SWEET SWEET SWEET

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フェルディナンダのホウレンソウのキッシュ。

ミステリークッキングです♪

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今回は、クッキングママシリーズ第16巻「クッキングママと仔犬の謎」より

フェルディナンダのホウレンソウのキッシュです。

ゴルディの家に居候中のフェルディナンダ。頑固で居候中でも自分のやり方を押し通す個性の強さですが、みんなのことを思いやっていることは間違いないです。ゴルディ一家のために得意の料理もふるまってくれ、その中の一品がこれ。
朝から米を炊いてキッシュを作っています。
キッシュのためにお米?と疑問に思いますが、なぜかフェルディナンダのキッシュは、皮が炊いたお米でできているんです。
キューバ出身のフェルディナンダ。キューバでは、お米はよくつかわれる食材のようです。

皮がごはんでできているキッシュ。でも日本人の感覚だとお米のせんべいみたいでよさそうって思ってしまいました。
このキッシュ、レシピでは8人分なので、今回は1/4量で作ってみます。
材料は、まずキッシュの皮・ライスクラストが、卵15g分、冷ごはん約75g、グリエールチーズ(おろしたもの)20g
フィリングは、湯がいたホウレンソウ70g、無塩バター7g、卵45g、カッテージチーズ60g、ホイップクリーム大匙1/2(今回はただの牛乳を使いました)、ディジョンマスタード小さじ1/4、塩小さじ1/8、パプリカ少々、唐辛子少々、グリエールチーズ(おろしたもの)10g、パルメザンチーズ(おろしたもの)大匙1。

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オーブンは175℃に予熱し、ガラスのパイ皿(私は一人用のグラタン皿を使いました)にバターを塗っておく。

では、作ってみましょー!
ライスクラストを作る。
卵を冷ごはんとチーズに良く混ぜる。

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グラタン皿に敷き詰める。

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フィリングを作る。
ホウレンソウを湯がくか冷凍ホウレンソウを戻し、水気を完全に切る。ボウルに入れて、バターを細かくちぎったものと混ぜておく。

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別のボウルに、カッテージチーズ、ホイップクリーム(私は牛乳)、マスタード、塩、パプリカ、唐辛子、パルメザンチーズを入れ、よく混ぜる。少し泡立てた卵を加え、よく混ぜる。ホウレンソウを加え混ぜる。

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ライスクラストの皿に入れ、オーブンで約20分、中がかたまり、表面が黄金色になるまで焼く。

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出来上がり!
ちょっと焼き色が薄いかもしれませんが、表面にチーズを振っているわけではないからか、あまり焼き色はつきません。
切って・・・。

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食む。


優しい味です。おいしい。
チーズの酸味がよく効いていますが、塩味は優しい感じです。皮にあまり脂質がないせいか、とても軽い食べ口ですね〜。
おいしいです。皮はご飯が焼けているところは本当にカリカリとクリスピーなんですが、底部分の、それほどカリッとしていないところは、優しい食感で、日本人になじみのある懐かしいおいしさだと思います。
このご飯クラストは結構いけますよ。
いろいろ応用してもいいと思いました。

強烈な個性のフェルディナンダ。でもその料理は、思いのほか優しい味でした。

召し上がれ!

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