SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

里の白雪。

みおつくし料理帖シリーズです♪

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今回は、シリーズ第4巻の「今朝の春」より、

里の白雪です。

蕪好きの戯作者・清右衛門先生から、美味い蕪料理を作ったら褒美をやるといわれ、色々事情があって、それに挑戦することにした澪。
色々な蕪料理を食べている清右衛門を唸らせた料理とは・・・?

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はい。
見た目は真っ白で、何かはよく分からないと思いますが、この白いものが蕪。
蕪をすりおろして卵白と混ぜて下に隠したひらめと共に蒸しています。
上から出汁で作った餡をかけて、わさびをちょこんと載せて出来上がり。
清右衛門先生は、ひらめではなく、鯛を使えと言っていましたが、ちょうど鯛がひらめより安かったので、私は鯛を使いました。
これが・・・。
ものすごく美味しいです!!
蕪の甘味と、鯛の甘味が優しく口の中で広がって本当に上品で美味しい!
わさびの風味がまた食欲をそそるんですよね。
これは本当にお勧めです。

私、この4巻の中で、この料理名を名づけた時の清右衛門先生のセリフに、本当に泣けてしまいました。
かっこよくて、時代劇って、こうでなくては!って感じだったんですよねー。
あ、海原雄山みたいなんですよ(笑)。
実は、清右衛門先生は、あの有名人なんですね・・・。

蕪をおろして使うちょっと珍しい料理。
どうぞ、召し上がれ!
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