2 パンドーロへの遥かなる道のり。
はい、前回の続きです。
それでは、パンドーロ、張り切っていきましょー!
の前に。
パンドーロ、作るのにやたら時間がかかることは、前回にも書きましたが、その内訳をざっと書いてみます。
どんだけ時間がかかるか。
で、どうしてそんなに時間をかけなければいけないかなのですが、このパンは、短時間で作ると、パッサパサの味気ないものになってしまうのです。
それを防止する手段が、天然酵母を使って発酵させるというもの。
天然酵母は、パンの老化を防ぎ、風味を保つ代わりに、発酵に時間がかかると言うわけなんですね。
で、発酵時間の内訳ですが。
まず一番大事な、天然酵母起こし。
私はホシノ天然酵母を使いましたが、これにざっと24時間かかります。
余談ですが、
これが、辻料理学校の指定どおり、ヨーグルト天然酵母を手作りしてみようかって気になると、なんと、種起こしだけで72時間、さらにその種を使ってパンの発酵種を作るために、計32時間かかるという・・・。
まぁ、それはおいといて。
とりあえず天然酵母作りで24時間。
次に天然酵母で発酵種1つくりで最低16時間発酵させる。
続いてその発酵種1に他の材料を混ぜ、発酵種2を作り、8時間発酵。
さらにその発酵種2に、イーストで発酵させたイースト発酵種を加えてその他の材料を混ぜ、発酵種3とし、16時間発酵。
おまけにその発酵種3に大量のバター、砂糖、卵黄を混ぜたものをあわせて2時間発酵。
駄目押しで発酵させた生地を成形して、型に入れ、最終発酵1時間。
ここで、ようやっとオーブンで焼き上げるという長丁場でございます。
どうです?
これだけで、頭痛がしてきたでしょ?
この、有無を言わさぬ提案を受け入れたところで、ようやく生地作り開始です。
まず、発酵種1作り。
全体の粉の量を200gに抑えるため、最初の発酵種に使う強力粉は
なんと13.6gです(笑)
蜂蜜に至っては、0,08gですぞ。
右はホシノ天然酵母です。
私ねぇ、ここで悩んじゃったわけですわ。微量計を買うべきか?と。
ほら、0,1gまで測れる電子量りですよ。
でもねぇ。
とりあえず、欲しいのは1万円近くするんだわ。
パン作りには便利なのは分かっていますが、今回はパンドーロの型を買うだけで既に予算オーバーなわけでして、泣く泣く諦めましたわ。
それにさ、一万円近く払っても、測れるのは0,1gまで。
私が量りたいのは、0,08gなのよ。
全然超越してんのよ。
と言うわけで、無理やり、アナログで参ります。
で、どうしたかというと、少量を捏ねたとしても、誤差によって出来上がりの分量が取れるとは限らないので、倍量(つっても粉27,2gはちみつ0,16g)作って必要量を切り取る作戦に変更。
はちみつは、小匙一杯の重さから無理やり0,16gの量を割り出してみました。
ほんと、爪の先程度の分量ですよ。
ちなみに、上の画像の粉の方に、はちみつは既に量って入れてあります。
はい、あんまり少量で、入っているのかいないのか、分かりません!
で、
手のひらに乗る分量。
言うなれば小さめのお饅頭くらいの発酵種が出来ました。
これを20〜25℃で16時間発酵させる。
私、計算を間違えて、午後一時に捏ね上げた為、16時間後は朝の5時ですよ。
寝てるっつーの!
本当は、翌日の8時くらいの作業時間にしたかったんですが・・・。
!?
ちょっ!
これ、さっきの画像と何ら変わっていないように見えると思いますが!
16時間経過したものなんですよ!奥様!
全然膨らんでないー!
っかしーなー。
レシピでは、2〜3倍程度には膨らんでいるように見えるのだが・・・?
(まぁ、よーく見ると、ちょっとは膨らんでいるのだが。でも、ちょっとだ)
非常に不安なスタートを迎えつつ、
以下次号!
それでは、パンドーロ、張り切っていきましょー!
の前に。
パンドーロ、作るのにやたら時間がかかることは、前回にも書きましたが、その内訳をざっと書いてみます。
どんだけ時間がかかるか。
で、どうしてそんなに時間をかけなければいけないかなのですが、このパンは、短時間で作ると、パッサパサの味気ないものになってしまうのです。
それを防止する手段が、天然酵母を使って発酵させるというもの。
天然酵母は、パンの老化を防ぎ、風味を保つ代わりに、発酵に時間がかかると言うわけなんですね。
で、発酵時間の内訳ですが。
まず一番大事な、天然酵母起こし。
私はホシノ天然酵母を使いましたが、これにざっと24時間かかります。
余談ですが、
これが、辻料理学校の指定どおり、ヨーグルト天然酵母を手作りしてみようかって気になると、なんと、種起こしだけで72時間、さらにその種を使ってパンの発酵種を作るために、計32時間かかるという・・・。
まぁ、それはおいといて。
とりあえず天然酵母作りで24時間。
次に天然酵母で発酵種1つくりで最低16時間発酵させる。
続いてその発酵種1に他の材料を混ぜ、発酵種2を作り、8時間発酵。
さらにその発酵種2に、イーストで発酵させたイースト発酵種を加えてその他の材料を混ぜ、発酵種3とし、16時間発酵。
おまけにその発酵種3に大量のバター、砂糖、卵黄を混ぜたものをあわせて2時間発酵。
駄目押しで発酵させた生地を成形して、型に入れ、最終発酵1時間。
ここで、ようやっとオーブンで焼き上げるという長丁場でございます。
どうです?
これだけで、頭痛がしてきたでしょ?
この、有無を言わさぬ提案を受け入れたところで、ようやく生地作り開始です。
まず、発酵種1作り。
全体の粉の量を200gに抑えるため、最初の発酵種に使う強力粉は
なんと13.6gです(笑)
蜂蜜に至っては、0,08gですぞ。
右はホシノ天然酵母です。
私ねぇ、ここで悩んじゃったわけですわ。微量計を買うべきか?と。
ほら、0,1gまで測れる電子量りですよ。
でもねぇ。
とりあえず、欲しいのは1万円近くするんだわ。
パン作りには便利なのは分かっていますが、今回はパンドーロの型を買うだけで既に予算オーバーなわけでして、泣く泣く諦めましたわ。
それにさ、一万円近く払っても、測れるのは0,1gまで。
私が量りたいのは、0,08gなのよ。
全然超越してんのよ。
と言うわけで、無理やり、アナログで参ります。
で、どうしたかというと、少量を捏ねたとしても、誤差によって出来上がりの分量が取れるとは限らないので、倍量(つっても粉27,2gはちみつ0,16g)作って必要量を切り取る作戦に変更。
はちみつは、小匙一杯の重さから無理やり0,16gの量を割り出してみました。
ほんと、爪の先程度の分量ですよ。
ちなみに、上の画像の粉の方に、はちみつは既に量って入れてあります。
はい、あんまり少量で、入っているのかいないのか、分かりません!
で、
手のひらに乗る分量。
言うなれば小さめのお饅頭くらいの発酵種が出来ました。
これを20〜25℃で16時間発酵させる。
私、計算を間違えて、午後一時に捏ね上げた為、16時間後は朝の5時ですよ。
寝てるっつーの!
本当は、翌日の8時くらいの作業時間にしたかったんですが・・・。
!?
ちょっ!
これ、さっきの画像と何ら変わっていないように見えると思いますが!
16時間経過したものなんですよ!奥様!
全然膨らんでないー!
っかしーなー。
レシピでは、2〜3倍程度には膨らんでいるように見えるのだが・・・?
(まぁ、よーく見ると、ちょっとは膨らんでいるのだが。でも、ちょっとだ)
非常に不安なスタートを迎えつつ、
以下次号!