日の人では、13万人超えよ。
七夕パレードより何倍も酷かったよ。
とにかく、開始の前に、震災でなくなられた方がたへ、黙祷を捧げました。
これがあったので、このパレードが、鎮魂のために捧げられることを意識し、おごそかな心境になりました。
一部のマナー違反など、気にならなくなりましたよ。
それにしても、ただでさえ狭い定禅寺通りなのに、中央分離帯に人がいたりして、本当にねぶたは走るのかしら?なんて、嫌な予感がしつつ。
私、青森のねぶた祭りは行った事があって、その迫力と高揚感は、何者にも変え難いと思っていました。それが杜の都で味わえるなんて、ものすごく楽しみだったのです。
ちょうど私がいたあたりの斜め前くらいに、秋田の竿灯がスタンバイされていて、いやがうえにも期待が高まりました。
初めは、今年は開催できなかった仙台の青葉祭りに参加しているスズメ踊りが披露されました。
すずめ踊りは、なかなかマイナーだと思いますが、青葉祭りには、欠かせないものなんですね。
つって、画像が上手く撮れず。すみません。
青葉祭りは、ちょうど5月の中旬から下旬あたりの開催で、今年はもちろん震災の為、中止でした。毎年意識しなくても見れていたものが、今年は見られなかったのだと思うと、感慨もひとしおです。すずめ踊り、なかなかに可愛らしく、また激しい踊りと拍子ですので、マイナーですが、お勧めです。
もう一つ、仙台の七夕まつりから、七夕音頭のパレード。これは盆踊りというかんじで、まったりとした踊りです。これも撮影が上手く出来ず・・・すみません。
山形の、ミス花笠。花笠踊りも楽しそうでいいですねー。
出番を待つ秋田の竿灯と、ミス花笠の取り合わせは、絶対稀有だと思いますので、乗っけておきました。
岩手のさんさ踊り。
これが、迫力あって良かった!
さんさ踊りは、テレビで見たことがあるだけでしたが、太鼓を叩きながら、笛を吹きながら激しいリズムとステップで踊り狂う様は、なんだか、穏やかな岩手の人々からは想像できない感じで、とってもよかったです!
福島のわらじ祭り。
相馬の馬追のことで、中止だと思っていましたが、規模を縮小して行われたようですね。訂正いたします。暗いニュースが続く福島。福島をこのままにしていていいわけがない。
ここで、なんとねぶたと竿灯のパレードを中止するとのアナウンスが・・・。
ああ・・・。
何でも一番町のアーケードから見物客があふれて、とてもパレードをスタートできないとのこと。
やっぱり・・・。
ものすごく残念。
でも、一番残念なのは、わざわざこの祭りのために来てくださった秋田・青森の方がたですよね。
竿灯は何ヶ月も前から練習して、あの美しい光景が現実のものとなると聞きました。ねぶたは、この杜の都のために、わざわざ新しい山車を作って下さったそうです。本当に、ありがとう。そして、ごめんなさい。
山車は、無理なので、ハネトさん達がパレードしてくださいました。
上は、ハヤブサ新幹線のハネト(笑)。
うおおおお!
ぶれぶれで、何がなにやら・・・でも、正式なハネトさんたちです。
「ラッセーラー!」の掛け声と共に、激しく跳ね回るハネトさん。
不完全燃焼ながら、パレードは終わり。
それと同時に、見物人がパレードのあった車道にあふれ返りました。
もう収拾つきませんね。
仕方がないので、せめてねぶたの山車を見に行きました。
見に行ったというより、人の波に押されたという方が正しいですが・・・(笑)。
本当に、よく将棋倒しにならなかったものです。
一時など、満員列車よりも酷い状態でしたから。
地震を馬に見立てて、それを成敗する伊達正宗。
ありがとう。本当に皆さん、ありがとう。
今更だけど、定禅寺通りでは、本当に狭すぎましたね。
すぐ近くに三越があるので、とりあえずそこに逃れ、ちょっと顔見知りの洋服屋さんに行ってみましたが、上から少し見ていただけでもすごかったとおっしゃっていました。
画像が全て手ぶれが酷く、申し訳ありません。
しかし、これ、全てつま先立ちで、しかも腕を頭の上に目一杯伸ばした状態で撮影したものです。
そして、画像の中でも使えそうなところを切り取っているので、見にくいですが、ご容赦ください。ぶれているので、人の顔が特定されるようなことはないと思うのですが、不都合がありましたら、取り下げますので、コメントしてください。
ずっとつま先立ちだったので、なんと、今日の朝まで足のしびれが取れない状態でした。
いやー、疲れた!
二日目の今日は、なんと21万人の人でだったそうです。
パレードは、縮小して、何とか全て行ったようですが、昨日以上に、見られない人々が多かったのでは・・・(汗)。しかも昼間の一番暑い時間だったし。
とある場所で、パレードは仙台駅の東口の大通りで行った方がよかったのでは?という意見を読みました。激しく同意です。
よく考えてみれば、竿灯などは、立てるだけでも危険なのに、定禅寺通り自慢のけやき並木があっては、さらに危険ですもんね・・・(汗)。
その点、東口大通りは、歩道もものすごく広いし、車道も広いので、危険の回避は、かなり出来たと思います。
なんにせよ、初めてのことで、運営側も大変だったと思います。お疲れ様でした。そして、お祭りに参加された各県の方がた、ありがとうございます。
観光客の方、来てくださって、ありがとうございます。
ニュースなどで御存知かも知れませんが、震災のあった宮城県に、東北六県の夏のお祭りを集めて復興に弾みをつけよう、そして、震災でなくなられた方々の霊を慰めようというお祭りです。
16日、17日の二日間で行われたのですが、私はお祭りのクライマックス、青森のねぶた、秋田の竿灯、岩手のさんさ踊り、山形の花笠踊り、宮城の七夕、福島のわらじ祭りの六つを集めたパレードを見物しに、16日の午後、杜の都の定禅寺(じょうぜんじ)通りに行きました。
いやー、予想はしていましたが、凄まじい数の人・人・人!
立錐の余地もないとは、このことです。
とりあえず、一番町通りのアーケードに出たのですが、全く身動きが取れず、国分町へ迂回して定禅寺通りに出ることにしました。これ、土地勘のない人には、全く無理だと思うのですが、七夕祭りのパレードの時にはある誘導などが、全くなく、初めて来た観光客などは、何のことやらサッパリ分からなかったであろうと思われます。途中で見かけた警察官の方も、見物客にどうなっているのか聴かれても、「私も分からないんです」なんて答えるのみ。
だめだこりゃって感じですよ。
とりあえず17時からパレード開始なので、16時前には着いたのですが、その時点で大混雑だったので、甘かったとしか言いようがないですね。
それでも何とか定禅寺通りに出て、見物のスペースを確保しようとしますが、スペースって言っても、歩道がそのまま見物スペースなので、立ち止まったところが「そこ」って感じ。
まぁ、仕方ないので、「そこ」でパレードを1時間待ちました。
いやー、とにかく暑かったです。杜の都では、例年だと梅雨が明けるか明けないかくらいの日なので、これほどの暑さも予想していなかったと思います。
例年なら、もっと涼しい日よりで見れたと思うのですが。
そして・・・。
本来車道を通行止めにしてパレードを通すのですが、なぜか車道の中央分離帯に陣取って座り込む見物人が後を絶たず。
「中央分離帯は、演技スペースなので、一般の方はどいてください」って、散々アナウンスしているのに、全く退く気配がないのは、一体どういうわけなんでしょう。
あの方がた、ものすごい心臓の持ち主?、あるいは祭りに招待された方がた?あるいは我々とは比べ者にならない高貴な方がた?、あるいはお金を払ってあそこにいる?
全く何の説明もないため、歩道側にいる見物客たちは、彼らを腹立たしげに見つめました。何しろこっちは、早くからござなどで歩道のスペースを取って座っている人たちの後方は、本当に身動き取れないくらいの中で、爪先立ちで暑さに湯がかれているんだもん。
だって、中央分離帯に座り込んでいる人のほうが、絶対涼しそうで、見晴らしもばっちりなんだもん。
最初は、警察やガードマンたちが、話し掛けて何とか退かそうとしていたようですが、全く聞く耳持たないって感じ。そのうち警察も、何も言わなくなりました。
まぁ、そんなこんなで、予定より15分ほど遅れて開始となりました。
遅れたのだって、車道に見物客があふれて、パレードがスタートできないからなんですよね。
いやー、だって、予想客が5万人に対して、この日の人では、13万人超えよ。
七夕パレードより何倍も酷かったよ。
とにかく、開始の前に、震災でなくなられた方がたへ、黙祷を捧げました。
これがあったので、このパレードが、鎮魂のために捧げられることを意識し、おごそかな心境になりました。
一部のマナー違反など、気にならなくなりましたよ。
それにしても、ただでさえ狭い定禅寺通りなのに、中央分離帯に人がいたりして、本当にねぶたは走るのかしら?なんて、嫌な予感がしつつ。
私、青森のねぶた祭りは行った事があって、その迫力と高揚感は、何者にも変え難いと思っていました。それが杜の都で味わえるなんて、ものすごく楽しみだったのです。
ちょうど私がいたあたりの斜め前くらいに、秋田の竿灯がスタンバイされていて、いやがうえにも期待が高まりました。
初めは、今年は開催できなかった仙台の青葉祭りに参加しているスズメ踊りが披露されました。
すずめ踊りは、なかなかマイナーだと思いますが、青葉祭りには、欠かせないものなんですね。
つって、画像が上手く撮れず。すみません。
青葉祭りは、ちょうど5月の中旬から下旬あたりの開催で、今年はもちろん震災の為、中止でした。毎年意識しなくても見れていたものが、今年は見られなかったのだと思うと、感慨もひとしおです。すずめ踊り、なかなかに可愛らしく、また激しい踊りと拍子ですので、マイナーですが、お勧めです。
もう一つ、仙台の七夕まつりから、七夕音頭のパレード。これは盆踊りというかんじで、まったりとした踊りです。これも撮影が上手く出来ず・・・すみません。
山形の、ミス花笠。花笠踊りも楽しそうでいいですねー。
出番を待つ秋田の竿灯と、ミス花笠の取り合わせは、絶対稀有だと思いますので、乗っけておきました。
岩手のさんさ踊り。
これが、迫力あって良かった!
さんさ踊りは、テレビで見たことがあるだけでしたが、太鼓を叩きながら、笛を吹きながら激しいリズムとステップで踊り狂う様は、なんだか、穏やかな岩手の人々からは想像できない感じで、とってもよかったです!
福島のわらじ祭り。
相馬の馬追のことで、中止だと思っていましたが、規模を縮小して行われたようですね。訂正いたします。暗いニュースが続く福島。福島をこのままにしていていいわけがない。
ここで、なんとねぶたと竿灯のパレードを中止するとのアナウンスが・・・。
ああ・・・。
何でも一番町のアーケードから見物客があふれて、とてもパレードをスタートできないとのこと。
やっぱり・・・。
ものすごく残念。
でも、一番残念なのは、わざわざこの祭りのために来てくださった秋田・青森の方がたですよね。
竿灯は何ヶ月も前から練習して、あの美しい光景が現実のものとなると聞きました。ねぶたは、この杜の都のために、わざわざ新しい山車を作って下さったそうです。本当に、ありがとう。そして、ごめんなさい。
山車は、無理なので、ハネトさん達がパレードしてくださいました。
上は、ハヤブサ新幹線のハネト(笑)。
うおおおお!
ぶれぶれで、何がなにやら・・・でも、正式なハネトさんたちです。
「ラッセーラー!」の掛け声と共に、激しく跳ね回るハネトさん。
不完全燃焼ながら、パレードは終わり。
それと同時に、見物人がパレードのあった車道にあふれ返りました。
もう収拾つきませんね。
仕方がないので、せめてねぶたの山車を見に行きました。
見に行ったというより、人の波に押されたという方が正しいですが・・・(笑)。
本当に、よく将棋倒しにならなかったものです。
一時など、満員列車よりも酷い状態でしたから。
地震を馬に見立てて、それを成敗する伊達正宗。
ありがとう。本当に皆さん、ありがとう。
今更だけど、定禅寺通りでは、本当に狭すぎましたね。
すぐ近くに三越があるので、とりあえずそこに逃れ、ちょっと顔見知りの洋服屋さんに行ってみましたが、上から少し見ていただけでもすごかったとおっしゃっていました。
画像が全て手ぶれが酷く、申し訳ありません。
しかし、これ、全てつま先立ちで、しかも腕を頭の上に目一杯伸ばした状態で撮影したものです。
そして、画像の中でも使えそうなところを切り取っているので、見にくいですが、ご容赦ください。ぶれているので、人の顔が特定されるようなことはないと思うのですが、不都合がありましたら、取り下げますので、コメントしてください。
ずっとつま先立ちだったので、なんと、今日の朝まで足のしびれが取れない状態でした。
いやー、疲れた!
二日目の今日は、なんと21万人の人でだったそうです。
パレードは、縮小して、何とか全て行ったようですが、昨日以上に、見られない人々が多かったのでは・・・(汗)。しかも昼間の一番暑い時間だったし。
とある場所で、パレードは仙台駅の東口の大通りで行った方がよかったのでは?という意見を読みました。激しく同意です。
よく考えてみれば、竿灯などは、立てるだけでも危険なのに、定禅寺通り自慢のけやき並木があっては、さらに危険ですもんね・・・(汗)。
その点、東口大通りは、歩道もものすごく広いし、車道も広いので、危険の回避は、かなり出来たと思います。
なんにせよ、初めてのことで、運営側も大変だったと思います。お疲れ様でした。そして、お祭りに参加された各県の方がた、ありがとうございます。
観光客の方、来てくださって、ありがとうございます。