SWEET SWEET SWEET

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みをつくし料理帖新刊・美雪晴れ 感想

ついに出ました♪
みをつくし料理帖シリーズ最新刊「美雪晴れ」です。

ようやくご寮さんの幸せが見えてきた所から今回はスタート!
そして澪も・・・。
野江を救う金を工面するための商いを始めるには、どうしたってつる家と決別しなければならない。
いつ?どうやって?
今までつる家を中心とした話を読んできた読者にとっても、そんなこと想像もつかないこと。
まして女の身で、吉原という大きな未知の世界で商いをしなければならないなんて、澪自身全く見通しが立つはずもなく・・・。
とは言いつつ、月日は流れ、澪のあずかり知らぬところで吉原の再建は容赦なく進んでいきます。
まだまだ時間はある。
そう読者も澪も思っていたはずが、そうのんびりしてもいられなくなっていきます。

正直、前巻、今巻とどんどん話が進んでいって、もう少し澪のために時間をあげて〜って、お願いしたくなるほどです。
でもこのスピード感が、澪の感じている不安、緊張を読者にも伝えてくれいるようです。

今とにかく一読したばかりで、最後の最後、衝撃のお知らせを読んだところなので、感想をまとめようにもまとまらない感じです・・・。
だってだって!

次巻

最終巻!

おお・・・。
寂しいよう〜!
つる家、種市さん、ふきちゃん、りうさん、おりょうさん、坂村堂さん、清右衛門先生、みんなと会えなくなるなんて!!

寂しい・・・。

でも!
やっぱりスターウォーズじゃないけど「新たなる希望」がいろいろ見えたお話でしたね。
なんといっても若旦那・佐兵衛さん!
貧しいながらも全然すれてない、育ちの良さは争えないもので・・・。
初めて正式につる屋を訪れた佐兵衛一家。
前回の邂逅以来、なかなか母を訪ねなかったのは、新しい土地で生活の基盤を立てて、心配かけないように、身の回りの着物なども見苦しくなく整えるために時間が必要だったのかなぁなんて、想像してしまいました。
しかし、佐兵衛さんの奥様は結構上品ですね。もしかしてしのぶさんのように、もとはちゃんとした家の出で、家のためにやむなく・・・って感じかも、ってこれまた要らぬ想像をめぐらせております(笑)。
それにしても、婚礼の前日あまりにも自然に包丁を握る佐兵衛さんに涙が出そうになりました。
母のために出来る精一杯のお祝い。それこそ昔父に仕込まれ、自ら研鑽した技。
それが自然に出来るなんて・・・。佐兵衛さんはどんな気持ちで包丁を握ったのか。
だって釣りしのぶを持ってくるでもなく、植木を持ってくるでもなく、捨てたはずの技で母を祝う。
捨ててない、捨ててないんよ!
また、その背中を声もなく見つめる澪の緊張感、私も同じ思いを味わっていましたよ!
天満一兆庵そのものの背中を見つめつつ。ずっと目標として求めていた背中を見つめつつ。
この時間が永遠に続いて欲しい・・・。一緒に包丁を握っていたい。澪はそう思ったんじゃないかな。
とにかく、佐兵衛さんが包丁を握る場面は名場面ですよ。

前巻、あまりにもあっけないと感じた天満一兆庵の終焉に、光が差した瞬間ですよね。

坂村堂さん!
あんたええ男や!
坂村堂さんはずっと好きでしたが、いいキャラですよね〜。

なんだかまとまりませんが、今回の一回目の感想ということで。
澪についてとか、全然書いていませんので、また書くかも知れませんけど!
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