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深皿で作るチェリー・パイ。

ミステリークッキングです♪

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今回は、クッキングママシリーズ第14巻「クッキングママのクリスマス」より。

深皿で作るチェリー・パイです。


いろいろ面倒ごとが起こりつつ、なんとかケータリングを終えたゴルディ。疲労困憊で家に戻りますが、夫のトムと話ているうちに、明日の礼拝に持っていくチェリーパイを作ろうと思い立ちます。パイ生地は作り置きしていたもので、ささっと作り始めます。

このレシピは、再現仲間のkabatanさんも作られていますので、そちらもどうぞ!

ゴルディが作るパイは、何しろフィリングが多いんですよね(笑)。だから、パイ皿は深皿をよく使っています。今回のパイも、わざわざ「深皿で作る」と但し書きがあるほど。
なので、日本で通常売られている、高さが1.5僂曚匹靴ない薄っぺらいパイ皿では、絶対中身があふれてしまうんですよね。以前ゴルディのレシピで苺のパイを作った時は日本製のパイ皿で、フィリングを半量にしたというのに、えらい目にあいました(笑)。
そこで、以前私はアメリカ製の型を手に入れ、それを使うようにしていました。でも、それでもアメリカでは普通のパイ皿なんですよね。
そこでこの出番です!

私もこれは使いたくはなかったがな・・・とうとうこいつの出番が来てしまったのか・・・。

その実態とは!

これです!

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はい。
ディープディッシュパイ皿。
これ、通常のパイ皿よりさらに深く作られているパイ皿です。
ちなみに、同じメーカーのパイ皿と比較して見ますと、

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一目瞭然で深いことがお分かりいただけると思います。実際手にとって見ると、ちょっと迫力を感じるほどの深さと大きさです。ちなみに大きさは9インチで、約23僉⊃爾気1.5インチ、つまり3.81cmです。これを使って我が家で果たして食べ切れるのかという疑問は残りますが、これを逃すともう使う機会はないかもしれん位の覚悟でやってみたいと思います。

さて。
型の問題が解決したところで。
レシピに目を通してみます。
ここで更なる問題が!

パイに使う小麦粉の量カップ3と1/2。
はい。
なんというか、多いんです!
グラムに換算してみると、約420g。
通常考えられるダブルクラストの小麦粉の量はなんと2と1/2カップですぞ(笑)。
で、当然バターの量も尋常ではなく、300g以上。さらにショートニングも入ります。
うーん(笑)。
深皿で作るからってことなんだろうケド、多い気がします。
でもゴルディのレシピをざっと見ると、他のレシピも大体この通りなんだよね。
というわけで、頑張ってこの通りに作ります!

では次の問題です(笑)。
フィリングは缶詰のチェリーです。

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私はサワーチェリーの缶詰を使うことにしました。
サワーチェリーの缶詰は、日本のものと違って、ほとんど甘みがなく、それだけで食べると本当に酸っぱいものなんです。それにしたって、加える砂糖は2カップ。つまり約400gです!!
ここで私は悩んだ!
他のサワーチェリーを使ったレシピを見てみても、それほど投入しているレシピはないんですよね〜(汗)。
これはいくらなんでも多すぎる・・・ほとんどジャムを作るくらいの糖分では?と思って、思い切ってこちらは減らすことにしました。

さて。
最終問題です。(汗)
このレシピ、ダブルクラスト、つまりパイ生地で全体を覆った生地なのに、パイ皿に敷いた生地を空焼きするんですよね。
ちょっと初めての体験ですよ(笑)。
空焼きした生地と生の生地は果たしてぴったりとくっつくのか。フィリングは染み出してこないのか。
まぁ、kabatanさんは問題なくその通り作られているので、できるんでしょうけど(汗)。

まーたまた前置きが長すぎてしまいましたが、材料です!

約23センチ深めのパイ皿1つ分12人前

パイ皮
中力粉約420g、粉砂糖12g、粗塩小さじ1、無塩バター(大さじ1の分量にして冷やしておく)345g、ショートニングまたはラード(大さじ1の分量にして冷やしておく)62g、冷やした湧き水(ていうか、水)150mL、卵白2個分(ですが、1個分で十分かと思われます)
上にふりかけるグラニュー糖適量

フィリング280g+30g(+30gはお好みで)、コーンスターチ35g、缶詰の種抜きチェリー(私はサワーチェリーを使用)2缶、チェリーの缶詰の汁240mL、無塩バター溶かしたもの13g、レモン汁小さじ1

では、作ってみましょー!

今回は、3日間に分けて作業しています。
第一日目。
まずパイ生地作り。

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パイ生地はレシピフードプロセッサーで作ることにしました。レシピでは手で作る方法を記載しております。けれど!何しろ粉全量で420gですからね。さらにバターも多いし。半分ずつ作ることにしました。おそらく我が家のフープロは、粉300gくらいが回せる最大量だと思いますので。
全体を二つに分けて、それぞれビニール袋などに入れて冷蔵庫で休ませる。時間の指定はありませんが、私は一晩休ませました。

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チェリーの缶詰をざるに空け、缶の汁を別にとっておく。

第二日目。
オーブンを200℃に温めておく。

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パイ生地を一枚分取り出し、パイ生地を麺棒で伸ばす。
これ、レシピには25僂某ばすとなっていますが、英語のレシピを見ると約23僂離僖せを指定しているんですよね。それなのに、25僂箸呂海譴いに。足りるわけないじゃないですか。なので、私は33僂曚匹帽げて使いました。それくらいでちょうど良かったです(笑)。
パイ皿に生地を貼り付け、(レシピにはありませんが)冷蔵庫で寝かせる。
クッキングシートを上に敷き、重しをしてオーブンで10分ほど焼く。オーブンから出し、重しを取り除いてパイの底と側面に卵白を塗り、オーブンに戻してさらに20分焼く。
縁がこげるのに注意して、焼けたらオーブンから出して冷ましておく。

フィリングを作る。
砂糖280gにコーンスターチを加えてよく混ぜ、

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缶詰の汁を加える。

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鍋(割と大きめのほうがいいです)に入れて中火にかけ、かき混ぜながらぐつぐついうまで煮る。焦げないよう注意。さらに1〜2分煮詰めると中身が透明になるので、

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火からおろしてチェリーと溶かしバター、レモン汁を加えよく混ぜる。
ここで味見。
うーん。甘酸っぱい。
汁だけだと十分甘いのですが、チェリーが普通に酸っぱいので、結構酸味を感じます。
母にも味を見てもらいますが、母は酸味に弱いので、酸っぱい!と騒ぐ騒ぐ。
多分パイ生地に入れて焼くうちに、汁でチェリーが煮込まれて甘みが付くと思われますが、どうも不安で、さらに25gほどグラニュー糖を追加しました。
これで母もなんとなく納得する甘みに落ち着きました。
なので、チェリーに加えた砂糖全量は約300g。レシピより100gほど減らしたことになります。これがどういう結果になるのか、非常に不安でしたが、私は賭けに出ました!(大げさ)

三日目。

仕上げです。
2日目と3日目は一気にやってもいいのですが、多分そうすると私がキーとなるので、3日に分けました。
オーブンを200℃に温めておく。

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空焼きしたパイにチェリーと煮汁を全て入れる。
うん。正直言って、このパイ皿で正解です!
全部入りました(笑)。
もう一つのパイ生地を麺棒で伸ばす。パイ全体を覆うくらいに伸ばせばいいので、今度こそ25僂らいでいいのかと思われましたが、そうなるとちょっと分厚いんですよね(笑)。
なので、やっぱり30センチくらいに伸ばし、余裕をもって下のパイ生地に貼り付け、残りをこんな風に飾り付けに使いました。

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これがやりたかったんよね〜♪
空気抜きの穴をナイフで切り込みを入れ、卵白でパイ表面を塗り、飾りつけの生地も卵白でくっつける。あ、ちなみに上と下のパイをくっつけるのも卵白でやっています。
グラニュー糖を表面に軽く振る。
オーブンで40〜45分、パイ皮が茶色くなり、フィリングがぐつぐつ言ってパイ皮から染み出すまで焼く。
これが!なんか待てど暮らせどフィリングが染み出さないのよね(笑)。
しかも、最近オーブンを新しくして、説明書をよく読まずに使ったため(汗)、どうもうまく設定ができていなかったらしく、すごく焼くのに時間がかかってしまって、結局70分くらい焼いてました(汗)。
そして結局今回は煮汁があふれてきませんでした。

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出来上がり!
あ、端っこが焦げました・・・。
途中まではパイ皿を回したりしてたんだけど、もうどうでもよくなって放置してたら、片側だけ焦げてしまった(笑)。

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でも、いい色に焼けましたよ〜。

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ラックに載せ、最低でも2時間パイが落ち着くまで冷ます。

では!2時間ほど経過しましたので、食べてみましょ〜。
ギャッ!
やはり2時間程度でフィリングが落ち着くはずもなく、中身が盛大に流れ出します(笑)。
でもいいの!
これが手づくりの醍醐味だから!(涙)
まぁ、完全に冷ませば、ちゃんと落ち着きますので、ご心配なく。

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レシピ通りバニラアイスクリームを添えて・・・。

食む。

う!
美味しい!!
まだ温かいパイ生地とフィリングのチェリーを口に入れると!
さっくりハラハラと砕け散るパイ生地と甘酸っぱいチェリーが溶け合ってえもいわれぬ美味。
バターがたっぷりだからか、特に折り込みなどはしていないのに、折り込みパイ生地のように、パイが何層にも分かれて焼けています。
はぁ〜!美味しい〜!
心配していた甘さですが、ちょっと甘いけど、チェリーの酸味がやっぱり強いので、まぁいいかという感じです。温かいと甘みがより強く感じますが、冷めるとかなりちょうどいい甘さになるんですよね。
砂糖の多さに恐れをなすかもしれませんが、ここはお好みでってとこでしょうか。サワーチェリーを使った場合と想定してください。
温かいパイにバニラアイスを組み合わせたパイ・ア・ラ・モードはやはり最高です!

しかし一つ問題が・・・。
画像の一切れはかなり大きめに切りましたが、これではちょっと大きすぎます。
この大きさは画像用ってことで。
パイ生地にたっぷり以上にバターが入っており、砂糖もたっぷり小麦粉たっぷりなパイなので、かなりずっしりとお腹にたまって、一食分食べたような満足感になると思います(笑)。
これ一つで12人前というのは納得です。
次回は普通のパイ皿で作ろう・・・。

でも美味しいです!

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召し上がれ!

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