SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

蒸しなすのおひたし。

みをつくし料理帖です。

今回は、直接レシピがないので、想像というか、こういうものかなぁと勝手に考えて作ってみました。
けれども、参考にしたレシピはありますので、オリジナルではありません。

第二巻「花散らしの雨」より、「蒸しなすのおひたし」です。

夏の盛りにつる家では江戸っ子の大好きな小鰭の鱠を出したところ、早々に売り切れてしまうほど好評でした。売り切れにならないように、小鰭に代わるものをと思って作った料理がこれ。
蒸した茄子の皮をむいて、濃いめの出汁を吸わせてさまし、冷たい出汁を少な目に張って茗荷をあしらったもの。
これと同じものではないと思いますが、蒸して合わせただし汁を吸わせて冷たくして食べる料理が、「土井勝の家庭料理」に載っていたので、試してみることにしました。
土井勝先生は先に茄子の皮をむいておき、縦に4等分したものを、塩水につけてアク取り蒸す。酢、しょうゆ、かつおだし、昆布、みりん、をひと煮立ちさせて冷まし、ごま油、イリゴマを合わせる。蒸した茄子には塩を軽く振り、すぐにつけ汁につけ、冷ましながら味をしませ、荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
出来上がり!
茗荷がないので、胡麻だけです。

n.jpg


こんな感じ。
つけ汁の量が少なめで、ほとんど茄子に吸われてしまったので、皿に出汁を張るほど残っていないので、澪のレシピとは違うと思いますが…。

これが…。

おいしい!!

茄子がまさに口の中でトロンと溶けてしまう!
味もしっかりしみこんで出汁の風味も鮮やかです。
ごま油が入っていますが、くどくありません。
冷たい茄子なので、やっぱり夏にぴったりです。
もう今は秋ですが、秋茄子で作ってもおいしいと思います。

今回は想像で、土井勝先生のお力を拝借しました。

とりあえず、今回の更新で1週間お休みします。
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聖痕おしるし程度感想。

第85回。

お見合いおばさん的才覚も発揮する貴夫。
秘密を守るために周囲に神経を尖らせた結果、人間観察にも長けるようになった…と。
貴夫に騒ぐのは、恋に恋していただけで、本当の自分の気持ちに気づけたなんて、幸運ね。

そのせいで女嫌いのレッテルを張られた貴夫。
超美形モテモテキャラが女嫌いというのも、昔の少女漫画ではあるあるネタである。

葉月君って、お弁当とかもらっても、絶対断るのよね…。女が作ったものなんて食べられないってことかなぁ。ヤッパリ女嫌いなの…?そんな噂の中、屋上で一人弁当を食べるはづきの君を発見する主人公。(ドキドキ!)葉月君がお弁当食べてるー!あれ、君もここで食べるの?ううん、先生に天体望遠鏡設置しろって言われて…。でも…ここって普通は立ち入り禁止でしょ?ああ、そうなんだけど…僕、先生に特別に入れてもらったんだ。模擬試験で全国ベスト10以内だったら屋上の鍵貸してもらうことになってて。へ、へー(全国ベスト…?)。(気を取り直して…)屋上って、風がすごく気持ちいいね。初めて知ったわ。うん。そうだろ?…お弁当、美味しそうね。(ドキドキ)誰かからのプレゼント?え、違うよ。僕、毎日自分で作ってるんだ。え!?僕、料理好きでさ…毎日作るのが楽しいんだ。作ってくれるって子には悪いんだけど…。あ、じゃぁ迷惑とかじゃなくて…。うん。自分で作ってるから、悪いけど断ってるだけなんだ。そうなんだぁ…。女が嫌で断っているわけではないと知った主人公。葉月君のお弁当が超美味しそうで、思わずグ〜とお腹が鳴る主人公。主人公の腹の虫に若干引く葉月君。…よ、良かったら食べる?え!?そ、そんな!いいよいいよ!慌てるけどさらにグ〜っと鳴るお腹。…ぷっ。思わず吹き出すはづきの君。え…。驚いて見ると、アハハ!…今まで見たこともない葉月君の無邪気な笑顔に、主人公は死ぬほどときめく。…屋上、気に入ったら、君も食べに来たら?他の人には内緒だけど。…え…。翌日から屋上で葉月君とお弁当を食べることになったのだった…。

聖痕は死んでもこんな展開にならないから安心して読んでいられる。

すんません、こんな妄想ばっかりで。

まぁ、中里さん達女子連中にとっては、どうしても自分になびいてくれないことへの言い訳という意味合いもあるような気がしますが。

普通なら女嫌いと思われることでわずらわしいことから逃れられるはずが、やっぱり秘密を抱えていると、小さなことにも疑心暗鬼になって、貴夫の気が休まることは無いのですね。気の毒だのう。

ところで…。
来週一週間、ブログがお休みになります。ご了承ください…。
まさかこんなとこでお休みになるとはー!
小説の中で、あんまり切羽詰まった状況じゃなくて良かったです〜。
こんな感想でも読んでくださっている方、申し訳ありません。
もう〜。
がっかりです。
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