SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

貧しい人のブリンツ。

ミステリークッキングです[:♪:]

今回は本当にミステリーだった〜。
クッキー屋さん・ハンナ・スウェンセンシリーズの
レモンメレンゲパイが隠している」より。

キティおばさんのカッテージチーズパンケーキです。

あるきっかけで、ダイエットに励むことになったハンナ。それに協力するために、頼りになる仕事のパートナー・リサが朝食に作ってくれたパンケーキ。
リサのおばさんがよく作っていたカッテージチーズのパンケーキです。
ダイエット中の人は、人口甘味料を添えて。
そうでない人は、サワークリームとジャム、さらにバターを塗り、砂糖を振り掛けて出すのだそうです・・・(かけすぎだろ?)。そのようにして出すのを、キティおばさんは貧しい人のブリンツ(ユダヤ料理のパンケーキ)と呼んでいたとのこと。

どうも、アメリカではダイエットというと、カッテージチーズを食べるみたい。
ハンナもカッテージチーズをサラダにかけて食べていますが、どうも食欲をそそらないようです。
でもコレは別!
ダイエット用だなんて全く分からない、普通のパンケーキ!と大絶賛!
早速レシピを欲しがっています。

しかし、本文のレシピを見てみると・・・。
カッテージチーズ・卵・塩・小麦粉。
この4種類の食材のみ!砂糖も牛乳も入っていない!

コレで焼けるのか!?

と私は全く想像がつきませんでした。
しかし、出来上がったものは!

カッテージパンケーキ


一切れ


ちゃんとパンケーキしてました!
そして、いろいろ考えた結果、コレは
甘くないチーズケーキ
だろう、と思います。

びっくりの作り方、感想は↓をクリック!
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かに・・・団子!?

最近、お菓子の更新が出来てないー[:汗汗:]
けど、諸事情により、もうしばらくお待ちください・・・。
今回もミステリークッキングです。

クッキングママの告訴状」より。

チェサピーク湾で取れたカニ団子、グリビッシュソース添え.

かに団子3



家のキッチンが使用禁止になって、ケータリングを一時お休みしているゴルディ。それならば、となんとテレビの料理番組に出演することにしました。そこで紹介された一品。
このカニ団子、団子団子っていうから、てっきり海老シンジョみたいなものかと思っていたのですが、出来たものはクリームコロッケに近いものです。
しかしー!!
中身はこってり!
ゴルディって、マヨラー?
主な材料はマヨネーズ。
クリームコロッケでいうところのホワイトソースをマヨネーズで作っているのです。
さらに、グリビッシュソースとは、タルタルソースのようなもので、主な材料はまたもマヨネーズ・・・[:むきゅ:]

かにタルタル


相当のマヨラーに食べていただきたい一品になりました。

かに団子4


作り方と感想は、↓をクリック!(画像多い)
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パーティー・ポークチョップ

続いてミステリークッキングです。

クッキングママの鎮魂歌」より。

パーティー・ポークチョップです。

パーティーポーク


パーティーポーク2


今回も、文章だけ読むと、かなりミステリーな料理なんですー。
見た目、単なるブタの生姜焼き!?みたいなんですが。
下拵えがすごい。
ゴルディの主張によれば、
最近のブタは、脂身がないように育てられているので、油で揚げると(?)皮みたいに硬くなる。そうしない為に、大量に作った塩水に肉を出したり漬けたりする下ごしらえが必要だそうな。
ゴルディはケータリングに必要な大量の豚の下ごしらえにおおわらわ。
友達のマーラも、そんな大量の塩水と豚に眉をひそめています。
つまり、塩漬け豚にして焼けば、肉が硬くならず柔らかいままで出来上がる。と言いたいのだろうと思いますが、日本人の感覚では、家庭で塩漬け豚を作ろうというのは稀ですよね。
しかもその塩水が、大量の塩とブラウンシュガーを混ぜたもの。

今流行りの甘じょっぱい系(笑)

というわけで、ミステリークッキング!
これに、パーティー・アップルという、アップルバターを添えます。
リンゴソテー
作り方と感想は下をクリック!
塩漬けの画像あり!
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ガードル・ケーキ。

久しぶりのミステリークッキングです。
ここんところ、こんなことしてる場合でないことがいろいろ進行中なのですが、私的に、こんなことでもしないとやってられないので、作りました。

クッキングママの真犯人」より。

ファッションカタログの撮影現場でケータリングしているゴルディ。
例によって、殺人事件に巻き込まれるのですが、それと同時進行で、モデル向けの低カロリー食作りにも精を出しています。
そんな一品がこちら。

ランジェリー撮影用のガードル・ケーキ

ガードル2


ブルーベリーパンケーキですね。
ランジェリーのカタログの撮影日に出された軽食なので、パンケーキを焼くグリドル(鉄板。こんなの←クリック!今回の描写では、ホットプレートのようなものだけど、実際はグリルに取り付けて使うものもあるらしい。お好み焼屋さんの鉄板が近いか?)を、スコットランドでは「ガードル」と呼ぶことから、ランジェリーのガードルとグリドルをかけて、このネーミングです。ゴルディは、シャレ(親父ギャグ?)が多いです。
このパンケーキは日本のホットケーキと違って種が薄く、へらべったくできます。外はカリカリ、中はしっとり。という描写ですが、正直、薄すぎてクレープの厚いやつみたいですね。おいしいのですが。

ガードル


種がさらさらなので、ブルーベリーが平均的に散らばらず、偏って焼けてしまいました。

作り方、材料に関しては↓をクリック!
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パーティー・ポークチョップ。

ミステリークッキングです[:♪:]

今回は、
クッキングママの鎮魂歌」より。

パーティー・ポークチョップ&パーティー・アップル

この料理は、ゴルディがケータリングを引き受けたピクニックビュッフェで出された料理です。
この料理の一番のミステリーは、豚肉を塩水に一晩漬けるという点。
その理由は「最近のブタは脂肪がつかないように育てられていて、揚げるとまるで皮のように固くなる。そこで下ごしらえに塩水につける。肉を塩水に漬けて柔らかくしてから・・・味付けて焼く」
・・・日本のブタはそれほど固くないと思いますが、「大量の塩水に肉をつけて・・・」という描写にとても惹かれて、挑戦してみました。
昔外国の童話に「塩漬け肉」という描写がよく出てきましたが、そういうものかなぁ・・・なんて勝手に想像して、再現しなきゃ気がすまなくなってきたのです。
出来上がりは・・・。

パーティーポーク


パーティーポークチョップ

リンゴ2


コレは付け合せのパーティーアップルです。
豚にはリンゴ。
というのはもはや言わずもがなですが、組み合わせの妙味。
本当にこの二つが合うんですよね〜[:chu!:]

味としては、ちょっと塩味が強いかなぁ・・・という感じです。
塩と砂糖を溶かした水に一晩つけるので、当然なんですが。
レシピのポークチョップは一枚2〜3cmなんですが、スーパーでそれくらいだと目測して買ってきたのに、実際は1.5cmくらいしかなかったから、塩につかりすぎたのかなぁ・・・?
言ってみれば、

ハム

みたい・・・。(なんか、一気に疲れる感想・・・か?)
でも、つけダレのバルサミコ酢、タイム・ローズマリー・にんにくの風味はなかなかイケてます。それに、本来淡白な豚肉が、まるっきり淡白に感じられないのよね。
そして、その強い塩味を、リンゴの酸味と甘味がうまく中和して、旨みに変えてくれるのよね〜。

パーティーポーク2


やっぱり、豚とリンゴは好相性!
家族の感想も上々でしたよ!

気になる作り方は↓をクリック!
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パンケーキなクッキー!?

久々のミステリークッキングです♪
今回は、ハンナ・スウェンセンシリーズの
「ブルーベリーマフィンは復讐する」より。

ショートスタッククッキー(サクサクパンケーキクッキー)です。

はっきり言って、何のことやら┐(´∀`)┌って感じですが。
小説の中では、
「メープルシロップをかけたパンケーキみたいな味がする!!」
と絶賛されております。
要は、メープルシロップクッキーですね。
出来上がりは

スタック3


大きくお月様のように広がる、アメリカーンなクッキー。
周りはサクサクしてますが、真中のほうはチューイーと言うのでしょうね。
噛み応えのある食感です。
でも、ハンナの町の学校の料理人・エドナが、
『朝食会に出すパンケーキを、コレで済ませたい』
と思うほどパンケーキみたいなクッキーって?
コレは、ミステリークッキングがほっておけるわけがありません!

お味は・・・
確かに、パンケーキの甘じょっぱいところ、バターの香り、メープルの甘さが再現されていると言えるでしょう。
パンケーキと言われなければ、メープル風味が強い、甘食みたいな素朴なクッキーです。
作り方については、↓をクリック!
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顧客獲得!ズッキーニマフィン。

また久しぶりにミステリークッキングです[:♪:]
今回は、クッキングママシリーズ
クッキングママの召喚状」より。
タイトルのズッキーニマフィン、実は本文にはレシピがありません。
名前も私が勝手に付けたもの。ゴルディがレシピを手に入れたとしたら、こんな名前を付けるかなぁ・・・と思って。
作ったのも主人公のゴルディではなく、このストーリーでゴルディが足しげく通う化粧品売り場のトップセールスレディのハリエットです。
このハリエット、なかなかの料理上手らしく、ゴルディに低カロリーオクラ入り(!)マフィンのレシピを渡したり(作りません)、顧客に手作りハーブ入りのパンをプレゼントしたりしています。
そして、ハリエットが化粧品売り場でゴルディにプレゼントして、材料を当ててみて。とケータラーの舌に挑んだマフィンがこれ。

ズマ


ズッキーニのマフィン。

ズッキーニと言えば、野菜のイメージが強いですが、アメリカではズッキーニブレッド(ブレッドといっても、パウンドケーキのようなもの)のように、お菓子のような軽食にして、朝食に食べるそうです。

で、マフィンに入ったズッキーニというのが、全く想像できなかったので作ってみました。
Willams Sonoma のレシピを参考にしました。
バターではなく、サラダ油を使うので、とっても簡単!

すりおろし


シナモンは苦手なので省略。すりおろしたズッキーニの水分を取ったものを加えます。風味漬けにオレンジマーマレードやペカンナッツ、ドライクランベリー(レシピではレーズンになっていましたが、変更。半分以下の量にしました。)が入っているので、とっても奥深い味わいになっています。
やっぱりアメリカのレシピなので、出来上がりは甘さが強めです。砂糖はかなり減らしてもいいかも。

生地


生地を全部混ぜたところ。
なんだか薄いお好み焼の生地みたいですね・・・。
プツプツと、ズッキーニの緑色が見えます。
焼き上がり。簡単なのに綺麗に焼きあがりました。

ズマ2


味は普通のマフィン。
しっとりしてるけど、ズッキーニの味がするのかどうか分かりません。
でもとってもおいしいですよ!
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ヒーローとは。

ミステリークッキングです[:♪:]

といっても、今回はレシピはなくて、本文に作っている描写があるだけなんですが。
「クッキングママの鎮魂歌」より。
トムが作ったサブマリンサンド。
これもいかにもアメリカーンな料理。
バゲットを水平に切れ目を入れ、三種のイタリアンチーズ、ハムをはさみ、オリーブオイルドレッシングをかけて、ラップで包み、クッキングシートに挟んでしばし冷蔵庫でなじませる。
…という料理なんですが、バゲット一本を豪快にサンドイッチにしちゃうのが楽しくて、作ってみたい熱がメラメラと…。

で、参考にしたのは、
「食彩浪漫6月号」
のヒーローサンド。
アメリカンな料理がテーマのレシピなんで、名前は違えども趣旨は間違ってないはず!しかもレシピの内容が本文と類似してるし!
ということで、
ミステリークッキング開始!(強引です)
バゲット一本に水平に切れ目を入れて、イタリアンドレッシングを塗る。

ヒーロー3


これ、かなり大量に使うので、ノンオイルのドレッシングにしました。
具をこれでもかー!とはさむ。

ヒーロー2


クッキングペーパーで包み、20〜30分なじませる。
召し上がれ!

ヒーロー


食べにくいけど、おいしい!
しばし無言になるくらい食べにくいです。
イタリアンドレッシングがバゲットにしみて美味。
で、このサンドイッチを作った時に改めて感じたことは…。
↓をクリック!
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バタースカッチショートブレッド。

ミステリークッキングです[:♪:]

今回は、初登場。
フェイス・フェアチャイルドシリーズの(小説自体は新しくない)
キルトにくるまれた死体」より。
「ベインブリッジ家のバタースカッチショートブレッド。」

この小説、フェイス・フェアチャイルドというメイン州はエイルフォードで仕出屋を営む女性を主人公にしたお話。やっぱり殺人事件に巻き込まれるミステリーです。
このシリーズ、最初はレシピがついてなかったけど、読者からの熱いリクエストにより巻末につけることになったそうです。
「キルトにくるまれた死体」は、フェイスの親友でお隣さん、仕事も手伝っているピックス・ミラーが主人公。フェイスは脇役です。
ピックスは、フェイスほど頭の回転が良くない・・・と自分で認めつつ(奥ゆかしい!)頑張って娘と共に殺人事件の解決に頑張ります。

ショートブレッド


今回のお菓子は、海岸のパーティーでのご近所さんからの持ち寄り料理からのレシピ。
バタースカッチショートブレッド。
小説の中では、ベインブリッジ家の老姉妹の秘蔵レシピ。
ショートブレッド特有のしっとり、サックリ感が最高です。
バタースカッチとは、ブラウンシュガーと、バターによって作られるものなのですが、このレシピもブラウンシュガーで出来ています。
ブラウンシュガー独特の風味と、焼けてキャラメルっぽくなっているところがおいしい!
でもそれほど甘味は強くありません。
塩味がほどよく効いていて、美味。
ショートブレッドの割に厚さが薄く焼きあがりましたが、レシピには。5ー6ミリに伸ばすとなっていたので、これくらいで十分かと。

今回少なめですが手順写真と、この小説に対する私の感想(辛口)は↓をクリック!
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アーティチョークのベーコン巻

そろそろ通常にやっていきます。
ミステリークッキングです[:♪:]

クッキングママの検屍書」より。

アーティチョークのベーコン巻、ディジョンマスタードソース添え。

ベーコン巻2


今回、ちょっとばかし・・・作者の意図した味からはずれた結果となったようです。
父、一口食べての感想。
「これは、酒のアテやな。」
この感想は正しい。
小説の中では、ラズベリー(!)のビールのおつまみのように出されていました。
母は、
「ちょっと酸っぱすぎ〜。」
確かに、酸っぱい。
ベーコン巻自体が酸っぱいのに、マスタードを付けたら、酸っぱいが2倍になって、味がよく分からなくなってしまいました。
マスタードをつけない方が、味として正解の料理になってしまいました。
なぜそうなったか?

理由と調理手順は、↓をクリック!
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