SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

聖痕いくらか感想。

第94回。

大学の入学祝は二千万円相当の株券。

・・・もうね。

突っ込む気力なし。
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聖痕8日分感想。

第86〜第93回。

予告どおり、更新できず、たまりにたまってしまいました。
でも、この一週間分それほど激動ではなくてほっとしたような少しさびしいような。

ていうか、登希夫!
何があった。
何回分か読み飛ばしたかと思いましたですよ。
不良になったのはまぁそうなんですけど、なにやら兄を尊重し始めておる・・・。
少なくとも料理に関することでは一目を置き、真岡の大叔父から助け出そうとまでし、大学生のお姉ちゃんに貴夫ほどではないにせよ、サインを求められるほどにはかっこよくなっているらしい。
えー。
もう心配ないじゃん(笑)。

しかも、高校二年の夏の旅もすっ飛ばされてしまった・・・。

また美食めぐりの旅だから割愛されたのかしら・・・。
私としては、田舎もんの少女が旅行中の美少年と出会うのも、昔の少女漫画ではあるあるネタで(以下略)・・・って流れにしたかったんですけど(笑)。

で、その美少年が田舎に転入してくるか、逆に田舎少女が都会に転校して、偶然再会を果たすも、あれほど優しく、朗らかだった美少年が氷のように冷たい態度に変貌を遂げ、周囲を拒絶していた。田舎での優しさを知る主人公は、時間をかけて美少年の本当の姿を取り戻すために奔走し(以下略)。

そんな展開、聖痕には死んでもなかった。

そうそう、貴夫が安曇先輩と元木さんを招待したときの貴夫は幸せそうでしたね。この、美味しいものを一番いいときに食べてもらうために、客にも時間に対する正確さを求める貴夫の気持ちは、よく分かりました。まぁ、私程度のへぼが作ったお菓子なんてどうってことないんですが、それでも焼きたてのクッキー、焼きたてのパイ、出来立てのシュークリームを食べてしまうと、どうしても人にプレゼントするのを躊躇しちゃうんですよね。だって、人の手に渡るのは、本当の出来立ては無理で、いつ食べてもらえるかなんて、さらに分からないじゃないですか。その間にもどんどん味は落ちていくわけですよ。あの出来立ての感動は、絶対にない。だから、超有名パティシエさんとかだって、きっとものすごい葛藤があるんじゃないかなって想像したり。一番美味しいときを味わってもらうのって、すごく難しいから。
まぁ、一日二日置いたほうがいいお菓子もありますけどね。
なんて、おこがましい限りですが、そんな風に考えてしまいました。

そして東大に合格したのは、高校の主要登場人物では貴夫だけ。
新入生代表の挨拶に選ばれたりして。
中里さん、最後の最後で希望持っちゃったかな。
元木さんはどの程度の美しさなのか分からないけど、美しい子ばかりでなんだか味気ないのぉ。
金杉君の会話だけ初めて「」付きだったのは何か意味があるの?

麻衣子もあっさりと結婚して片付きましたね。
でも寿観の跡取りはどうすんだ。

大学に入って、新章突入でしょうか。
まとめて感想だし、短いしですみません。
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蒸しなすのおひたし。

みをつくし料理帖です。

今回は、直接レシピがないので、想像というか、こういうものかなぁと勝手に考えて作ってみました。
けれども、参考にしたレシピはありますので、オリジナルではありません。

第二巻「花散らしの雨」より、「蒸しなすのおひたし」です。

夏の盛りにつる家では江戸っ子の大好きな小鰭の鱠を出したところ、早々に売り切れてしまうほど好評でした。売り切れにならないように、小鰭に代わるものをと思って作った料理がこれ。
蒸した茄子の皮をむいて、濃いめの出汁を吸わせてさまし、冷たい出汁を少な目に張って茗荷をあしらったもの。
これと同じものではないと思いますが、蒸して合わせただし汁を吸わせて冷たくして食べる料理が、「土井勝の家庭料理」に載っていたので、試してみることにしました。
土井勝先生は先に茄子の皮をむいておき、縦に4等分したものを、塩水につけてアク取り蒸す。酢、しょうゆ、かつおだし、昆布、みりん、をひと煮立ちさせて冷まし、ごま油、イリゴマを合わせる。蒸した茄子には塩を軽く振り、すぐにつけ汁につけ、冷ましながら味をしませ、荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
出来上がり!
茗荷がないので、胡麻だけです。

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こんな感じ。
つけ汁の量が少なめで、ほとんど茄子に吸われてしまったので、皿に出汁を張るほど残っていないので、澪のレシピとは違うと思いますが…。

これが…。

おいしい!!

茄子がまさに口の中でトロンと溶けてしまう!
味もしっかりしみこんで出汁の風味も鮮やかです。
ごま油が入っていますが、くどくありません。
冷たい茄子なので、やっぱり夏にぴったりです。
もう今は秋ですが、秋茄子で作ってもおいしいと思います。

今回は想像で、土井勝先生のお力を拝借しました。

とりあえず、今回の更新で1週間お休みします。
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聖痕おしるし程度感想。

第85回。

お見合いおばさん的才覚も発揮する貴夫。
秘密を守るために周囲に神経を尖らせた結果、人間観察にも長けるようになった…と。
貴夫に騒ぐのは、恋に恋していただけで、本当の自分の気持ちに気づけたなんて、幸運ね。

そのせいで女嫌いのレッテルを張られた貴夫。
超美形モテモテキャラが女嫌いというのも、昔の少女漫画ではあるあるネタである。

葉月君って、お弁当とかもらっても、絶対断るのよね…。女が作ったものなんて食べられないってことかなぁ。ヤッパリ女嫌いなの…?そんな噂の中、屋上で一人弁当を食べるはづきの君を発見する主人公。(ドキドキ!)葉月君がお弁当食べてるー!あれ、君もここで食べるの?ううん、先生に天体望遠鏡設置しろって言われて…。でも…ここって普通は立ち入り禁止でしょ?ああ、そうなんだけど…僕、先生に特別に入れてもらったんだ。模擬試験で全国ベスト10以内だったら屋上の鍵貸してもらうことになってて。へ、へー(全国ベスト…?)。(気を取り直して…)屋上って、風がすごく気持ちいいね。初めて知ったわ。うん。そうだろ?…お弁当、美味しそうね。(ドキドキ)誰かからのプレゼント?え、違うよ。僕、毎日自分で作ってるんだ。え!?僕、料理好きでさ…毎日作るのが楽しいんだ。作ってくれるって子には悪いんだけど…。あ、じゃぁ迷惑とかじゃなくて…。うん。自分で作ってるから、悪いけど断ってるだけなんだ。そうなんだぁ…。女が嫌で断っているわけではないと知った主人公。葉月君のお弁当が超美味しそうで、思わずグ〜とお腹が鳴る主人公。主人公の腹の虫に若干引く葉月君。…よ、良かったら食べる?え!?そ、そんな!いいよいいよ!慌てるけどさらにグ〜っと鳴るお腹。…ぷっ。思わず吹き出すはづきの君。え…。驚いて見ると、アハハ!…今まで見たこともない葉月君の無邪気な笑顔に、主人公は死ぬほどときめく。…屋上、気に入ったら、君も食べに来たら?他の人には内緒だけど。…え…。翌日から屋上で葉月君とお弁当を食べることになったのだった…。

聖痕は死んでもこんな展開にならないから安心して読んでいられる。

すんません、こんな妄想ばっかりで。

まぁ、中里さん達女子連中にとっては、どうしても自分になびいてくれないことへの言い訳という意味合いもあるような気がしますが。

普通なら女嫌いと思われることでわずらわしいことから逃れられるはずが、やっぱり秘密を抱えていると、小さなことにも疑心暗鬼になって、貴夫の気が休まることは無いのですね。気の毒だのう。

ところで…。
来週一週間、ブログがお休みになります。ご了承ください…。
まさかこんなとこでお休みになるとはー!
小説の中で、あんまり切羽詰まった状況じゃなくて良かったです〜。
こんな感想でも読んでくださっている方、申し訳ありません。
もう〜。
がっかりです。
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まことの救世主。

♪燃える〜闘魂〜 この一振りに〜
呻れ今岡!誠の救世主♪

確実に今年、一時代は終わった。
あの今岡誠選手も今年引退です。冒頭の応援歌は、昔のバージョンで。
虎になれ! のバージョンもなかなかですが。
現在ロッテに所属していましたが、もちろん阪神のセリーグ優勝を支え、首位打者、打点王などの記録を作った方です!
背番号7。
お疲れ様です!
ありがとう!
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聖痕多少とも感想。

第84回。

なになになんなの。
急に登希夫が成長して引き締まった容貌になったんだと。
そして女の子と遊ぶようになったんだと。
えー。
いきなり処世術を獲得した登希夫。
まぁ、この頃の子供って結構変わったりする・・・か?
そのほうが生きやすいって、学んだのか?
乱暴な男の子が優しくしてくれたりすると、結構ドキッとするもんだ。

お誕生日会。
昔の少女漫画では、やはりあるあるネタである。

ちょっとー、はづきの君、中里さんのお誕生会に行くんだってー!えー・・・やっぱりあの二人・・・。とかの会話を聞いて主人公は相当なショックを受けるけど、ねぇ、良かったら貴女も来てくれない?とか中里さんに誘われちゃって。中里さんと仲良くない地味な自分がなぜ誘われたのか不思議に思いながらも行ってみると、中里さんち超金持ちで他の女子も超着飾ってて、地味な自分、全然場違い。手作りのクッキーやら家で丹精したお花のお誕生プレゼントを渡すも、地味すぎて鼻で笑われる始末。いたたまれなさ過ぎて泣きそうなんだけど、無理に笑顔な自分。思ったとおり中里さんと取り巻きは、葉月君に付きっきりで。頃合いを見て用事もないのに用事作って抜け出すと、なぜか葉月君が付いてきた。もう帰るの?あ・・・、ちょっと用事があって・・・。じゃぁ、僕も帰るよ。・・・え?で、中里さん超引き止めるけど葉月君帰ることに。憧れの葉月君と一緒に歩いているー!それだけで心臓バクバクの自分。今日さ、金杉君も来るって聞いてたんだけど、用事が出来て僕だけになったんだって。女の子の集まりに僕一人いても仕方ないしなぁ。・・・え、そう・・・なの?君って、料理うまいんだね。・・・え?クッキー、美味しかったよ。・・・(ドキドキ!)あ、ありがとう・・・。ナツメグの香りが凄く良かった。ホールを卸して使ってるの?う、うん、そうなの。葉月君、詳しいのね。はは・・・料理、好きだからさ・・・。僕、家で野菜作ってるんだ。君は花が好きなの?・・・うん、大好き。僕、これから野菜の肥料買いに行くけど、君も行かない?

聖痕は死んでもこんな展開にならないから、安心して読んでいられる。
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聖痕幾分感想。

第83回。

鉄棒は貴夫にいろいろなことを教えてくれた。
運動の楽しさを教え、体を鍛え、コミュニケーションの一助となり、お笑いを創造させ、怪我による痛みを与え、調子に乗ることの危険を教え、秘密の暴露への警戒を教えた。
ありがとう、鉄棒。

って、本当に何で陸上部なのに鉄棒ばっかりやってるんだ。

そう、盲腸、怖いよね。
子供の頃、何かというと腹痛を起こしていて、「この子は盲腸の気がある」とずっと言われていた私だったので、貴夫の恐怖はよく分かる。私も盲腸になったら絶対ばれるよねとずっと思っていました。
まぁ、私の場合、盲腸の気があると言われ続けて、この年になるまで盲腸は全く異常ありませんが。
どうなんでしょう、こうして盲腸って言葉が出てきたので、お話の中でいつかそんな瞬間が来るのかなぁ。
でも年を取って、いろんな病気が出てきたら、絶対隠し通せないよね・・・。
言ってしまえば、死んだときが、ばれる時なんだ。
貴夫の手術をした医者に相談するとかできませんかなぁ。
美しく、聡明なはづきの君が人知れず盲腸のことで悩み、はいつくばっているなんて、周囲は想像も出来ないでしょうね。
貴夫が余りに完璧すぎ、何者も恐れていないように見えるので、読者も貴夫が悩んでいることを忘れがちなんですが、この描写に、続けて読む動機を得た気がしました。
どんな人間にも闇はあるんだ。

登希夫初めての北海道旅行。
貴夫はその様子を知らない。
無関心?無視?
聞きたくもないということか。
貴夫様、今回はちょっと人間らしいな。
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勝山館のピザ。

杜の都のホテル勝山館
ここのピザを食べに行きました。

ここのピザ職人さんが、なんとナポリのピザ職人選手権で第3位になったんですって〜。その前から、美味しいって言うのは聞いていて、母も食べに行っていたんですが、私は初めてでした。
今回、イタリアンレストランは結婚式の貸切で入れなかったんですが、喫茶ラウンジでも食べることが出来て、実はそちらの方はファーストフード方式になっていて、非常に気軽に(少しお安く)食べることが出来ます。
喫茶ラウンジでは食券を買って待つと方式ですよ。
レストランの方が落ち着いて食べられるとは思いますが、そちらはお好みで!

石釜で焼かれるピザはもちもちふんわりしておいしい!

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マルゲリータS.T.G ピザ職人の千葉さんが世界で3位に入ったピザを再現したものだそうです。おいしかったです〜。

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ヴェルデ・ポッロ
こちらはマリナーラをベースにして、サラダがのっかったピザ。
これもおいしい〜!サラダが乗っているので、割とあっさり食べられますよ。

ここのホテル、実は美味しんぼのあのソーセージを作っているところでもあるんですよね〜。
おすすめです!
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聖痕ちくっと感想。

第82回。

貴夫視点の「ぼくは」で語られる内容が多くなってきた。
今までは、ここぞというところで「ぼくは」だった気がするけれど、これから違ってくるのかな。とりあえず今回は違った。

なるほど、食とはあらゆる分野に通じる学問だったのだね。広い視野が身に付きそうだ。学問に無駄なもの一つとしてなし。

代わりに、ほかの無駄と思えるものは、貴夫の場合一切排除している。
そうやっていつまでも生きていければ、いいけどね。

どんどん逞しくなる貴夫。
どんな容姿なのか、想像が難しい。
まぁ、好きなように考えよう。

とりあえず、男に凝視される容姿なんだ。
・・・うーん。
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聖痕ぽつりと感想。

第81回。

巴里・羅馬豪遊編終了。

ここまで引っ張った割にはあっさりめに終わりましたね。
貴夫がまた少し大人になった旅だった・・・ってことで。

貴夫がとっさに、麻衣子に秘密を明かすこともやむなしと考えたのは、麻衣子に家族の匂いを感じていたからだろうか。
船越と対峙したときとは明らかに違う対応だった。
中学を卒業したばかりなのに、この落ち着き。

麻衣子、これ以上の恥の上塗りは避けて、貴夫を避け続けるのかな。
麻衣子に秘密がばれたら、結婚もありかもと思ったのですが、考えたら麻衣子にはなんのメリットもないんですよねぇ。もともと麻衣子は寿観の後取り娘だし、一緒にいると劣等感だし。

食への探求と希求は深まるばかり。
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