1 pandoro
パンドーロってご存知でしょうか。
実は私、去年まで全く知らず、見たことも聞いたこともありませんでした。
そんな私ですが、たまたま覗いたブログで作り方が紹介されていて、俄然興味が湧いてきました。
パンドーロとは、イタリアのパン菓子で、パネトーネ同様にクリスマスに食べられるものだそうですが、パネトーネは、あれほどポピュラーになっているのに、なぜパンドーロは影も形も見られないのでしょうか。なぞです。
パンドーロは、イタリア語で(というか、イタリア語なんて、さっぱり知りませんが)黄金色のパンという意味があるらしく、卵黄やバター、砂糖たっぷりのパン菓子で、イースト菓子ながら、まるでスポンジケーキのようなやわらかさと、味わい深さで、しっとりしているそうな。
どうです?食べてみたいでしょ?
こうなると、売っていないもんだから、作ってみるしかないわけで、またもや見たことも食べたこともないものを作りたくて作りたくて仕方がなくなってきたわけ。
とは言っても、ちょっと探してもレシピがない!
パン作りの本を探しても、パネトーネは載っていても、パンドーロは載っていないんですねー。しかも、イタリアで修行したと言うパン職人さんの本を見てみても、パンドーロだけないのよ。
これは一体どういうわけだ?
実は、このパンドーロ、ものすごく手間のかかるパンらしく、本場のイタリアでも、手作りする家庭は少ないらしいのです。
そうなってくると、余計食べたくなる私。
ネットで検索してみると、どうもクリスマス時期だけは輸入食品として扱っているお店はあるらしい。
しかし!
そのお値段が、なんと、おひとつ5000円也。
ちょっ!
いくらなんでも…。
というわけで、さらに作りたい熱は高まってくる。
しかし、レシピがない。
いや、ある事はあるのですが、なんといいますか、
イタリア語
なんでして・・・。
まぁ、一応世の中にはエキサイ・・ゲフンゲフンとかいう文明の利器があるわけで。
何とか翻訳はできるはできるんでございます。
しかし、第二の難関。
なんと申しますか、このパンドーロ、普通に作っただけでは、本場のお味は再現できないそうな。
パン菓子というだけあって、発酵させるわけなんですが、普通に常識的に発酵させただけでは、パッサパサの味気ないものになってしまうそうです。
そこでどうするかと言うと、何回も中種を作って、段階的に長時間掛けて発酵させるそうです。
書いているだけでも疲れますが、そうしないと、本来の味は出せないんだと。
で、いろいろ、本当にいろいろ考えた結果、
日本語で書かれているレシピで、一発検索できる辻料理学校のレシピを参考にすることにしてしまいましたよ。
しかしここでもまた問題が。
このレシピ・・・どんだけプロの技炸裂させてますのん。
としか言いようがないわけで。
なんと、ヨーグルトから天然酵母を手作りして、やっとパン作りに入るレシピです。
さらに生地作りで2日かかります。
全部再現すると、焼き上がりまで最低でも5日間はかかる計算です。
しかし、私的に今までの経験を踏まえて、ヨーグルト天然酵母は、『天然酵母を作る段階』で失敗する公算が高いと判断して、断念。
代わりにいくらか手軽なホシノ天然酵母を使うことにしました。
さらに、リンク先を見ていただければお分かりいただけますが、辻料理学校なだけあって、一回に作る量がものすごく多い!
粉だけで全量1450gって、どういうこと?
と言うわけで、ベイカーズパーセントを無理やり計算して、何とか粉の量を200gに抑えることに成功。
てか、粉の量200gだと、塩とかが、小指の先くらいの量になるんですけどね。
大丈夫なのかしらん?
そして、パンドーロといえば、特徴的なのがその形。
なんといいますか、星型のような、八つの角を持つ型なんですわ。
本場では、それを輪切りにして、少しづつずらして置き、まるでクリスマスツリーのごとき形状にして楽しむそうな。
なんとも可愛らしく、想像するだに楽しげであります。
まず何事も形から入りたい私。
パンドーロの型を探してみた。
・・・た、高い・・・。
しかも!
某ショップにおいては、残り僅かとな!?
さらに!
バターや砂糖が多い生地だからかどうかさっぱり分かりませんが、パンドーロには分厚いアルミダイキャストで、シリコン加工のものが最適だとか、辻料理学校の先生はおっしゃるし。
買ってしまいました・・・。
てか、レシピも定かではないのに、よく売ってるよね。
ま、まぁ、パンドーロ以外でも、使おうと思えば使える型だし・・・。
ほら、大きなブリオッシュ型みたいに使えないこともないとも言えるし・・・。
ビスキュイドサヴォワの型に使えるかもしれないし・・・。
とか、いろいろ脳内言い訳しつつ、買いました。
この投資は、吉と出るか、凶と出るか?
果たして、成功するのか否か?
長くなったので、以下次号。
実は私、去年まで全く知らず、見たことも聞いたこともありませんでした。
そんな私ですが、たまたま覗いたブログで作り方が紹介されていて、俄然興味が湧いてきました。
パンドーロとは、イタリアのパン菓子で、パネトーネ同様にクリスマスに食べられるものだそうですが、パネトーネは、あれほどポピュラーになっているのに、なぜパンドーロは影も形も見られないのでしょうか。なぞです。
パンドーロは、イタリア語で(というか、イタリア語なんて、さっぱり知りませんが)黄金色のパンという意味があるらしく、卵黄やバター、砂糖たっぷりのパン菓子で、イースト菓子ながら、まるでスポンジケーキのようなやわらかさと、味わい深さで、しっとりしているそうな。
どうです?食べてみたいでしょ?
こうなると、売っていないもんだから、作ってみるしかないわけで、またもや見たことも食べたこともないものを作りたくて作りたくて仕方がなくなってきたわけ。
とは言っても、ちょっと探してもレシピがない!
パン作りの本を探しても、パネトーネは載っていても、パンドーロは載っていないんですねー。しかも、イタリアで修行したと言うパン職人さんの本を見てみても、パンドーロだけないのよ。
これは一体どういうわけだ?
実は、このパンドーロ、ものすごく手間のかかるパンらしく、本場のイタリアでも、手作りする家庭は少ないらしいのです。
そうなってくると、余計食べたくなる私。
ネットで検索してみると、どうもクリスマス時期だけは輸入食品として扱っているお店はあるらしい。
しかし!
そのお値段が、なんと、おひとつ5000円也。
ちょっ!
いくらなんでも…。
というわけで、さらに作りたい熱は高まってくる。
しかし、レシピがない。
いや、ある事はあるのですが、なんといいますか、
イタリア語
なんでして・・・。
まぁ、一応世の中にはエキサイ・・ゲフンゲフンとかいう文明の利器があるわけで。
何とか翻訳はできるはできるんでございます。
しかし、第二の難関。
なんと申しますか、このパンドーロ、普通に作っただけでは、本場のお味は再現できないそうな。
パン菓子というだけあって、発酵させるわけなんですが、普通に常識的に発酵させただけでは、パッサパサの味気ないものになってしまうそうです。
そこでどうするかと言うと、何回も中種を作って、段階的に長時間掛けて発酵させるそうです。
書いているだけでも疲れますが、そうしないと、本来の味は出せないんだと。
で、いろいろ、本当にいろいろ考えた結果、
日本語で書かれているレシピで、一発検索できる辻料理学校のレシピを参考にすることにしてしまいましたよ。
しかしここでもまた問題が。
このレシピ・・・どんだけプロの技炸裂させてますのん。
としか言いようがないわけで。
なんと、ヨーグルトから天然酵母を手作りして、やっとパン作りに入るレシピです。
さらに生地作りで2日かかります。
全部再現すると、焼き上がりまで最低でも5日間はかかる計算です。
しかし、私的に今までの経験を踏まえて、ヨーグルト天然酵母は、『天然酵母を作る段階』で失敗する公算が高いと判断して、断念。
代わりにいくらか手軽なホシノ天然酵母を使うことにしました。
さらに、リンク先を見ていただければお分かりいただけますが、辻料理学校なだけあって、一回に作る量がものすごく多い!
粉だけで全量1450gって、どういうこと?
と言うわけで、ベイカーズパーセントを無理やり計算して、何とか粉の量を200gに抑えることに成功。
てか、粉の量200gだと、塩とかが、小指の先くらいの量になるんですけどね。
大丈夫なのかしらん?
そして、パンドーロといえば、特徴的なのがその形。
なんといいますか、星型のような、八つの角を持つ型なんですわ。
本場では、それを輪切りにして、少しづつずらして置き、まるでクリスマスツリーのごとき形状にして楽しむそうな。
なんとも可愛らしく、想像するだに楽しげであります。
まず何事も形から入りたい私。
パンドーロの型を探してみた。
・・・た、高い・・・。
しかも!
某ショップにおいては、残り僅かとな!?
さらに!
バターや砂糖が多い生地だからかどうかさっぱり分かりませんが、パンドーロには分厚いアルミダイキャストで、シリコン加工のものが最適だとか、辻料理学校の先生はおっしゃるし。
買ってしまいました・・・。
てか、レシピも定かではないのに、よく売ってるよね。
ま、まぁ、パンドーロ以外でも、使おうと思えば使える型だし・・・。
ほら、大きなブリオッシュ型みたいに使えないこともないとも言えるし・・・。
ビスキュイドサヴォワの型に使えるかもしれないし・・・。
とか、いろいろ脳内言い訳しつつ、買いました。
この投資は、吉と出るか、凶と出るか?
果たして、成功するのか否か?
長くなったので、以下次号。