SWEET SWEET SWEET

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桑田佳祐 宮城ライブ〜明日へのマーチ!

本日、9月10日桑田佳祐 宮城ライブ〜明日へのマーチ!
へ行ってきましたよ!

うおー!!
もう感動の嵐でした!すごく良かった!
手のひらが、久しぶりに拍手で内出血を起こした!

ご存じのように、震災後初の桑田さんのライブです。それをここ、宮城で行ってくださったんです。
本当にありがとうございます!
当日の縁日の画像などは明日にでもアップしますね。
ひとまずテキストでライブの様子などを記録します!

まず、第一番目に何を歌ってくださったと思いますか?
これが、まったく予想外!
なんと、
「青葉城恋唄」です!
いやー、これで開始早々涙腺崩壊!
なんと言いますか、宮城県民にとっては、「青葉城恋唄」はなんと言いますか、どうしようもなくソウルミュージックなわけですよ。好きとか嫌いとかは関係ないんですよ。一年中いたるところで聞かされるわけなんですから、もう、そういうもんなんですよ。
それを桑田佳祐さんが、ライブでいきなり歌ってくれたんですよー!?
杜の都人にとっては、もう感動しかないんですよ。
関東とかからいらしている人々には「なんのこっちゃ」だったと思いますが(笑)。
でも桑田さん、超真面目に歌ってくれました。3番まで歌ってくれたんですよ。

まず、初めに今回の震災の犠牲者の方々への黙とうをしました。

それからライブ本格的に開始です!
最初は「現代人諸君!!」ひゃー、かっけー。
なんつーか、世相を斬りまくってる。
次が「SO WHAT?」
あと、順番忘れましたが、「OSAKA LADY BLUES」〜大阪レディ・ブルース〜を、なんと宮城レディ・ブルースに改変バージョンにして、歌詞を変えて歌ってくださいました。いろいろ笑えました!
それにしても、食道癌の復帰後とは思えないほど力強い歌声、パフォーマンス。すごい体力です。
途中、なんとアリーナ席の真ん中にステージを作って、アントニオ猪木のテーマ・炎のファイターの曲とともに、桑田さんがアリーナへ降りて、そこまで徒歩で(笑)たどり着きました。そこで、ギターとハーモニカだけで歌ってくださったんですよ。ゲスト出演で原由子さんとデュエット!
原由子さんは、東二番町小学校で同級生だったそうです(そんなわけねー)。てか、東二番町小学校って、仙台に実際ある小学校です。デュエットなんて、学生以来?なんて言ってましたが、そんなわけないよねー。
でもその時、私のいる席が超近くなって、人生で一番桑田さんに近づけました!
その時歌ったのが、栞(しおり)のテーマ、LOVE AFFAIR 〜秘密のデート、あと一曲が思い出せない!すみません!
あと、順不同で、いいひと、古の風吹く杜、EARLY IN THE MORNING.旅立ちの朝、本当は怖い愛とロマンス、月 銀河の星屑、月光の聖者達、それ行けベイビー!!
BAN BAN BAN 明日晴れるかな NUMBER WONDA GIRL 〜恋するワンダ ハダカ DE 音頭 〜祭りだ!! Naked〜.祭りのあと.Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜.
スキップ・ビート MERRY X’MAS IN SUMMER
ほかにもあったと思いますが、とりあえずこれだけ覚えています。
あと、宮城県の民謡・大漁唄い込みも、さわりだけ歌ってくれました(笑)。「松島〜の、サーヨー」ってやつ。
明日へのマーチと、Let's try again 〜kuwata keisuke ver.〜が終わって、一旦桑田さんたちが舞台袖に帰りました。そこから!アンコールの拍手とともに、スタンドから自然にウェーブが起こり、スタンド2週くらいしてから、アリーナへウェーブが続いて、それも2週くらいウェーブしてました。笑った。

最後の最後は、「希望の轍」。
ジャンプしすぎで、息が切れた・・・(笑)。
で、最後は、震災の復興、原発の収束、などなど未来へ祈念して、全員で一本締め。

ほんと、すごかったですよ。ライブの模様は、後日WOW WOWで放送されるようですので、チェックです!絶対!
桑田さんのすごさを、改めて感じました。歌詞とか、やっぱりすごい。天才。泣けた。ものすごく心に迫りました。かっこよかった。
もう、疲れて、ひどいレボですが、ご容赦ください!
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赤い激流・第十一回 レビュー

第十回レビューはコチラ
いい加減レビューが遅れているので、本日二回目のアップ。

「家族を守るために殺す!」

あらすじ

毎朝音楽コンクールまであと二週間。
敏夫と武は、寝る間も惜しんでレッスンを続けた。しかし武の腕は容赦なく痛む。武は大学病院の友人、西条医師に頼んで、あと二週間腕が動くようにしてほしいと頼む。
西条医師は、100%ではないが、神経や血管を圧迫している筋肉を切り取れば治る確率があると診断する。そこで武は喜んで手術を受けることにする。
敏夫は喜んで有頂天になるが、清司は、そんな敏夫の喜びに、「腕が治ればへし折ってやる」と、水を差すのだった。
手術は終わった。しかし、結果は良くない。大事な神経が傷ついており、中指が麻痺したまま動かないのだ。清司は病院に入り込み、その医師の会話を聞いて、暗い喜びに笑いをもらした。西条医師は、直接告知をせず、リハビリを続けろと武に言い、大沢家を喜ばせるのだった。
武は敏夫に、英雄ポロネーズだけでなく、ショパンの曲をできるだけマスターさせる。それが英雄ポロネーズの理解に役立つのだと言う。
そんな時清司が大沢家に現れる。清司は武に、中指が動かないことを教えに来た。それを聞いていた弟の実は、清司に怒りをぶつけ、殴りつけて出て行けと叫ぶ。笑う清司に、敏夫は「俺がぶっ殺す」と宣言した。
武は弟の実に「ピアノは俺のすべてだった。何の生きがいもない」と漏らす。
「泣きたいんだったら泣け」と兄弟は悲しみを共にする。悲しみに暮れる大沢家だった。
清司は東山夫妻をマンションに呼び出し、武の指のことを話し、大学を辞めさせ、代わりに自分を助教授にすることを要求する。
武の見舞いに来た宮島学長と妻のあやは、ピアノ科の助教授について相談に来る。言いにくそうな二人を制して、武は辞職を申し出る。
信一は再就職について心配するが、武は希望をもって仕事を探すと宣言する。妙子は大学を辞めることを申し出るが、武は勉強して親孝行しろと話した。由美子はパートでもお手伝いさんでも、仕事を探すと話すが、武は家を守ってほしいと話す。
敏夫は友人の三郎と良介とともにジャズ演奏のバイトに精を出すが、やりすぎで友人二人は疲れてしまう。
武の退院祝いに大沢家に訪れる親戚一同。実は宮島家に、武の大学辞職について問いただし、自分も指揮科の講師を辞めると言うが、宮島家は引き留める。実が大学の教職に就いたのは、武に頼まれたからだった。実は、武の音楽の知識をもってすれば、楽理の教授になれるはずと学長を説得し、本物の教育者を捨てるのは大学のために良くないと話す。
あやも華江も明彦もその言葉を支持する。学長は武を楽理の教授にすることを認めた。
清司が宮島家に訪れ、正彦を無視して、学長とあやに、不倫をばらす。不倫くらいで動じるあやではないが、裏口入学のことを聞くと顔色を変える。スキャンダルをばらされたくなかったら、武を辞めさせ、自分を助教授にしろとゆする。
学長とあやはこの場は清司の言うことを飲むことにする。
正彦は、清司を殺してやりたいと漏らす。
華江は、武がまた大学を辞めさせられることを聞いて大沢家に来る。由美子はそれを聞いて、血相を変えて家を出て行く。華江は信一の誘いを断り、敏夫を探して続いて家を出て行く。敏夫は、三郎・良介とともにコンクールの予行練習をしていた。華江はその場に乗り込み、敏夫に武のことを伝えた。怒った信一は華江を追いかけて来ると、無理やりキスをした。
清司は自宅でピアノの練習をするが、指がまともに動かない。由美子は清司に「武さんをこれ以上苦しめないで」と土下座して頼む。清司は「由美子が戻ってくるなら武を助教授に戻してもいい」と由美子に襲い掛かる。由美子は「殺してやる」と叫んで逃げ出すが、そこへ敏夫が駆けつけ助ける。「俺には才能も天分もある」という清司に、「父さんにはもう天分も才能もない。人を憎むだけの汚い人間だ。先生とは比べ物にならない」と敏夫は笑う。「先生に何かしたら、父さんを殺す」と言うが、清司は聞かない。清司は「俺を止めたかったら俺を殺せ」と、敏夫を殴って挑発する。敏夫はついに我慢の限界に達し、清司の首を絞める。そこへ隣の部屋の主婦が乗り込んで、三人を止める。
心配していた武に、敏夫は何も聞かないで休ませてほしいと由美子を寝室に帰らせる。敏夫はピアノを弾き始めるが、心が乱れて全くうまくいかない。
「俺にはピアノは弾けない。コンクールもあきらめる」と敏夫は言う。「父さんを殺そうとしている人間にピアノは弾けない」と。
「殺すより仕方ない」という敏夫を武は止める。「どんな父親でも父親だ。子供が父親を殺すなんて絶対にいかん。人を憎んではだめだ。俺は田代君を信じている。いつか立ち直ると信じている。間抜けと言われようが、構わない。人間は何のために生きている?人を憎んで暗い一生を送るためか?人を愛して、明るい一生を送るためか?敏夫君は、愛情をいっぱい持っている。殺したいと言う気持ちは俺のために忘れてほしい。俺なんかどうなってもいい。大事なのは君だ。君のピアノだ。君のピアノが完成したら、俺は満足だ。この右腕に代わってピアノを弾くのは君だ。頼む。人を愛してくれ。ピアノを捨てないでくれ」静かに弟子を諭す武に、敏夫は答えた。
わかったよ。先生。わかった」
「ありがとう。敏夫君」

武の愛情によって、敏夫の心は美しさを取り戻した。

感想

おお・・・(ToT)
ちょっと・・・
感動の師弟の対話。
泣いた。

最後の、武と敏夫の対話が最高。
今までの絶叫調の説得とは打って変わって、静かな説得だ。
説得というより、諭しですよ。
人を憎む意味。人を愛する意味。人が生きる意味。
そして、弟子が生きる意味。
師が静かに、弟子を導く。
無理やり聞かせるのではない。一つ一つの疑問、弟子の求めに応じて、師が静かに、確信を持って導いている。
あらすじでは、セリフを書き出すと膨大なので、あえてはしょって書いてしまったが、武のセリフの合間に、敏夫の合いの手というか、自分はだめだー的なセリフが入るので、本編を見るとさらに感動できる。
視聴者は敏夫に完全に同化し、武の教え子となって、清司を憎むのは間違いだという気持ちになってしまうのだ。
これも名場面だ。
良かった。

それにしても、武が大学を辞職するくだりであるが、なんとなく腑に落ちないものを感じた。ピアノ科の助教授って、そんなに簡単にクビになったりするのだろうか。まぁ、ピアノが弾けないのだから、仕方ないといえばそこまでだが、それこそ娘婿なのだから、再就職を斡旋するとか、事務方に回すとか、いろいろ手はあると思うのだが、宮島音楽大学ではあっさりクビ。その疑問については、石立鉄男の実が解決してくれるが、やっぱり、おいしいところは石立鉄男なのねー、と感じたところだ。
さらに突っ込むと、今回の話で辞職しなくてはならないのは、武ではなく、明らかに正彦だ。これだけの不祥事をしでかしたのだ。まだ表には出ていないとはいえ、そのまま助教授に居座るとは、並の神経ではないし、学長とあやも、なぜ辞職させないのかが不思議としか言いようがない。

そして、今回時系列が妙なことになっていないだろうか。
武の手術の時点で、コンクールまであと二週間だったはずだ。退院するまでの日数について言及されていないので何とも言えないが、退院祝いをすることからして、一日で帰ってきたとは考えにくい。さらに二週間前だと言うのに、敏夫はジャズバンドのバイトに一日以上を消費してしまった。どう考えても一週間は無駄に過ごしているはずである。

さらに乱闘が本日も例にもれず起こってしまった。
ピアノコンクールに出る直前のピアニストが、大事な手を使って男の首を絞めるとは・・・。
それだけ追い詰められているのだろうと、好意的に考えてみる。

緒方拳の清司が、武の指のことを知って笑う場面は、心胆寒からしめる演技だった。本当に殺してやりたいくらいの笑いだ。
このままでは彼は無事に済まないのではないか!?いったいどうなるの!?・・・なんて、わざとらしく心配してみる。

第十二回につづく・・・
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赤い激流・第十回・レビュー

赤い激流・第九回はコチラ
そういえば、九回の感想で書くのを忘れましたが、正彦役の前田吟が宮島家で弾いていたのは、ベートーベンのピアノソナタ「悲壮」。くわえたばこに仏頂面で弾く前田吟。かっこよすぎて笑った。


「一人の妻に二人の夫・争いの果てに・・・」

あらすじ

公文書偽造と不法渡航により、田代清司は、執行猶予付きの有罪判決を受けた。執行猶予中とはいえ、自由の身になった清司は、いよいよ大沢武をつぶすことを心に誓う。
大沢家の長男・信一の命令で、武からのレッスンを受けられなくなった敏夫。大学の教室で一人練習するのを、武は陰でこっそり聞いていた。そんな二人の様子に気づいた華江は、その理由を問い詰める。原因は自分にあると気づいた華江は、信一と結婚する覚悟を決める。
敏夫と華江が愛し合っていることを知る武は、華江に真意を確かめる。華江は、宮島家を継ぐべき人間という、どうにもならない自分の運命を受け入れることにしたのだ。信一となら、温かい家庭を築くことができると確信したという。恋愛と結婚は別…。若いのにそんな言葉をつぶやく華江の決心を、武は受け入れた。
信一は信一で、華江の心は敏夫にあると知りながら、自分が華江を愛し続けることで、華江もいつか自分を愛してくれるようになることを信じて、華江の申し出を受け入れる。
しかし、宮島家は、田代清司がもれなくくっついてくる大沢家との縁談に難色を示した。信一は絶望するが、敏夫はそんな信一にはっぱをかけ、宮島家に押しかけて信一との婚約を認めさせるのだった。
宮島家の娘婿遠山正彦は、そんな動きが気に入らず、田代清司に相談する。清司は、武をダシにして妻由美子を呼び出し、乱暴しようとするが、武が駆けつけ、ついに武は清司を殴って止める。目の前で由美子を連れて行かれた清司は、さらに憎悪を募らせる。
信一と華江の婚約パーティーの席上に果たして清司は現れ、武が宮島家を乗っ取ろうとしていると挑発する。敏夫が駆けつけ清司を抑えるが、外に出る清司を武は追いかける。清司からの憎しみを改めてぶつけられた武は、もはや分かり合えないと、ようやく清司と対決することを宣言する。
「殺されるくらい憎まれなきゃ、思い切ったことはできない」そう捨て台詞を残して、清司は去った。


感想

ついに大沢先生の堪忍袋の緒が切れ、清司には負けない!宣言が飛び出す。
しかし、その瞬間の清司の顔。
これはよかったー。
戦うことがうれしいのではない。むしろ苦しげな表情を彼は浮かべた。
清司は、武を努力型の魅力のない人間で月、自分は天才で太陽にたとえる。
しかし、いつもすべてを持っていくのは月の武であることを認めてしまう。
そう、今までは、武は同じ土俵に決して上がっては来なかった。戦っていなかった。戦っていない相手になら、いくらでも勝つことはできる。しかし、同じ土俵に立つとしたら・・・?
彼が本気で自分に向かってきたら・・・。
清司にはその結果が見えていたのではないか。
敏夫はかつて言った。。「父さんは、ブレーキの利かない機関車。誰も止められないんだ」と。
もう、自分にも止められないのだろう。たとえ目指す先に、破滅が待っていようとも。

やはり赤木春江のおばあ様はいい。
おじい様がスキャンダルを恐れて大沢家との婚姻を認めないのに対して、敏夫に惹かれている華江の心情を思って、信一との婚約を認めるのをためらうおばあ様。
いい人だ。本当に。

今回注目した点は、ドラマ内の男性陣のファッションについてだ。
私はファッションのことは全く疎いのだが、それにつけても気になるのが、武や清司、正彦や信一の背広について。
ドラマ内では、季節は夏真っ盛りの設定のはずだ。
しかし、彼ら、背広を着る男性陣は、戸外で背広を脱ぐ気配がない。
そう、以前は夏でも背広を脱がなかったのだ。
クールビズなんて、夢にも思わなかったのだ。
しかし、昨今の電力不足と節電の動きから、夏場に男性が背広を脱がず、ネクタイも緩めず、あまつさえワイシャツも頑固に長袖であったことなど、そのうち忘れ去られるに違いない。
子供の頃などは、夏でも背広姿の大人たちを見て、「暑くないのだろうか?大人になれば、我慢できるようになるのだろうか?」などと疑問に思っていたが、本当にどうしていたのだろう?
さらに、清司や正彦は、夏なのにスリーピースだ。
スリーピースのスーツなど、身近な男性陣にはとんと見かけなくなったなぁと、遠い目になってしまう私である。父も昔はスリーピースを着ていたたことを思い出した。
もう一つ、このドラマで身に着けられているネクタイは、非常に幅が広い物が多い。当時幅の広いネクタイが流行っていたのだろう。水谷豊がつけるネクタイはそうでもないが。
特に、石立鉄男のネクタイは広い。
今後、注目してみてほしい。

第十一回はコチラ
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