SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
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さつまいものキャセロール。

ミステリークッキングです♪

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今回は、ハンナ・スウェンセンシリーズの「シュガークッキーが凍えている」より、
さつまいものキャセロールです。

はい。
このさつまいものキャセロール、何かのパーティーをするコージーミステリーによく出てくると思います。
アメリカではポピュラーな付け合せのようなのですが、ここで問題なのが、材料や作り方を見ていると、どう考えても、おかずにはならなそうな感じなんですよねー。
それって、お菓子じゃない?デザートじゃなくて?
って思われるのです。
しかし、この「シュガークッキーが凍えている」のレシピ集でも、分類は副菜。他のコージーミステリーでも、付け合せとして出しているんですよね。
そこで、このさつまいものキャセロールなるものが、本当におかずとなりうるのか、検証したいと思います。

例によって例のごとく、どうもパーティー料理らしく、大量にできるレシピなので、実際は23×33センチの耐熱容器で作るレシピを、一人用のグラタン皿で作るくらいに減らして作りました。
計算上は、全体量の15%の量で作ればいいと大体の予想を立てます。
そこで、
さつまいもは皮をむいて187gを小さく切って、柔らかくゆでる。

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ゆでたら、水を切ってつぶし、上白糖15g、バニラエクストラクト少々、生クリーム20mL、バター8gを加え、混ぜる。もう、面倒なので、鍋に入れたまま混ぜる。
とき卵20gを加え、さらに混ぜる。
ここで、バターが単に「バター」となっていることに気付いた私。
というより、アメリカンクッキングに欠かせない「塩」が抜けていることに気付いた私。
多分単なるバターということは、レシピを書いた人は有塩バターのつもりで書いているとアタリをつけ、勝手に塩少々を加える。
バターを塗った耐熱皿に詰める。

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ちょっと。
我ながら、正確な比率を割り出した自分に戦慄を覚える。
グラタン皿にピッタリだよ。
と、大げさな自画自賛はおいといて、
トッピングを作る。

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ブラウンシュガー約20gと、みじん切りにしたピーカンナッツ約20g、薄力粉9gを混ぜたものに、柔らかくしたバター16gを加えて、ポロポロになるまでフォークで混ぜる。(私は、バターが固すぎたため、指先ですり混ぜました。そのほうが早いんではないかと思います)
ポテトを覆うように散らす。

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175℃のオーブンで15分焼く。
15分の時点で焦げそうだったので取り出しました。
レシピを全量で作ると、30〜40分かかるとのこと。
卵が入っているので、しっかり火を通したほうがいいでしょう。
私は15%の分量でしか作っていませんので、短めです。

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出来上がり!
温かいうちに食べるもののようなので、早速取り分けます。

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おお。
甘さは思ったほどではなく、さつまいもの自然な甘さを感じるのに邪魔しない程度です。
上のトッピングがサクサクしてて、甘くて美味しいですね〜。

というか、
完全にどう考えてもお菓子です。

しかし、これが副菜らしいですぞ。
お菓子にしては甘さが足りないということでしょうか。
それにしても、スイートポテトパイとかもあるのに、どういうことでしょう。
箸休め的な何かなんでしょうか。それにしては量が多い。
日本人的感覚だと、お菓子として美味しいですよ。

謎は深まるばかりですが、とりあえず

召し上がれ!
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