猟師のシチュー。
ミステリークッキングです♪
ミステリークッキングって何？という方は、コチラをクリック！
今回は、ハンナ・スウェンセンのクッキージャーシリーズ第6巻「シュガークッキーが凍えている」より、
猟師のシチューです。
ハンナの地元、レイクエデンでは町民総出のクリスマスダンスパーティーが開かれています。このパーティー、ダンス以外にも、ハンナがレイクエデンのレシピを集めて書いた、「レイク・エデンのとっておき料理集」を出版前にみんなで試そうというので、それぞれ割り当てられた料理を持ち寄って試食する目的も兼ねている集まりなのでした。
そんなお話なので、この「シュガークッキーが凍えている」の内容は、レシピがほとんどを占めており、ミステリークッキングをするにはうってつけなのです。なのですが！それだけに日本人にとっては本当に（レシピが）ミステリーになっており、日本で再現するのはかなり難しいものばかりとなっております（汗）。難しい一例としては、何をおいてもスロークッカー。煮込み料理はほとんどこの電気鍋を使用しており、煮込むだけで６時間やら８時間はざらというとんでも仕様になっております。また、日本では手に入りにくいケーキミックスやらジェロー（つまりインスタントゼリー）なども多用されており、レシピを見るだけで気分が萎えてしまうのですね。（笑）
今回はその中の一品です。
猟師のシチュー。このレシピの製作者は、夫が狩猟家だったので、いつも夫のためにこのシチューを作っていたそうです。鹿などの野生動物のお肉で作るものらしいですが、普通のお肉でもいいということなので、スロークッカーも手に入れたことだし、作ってみます。
実際のレシピは、4.8L入りのスロークッカーで合計１１時間煮込むことになっております（笑）。しかし、我が家のスロークッカーは2.8Lの鍋らしいので、半分の量で、しかも煮る時間も半分にして作ることにします。
材料は、
約3ｃｍ角に切った牛肉450ｇ、
サイコロ状に切ったそれ以外の肉225ｇ（これ、私は今回省略しました）、
粗微塵に切った玉ねぎ中1個、
1.5�儚僂棒擇辰織札蹈�2本（ですが、多すぎるので1本にしました）、
3ｃｍ角に切った人参1/2本、ガーリックパウダー小さじ1/2、オニオンパウダー小さじ1/2（これ、kabatanさんに教えてもらって、サラダ用のフライドオニオンを使いました）、パプリカ小さじ1/2、こしょう小さじ1/2、
ブラウンシュガー大匙2（ちょっと多いかなぁと思って、大匙1と1/2だけ入れましたが、別に全量入れても良かったかも）、
トマトの水煮缶1/2缶（約200ｇ）、
缶詰マッシュルーム300ｇ（これも多いなぁと思って、200ｇだけにしました）、
皮を剥いて3�儚僂棒擇辰織献礇�イモ中一個、
ビーフグレイビーミックス半袋〜1袋
今回の謎材料といえば、ビーフグレイビーミックスなんですが、これ、輸入食料品店に行けばあると思います。
こんなの。
でも一袋で結構お値段するのよね。普通にシチューのルーくらいするかなぁ。
このグレイビーミックスも、ハンナのレシピ集には結構出現率高いのよね〜。どうもこのグレイビーミックスが、アメリカ人にとっては懐かしの味みたいですね。
それでは作ってみましょー！
まず、スロークッカーの内鍋に薄く油を塗ります。
あらみじん切りにした玉ねぎを鍋の底に敷き、その上に牛肉を乗っけます。（その他の肉は、私は今回省略しましたので、なしです。）
その上にセロリとにんじんを載せ、高温にして2時間30分加熱します。
加熱したものがこちら。お肉や野菜から汁がたくさん出ています。すっごくセロリとお肉臭いです（笑）。
トマトの水煮缶1/2量（私は裏ごしして加えました）、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、パプリカ、胡椒を加え、さらにブラウンシュガー（少なめ）を混ぜて鍋に入れ、
マッシュルーム缶を加える。（マッシュルームの缶詰は、水ごと加えるとなっていましたが、ちょっと缶臭いのが怖かったので、缶汁は半量だけ加えました。）全体をよくかき混ぜてから、ジャガイモを加える。
多分、お肉の臭みはセロリが消してくれるってことなんでしょうね。でも私はお肉についていたローリエをここで入れました。
お肉と野菜が隠れるか隠れないか位に水を加える（つまり、ひたひたってやつですね）。
グレイビーミックス半袋を加え、よく混ぜる。
ここの時点で、見るからにアクがすごそうです。レシピには何も書いていないのですが（怖）、
私はアク取りシートをかぶせました。
蓋をして低温でさらに3時間半加熱する。全部高温にすれば、この時間は半分でいいそうです。
1時間ほどだったところで、味見。
･･･。
味がない！！（笑）
わたし、ここで気づいてしまったんですけど、このレシピって、実は「塩」がないんですよねー。
なんでじゃろ？
グレイビーミックスに入ってますよって事なんでしょうか。
それにしては、最後でグレイビーミックスを倍量加えてもいいとかいう一文がのちに出てくるのですが、何か間違っていると思いませんか？
そういうわけで、非常に不安ながらも、塩を小さじ1/4ほど加える。
さらに1時間経過･･･。
うーん。
どうも味がしない･･･（笑）。
もう舌が馬鹿になっているんだろうか？
ちょっとよく分からないんですが、塩は加えたほうがいいと思います（笑）。
私この後も、味見をしながら、最後の仕上げでも塩をちょっと加えたりしました。
正確な分量が分からず申し訳ありませんが、ここはお好みでということで･･･（汗）。
テーブルに出す時とろみが足りなければ、残りのグレイビーミックスを全部加える。けど、私は加えませんでした。
出来上がり！
出来上がり直後の画像忘れました・・・（汗）
･･･なんですが、実は即日このシチューを食べることが出来ず、結局一日置いた翌日食べました。ほら、カレーは翌日が美味しいって言うじゃないですか。シチューってどうなんでしょうね。
まぁそんな感じで一日寝かせた猟師のシチュー。
翌日温めなおして･･･。
ちょっと水分が減っていたので、水を足して温めなおして･･･。
出来上がり！
いやー、普通にビーフシチューに見えます。
スロークッカーで煮ただけに、長時間煮てもジャガイモもにんじんも煮崩れしていません。
食む。
！
美味しい！
シチューになっています！（笑）。
ちゃんとビーフシチューですよ。
お肉が本当に柔らかく、スプーンでほろほろと崩れていきます。かまなくてもいいくらいですよ。ジャガイモもにんじんも本当に美味しい。
スープの部分は、トマトの味と肉、セロリ、玉ねぎなどの味がちゃんとまろやかに混ざり合って、美味しいです。グレイビーミックスもかなり作用しているのでしょうね。
普通シチューって言うと、赤ワインなどを加えるのになぁ･･･って不安だったんですが、ちゃんとシチューの味になっていますよ。
煮込んで一日目はちょっと薄いかもっていう印象だったのですが、一日置いて食べた感じでは、とっても美味しくなっていました。
でも、やっぱりこのスロークッカーって、アク取りシートが必須ですよね･･･。
召し上がれ！
今までのミステリークッキング作品別まとめはコチラ。
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今回は、ハンナ・スウェンセンのクッキージャーシリーズ第6巻「シュガークッキーが凍えている」より、
猟師のシチューです。
ハンナの地元、レイクエデンでは町民総出のクリスマスダンスパーティーが開かれています。このパーティー、ダンス以外にも、ハンナがレイクエデンのレシピを集めて書いた、「レイク・エデンのとっておき料理集」を出版前にみんなで試そうというので、それぞれ割り当てられた料理を持ち寄って試食する目的も兼ねている集まりなのでした。
そんなお話なので、この「シュガークッキーが凍えている」の内容は、レシピがほとんどを占めており、ミステリークッキングをするにはうってつけなのです。なのですが！それだけに日本人にとっては本当に（レシピが）ミステリーになっており、日本で再現するのはかなり難しいものばかりとなっております（汗）。難しい一例としては、何をおいてもスロークッカー。煮込み料理はほとんどこの電気鍋を使用しており、煮込むだけで６時間やら８時間はざらというとんでも仕様になっております。また、日本では手に入りにくいケーキミックスやらジェロー（つまりインスタントゼリー）なども多用されており、レシピを見るだけで気分が萎えてしまうのですね。（笑）
今回はその中の一品です。
猟師のシチュー。このレシピの製作者は、夫が狩猟家だったので、いつも夫のためにこのシチューを作っていたそうです。鹿などの野生動物のお肉で作るものらしいですが、普通のお肉でもいいということなので、スロークッカーも手に入れたことだし、作ってみます。
実際のレシピは、4.8L入りのスロークッカーで合計１１時間煮込むことになっております（笑）。しかし、我が家のスロークッカーは2.8Lの鍋らしいので、半分の量で、しかも煮る時間も半分にして作ることにします。
材料は、
約3ｃｍ角に切った牛肉450ｇ、
サイコロ状に切ったそれ以外の肉225ｇ（これ、私は今回省略しました）、
粗微塵に切った玉ねぎ中1個、
1.5�儚僂棒擇辰織札蹈�2本（ですが、多すぎるので1本にしました）、
3ｃｍ角に切った人参1/2本、ガーリックパウダー小さじ1/2、オニオンパウダー小さじ1/2（これ、kabatanさんに教えてもらって、サラダ用のフライドオニオンを使いました）、パプリカ小さじ1/2、こしょう小さじ1/2、
ブラウンシュガー大匙2（ちょっと多いかなぁと思って、大匙1と1/2だけ入れましたが、別に全量入れても良かったかも）、
トマトの水煮缶1/2缶（約200ｇ）、
缶詰マッシュルーム300ｇ（これも多いなぁと思って、200ｇだけにしました）、
皮を剥いて3�儚僂棒擇辰織献礇�イモ中一個、
ビーフグレイビーミックス半袋〜1袋
今回の謎材料といえば、ビーフグレイビーミックスなんですが、これ、輸入食料品店に行けばあると思います。
こんなの。
でも一袋で結構お値段するのよね。普通にシチューのルーくらいするかなぁ。
このグレイビーミックスも、ハンナのレシピ集には結構出現率高いのよね〜。どうもこのグレイビーミックスが、アメリカ人にとっては懐かしの味みたいですね。
それでは作ってみましょー！
まず、スロークッカーの内鍋に薄く油を塗ります。
あらみじん切りにした玉ねぎを鍋の底に敷き、その上に牛肉を乗っけます。（その他の肉は、私は今回省略しましたので、なしです。）
その上にセロリとにんじんを載せ、高温にして2時間30分加熱します。
加熱したものがこちら。お肉や野菜から汁がたくさん出ています。すっごくセロリとお肉臭いです（笑）。
トマトの水煮缶1/2量（私は裏ごしして加えました）、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、パプリカ、胡椒を加え、さらにブラウンシュガー（少なめ）を混ぜて鍋に入れ、
マッシュルーム缶を加える。（マッシュルームの缶詰は、水ごと加えるとなっていましたが、ちょっと缶臭いのが怖かったので、缶汁は半量だけ加えました。）全体をよくかき混ぜてから、ジャガイモを加える。
多分、お肉の臭みはセロリが消してくれるってことなんでしょうね。でも私はお肉についていたローリエをここで入れました。
お肉と野菜が隠れるか隠れないか位に水を加える（つまり、ひたひたってやつですね）。
グレイビーミックス半袋を加え、よく混ぜる。
ここの時点で、見るからにアクがすごそうです。レシピには何も書いていないのですが（怖）、
私はアク取りシートをかぶせました。
蓋をして低温でさらに3時間半加熱する。全部高温にすれば、この時間は半分でいいそうです。
1時間ほどだったところで、味見。
･･･。
味がない！！（笑）
わたし、ここで気づいてしまったんですけど、このレシピって、実は「塩」がないんですよねー。
なんでじゃろ？
グレイビーミックスに入ってますよって事なんでしょうか。
それにしては、最後でグレイビーミックスを倍量加えてもいいとかいう一文がのちに出てくるのですが、何か間違っていると思いませんか？
そういうわけで、非常に不安ながらも、塩を小さじ1/4ほど加える。
さらに1時間経過･･･。
うーん。
どうも味がしない･･･（笑）。
もう舌が馬鹿になっているんだろうか？
ちょっとよく分からないんですが、塩は加えたほうがいいと思います（笑）。
私この後も、味見をしながら、最後の仕上げでも塩をちょっと加えたりしました。
正確な分量が分からず申し訳ありませんが、ここはお好みでということで･･･（汗）。
テーブルに出す時とろみが足りなければ、残りのグレイビーミックスを全部加える。けど、私は加えませんでした。
出来上がり！
出来上がり直後の画像忘れました・・・（汗）
･･･なんですが、実は即日このシチューを食べることが出来ず、結局一日置いた翌日食べました。ほら、カレーは翌日が美味しいって言うじゃないですか。シチューってどうなんでしょうね。
まぁそんな感じで一日寝かせた猟師のシチュー。
翌日温めなおして･･･。
ちょっと水分が減っていたので、水を足して温めなおして･･･。
出来上がり！
いやー、普通にビーフシチューに見えます。
スロークッカーで煮ただけに、長時間煮てもジャガイモもにんじんも煮崩れしていません。
食む。
！
美味しい！
シチューになっています！（笑）。
ちゃんとビーフシチューですよ。
お肉が本当に柔らかく、スプーンでほろほろと崩れていきます。かまなくてもいいくらいですよ。ジャガイモもにんじんも本当に美味しい。
スープの部分は、トマトの味と肉、セロリ、玉ねぎなどの味がちゃんとまろやかに混ざり合って、美味しいです。グレイビーミックスもかなり作用しているのでしょうね。
普通シチューって言うと、赤ワインなどを加えるのになぁ･･･って不安だったんですが、ちゃんとシチューの味になっていますよ。
煮込んで一日目はちょっと薄いかもっていう印象だったのですが、一日置いて食べた感じでは、とっても美味しくなっていました。
でも、やっぱりこのスロークッカーって、アク取りシートが必須ですよね･･･。
召し上がれ！
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