SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

レッドベルベッドクッキー。

ミステリークッキングです♪

ミステリークッキングって何?という方は、コチラをクリック!

今回は、ハンナ・スウェンセンのクッキージャーシリーズの
キャロットケーキがだましている」より。
レッドベルベッドクッキーです。

クッキージャーの共同経営者・リサの今は亡きお母さんが得意だったクッキーの再現を依頼されたハンナ。
いつものごとく、時間がない中で試作を重ね、結局一晩で作ったのがこれ。

その前に、レッドベルベッドクッキーとはなんぞやって所なんですが。
もともとアメリカには、レッドベルベッドケーキというものがありまして、そこを知らないと、このくだりはちょっと楽しめないかと思います。
レッドベルベッドケーキとは、味はチョコレートで、なぜか色が真っ赤なケーキ。
もともとは、野菜のビーツという赤い株の色をつけたケーキだったらしいのですが、現在は着色料でわざわざ真っ赤にしているケーキです。
日本人の感覚からすると、スボンジ部分が真っ赤なケーキなんて、いまいち受け入れ難いものがありますけれど、アメリカでは人気らしいですよ。
カップケーキなどでも、必ず種類があるようです。
その真っ赤なケーキに、クリームチーズのフロスティングがかかっているのです。

で、今回はそれをクッキーにしてしまおうというわけ。
出来上がりは、とりあえずこちら。

re3.jpg


うーむ・・・。
これ、直接見たら、もっと赤い色が綺麗に出ているんですが、光の関係で、茶色っぽいですね。
撮影の腕が悪いので、スミマセン・・・。
恐怖の、焼きっぱなしはこれだ!

re4.jpg


(笑)
赤いです。
レッドベルベッドケーキは、元々ベルベッドのように、しっとりした口当たりのケーキなんですが、私が作ったクッキーは、特に普通のさくさくとした歯ざわりでした(爆)
でも、
おいしい!
チョコレートを生地に溶かし込んでいて、さらにチョコチップがたくさん入っているので、とっても美味しいです。
べつに、赤い色でなくても、全然かまわないと思います。
口に入れてしまえば、味には無関係ですので(笑)

クリームチーズフロスティングも作ってみましたが、何しろ、砂糖の量が半分でも相当甘かったです。
でもクッキーとの相性は良かったですよ。
時間が経つと、クッキーがフロスティングの水分を吸って、少ししっとりしていましたが、このしっとりさでベルベッドを表現したのかな?よく分かりません。
でも、さくさくでも少ししっとりしても、両方美味しかったです!
私はサクサクの方が好きですが。

今回は、なぜか出来上がりの目安の数が書いていなかったので、何とレシピの1/8量で作ってしまいました。
だって、美味しいかどうかも不安だったんだもの・・・。
真っ赤なクッキーなんて、だれも食べてくれなかったりして・・・とか考えちゃって(笑)。

レシピは・・・。
無糖チョコレート(カカオマス)8g(笑 なんてったって、1/8量だからね!)
を、湯煎で溶かして、クッキー生地に加えるまで冷ましておく。
無塩バター14gにブラウンシュガー10g、グラニュー糖6gを加え、なめらかになるまで混ぜる。
ベーキングソーダ小匙1/16(0,3mL)と塩小匙1/16を加え、また更に混ぜる。
卵約8gを加え、またなめらかになるまで混ぜる。

re.jpg


ここで赤い着色料投入!
食用色素は、約2mLでしょうか。
私はウィルトンの赤を使いました。
ウィルトンの先生が、「この着色料は、体に悪いものは使っていないよー」と、おっしゃっていたのを信じて(笑)。
ウィルトンの食用色素は、ジェル状というか、ドロっとしているので、計りやすいです。

re2.jpg


ぐあっ!!
目の覚めるような赤だぜ・・・。
きれい、きれいだ・・・。
このような色の食べ物を、私は他に知らない・・・。

さて、遠い目になりつつ、これ以降撮影をなぜか忘れてしまい、もくもくと作業を進めてしまいました。
なので、画像ない。
あまりの赤さに怯んだのかしら。
てか、あまりに赤くて、もしエプロンとかについたら取れなくなりそうで、怖くてカメラを触ったり出来なかったんですよ。

この後、溶かした無糖チョコレート(カカオマス)を入れて混ぜ、小麦粉15gを混ぜ、その後になぜかサワークリーム約20gを混ぜ(少し暖めて柔らかくしたものを混ぜたら、問題なく混ざりました)、その後残りの小麦粉15gを混ぜ、チョコチップ21gを混ぜたら、小匙摺り切り一杯をベーキングシートに並べ、9〜11分焼く。
私は11分焼きました。
小匙でとかいてあったので、摺り切り一杯にしたのですが、ちょっと小さかったかもしれませんね。
これでちょうど14個できました。
小さなクッキーです。

さて、フロスティングです。
クリームチーズ14gにバター7gを柔らかくしたものを加え、バニラエクストラクト小匙1/16を加え、粉砂糖大さじ4杯加える・・・なのですが、粉砂糖大さじ2加えた時点で味見をして驚いた!
甘い!
びっくりの甘さですよ。
それで、砂糖投入はここで中止。
トロトロになるまでというレシピなので、状態はもっと柔らかくなるものと思われます。
冷めたクッキーに塗って、
出来上がり!

re5.jpg


これ、実際本当に美味しいので、お勧めです。
着色料はなくてもいいと思います(笑)
フロスティング無しでも、とっても美味しいですよ!
召し上がれ!
comments (11) : trackbacks (0) : Edit
1/1