SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
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聖痕のこと。

困ったなぁ…。
なぜかブログの編集画面で画像のアップが出来ない状態なんですよね〜。
画像はたまっているのですが…。そういうわけで、画像が必要な記事は少々お待ちください。もうしわけありません。

仕方ないので筒井康隆氏の小説・聖痕について書きますね。
前回母親のことを書きましたが、どうも母親がちょっと変になりつつあるかもなぁ…。貴夫のことを『だってあの子はほとんど貴族なんだから』なんて考えています。(なんじゃそりゃ)
息子に起こった事件や美しすぎる容姿などにより、息子を特別視しすぎてきたのかもしれませんね。
元々貴夫の母は、控えめな女性だったようです。(初めに蠱惑的な美しさと表現されていたので、ちょっと違う印象だったのですが)
夫の満夫とも外食したりすることもめったになく、家を守るのが自分の勤めと認識しているようです。それに引き替え、貴夫の叔母、計伊子は実父・猛夫の外食につきあったりして、銀座に店を持つ老舗和菓子屋の嫁におさまった割には、自由にしているようです。
祖父の猛夫は、豪放磊落な人物らしいです。緊張が続くお話の中で、猛夫が独り言をするときは『ぬはは』とか笑っちゃったりして、いいじいちゃんみたい。惰弱になるのを心配しつつも、貴夫への溺愛っぷりはすごいです。
登希夫に対しても、いじめられれば貴夫に『なぜ弟を助けてやらない』と聞いたりして、嫌ってばかりでもなさそうです。

それにしても、「僕はリブロースが好き」とか言っちゃう貴夫@小学生って、いやだなぁ…。サーロインは脂っこくていやなんだと。
あ、今日の回で、貴夫の具体的な容姿が描写されました。
小さい頃の美しさと、成長してきたころのそれではかなり違ってくると思いますから、あえて書いてなかったのかもしれませんね。

それにしても、この連載小説の挿絵はさっぱり意味が分かりませんな。
こういうお話なので、私にとっては不安をかきたてるようで、その方があっているかもしれませんが。
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