SWEET SWEET SWEET

手作りのお菓子やパン、料理など美味しいもの、
そして大好きな本など紹介します♪

「うざく」我が家風。

みをつくし料理帖です。

今週末にみをつくし料理帖のドラマがあるので、一人で勝手にみをつくし祭り開催中です!(爆)

今回は、第三巻「想い雲」より「うざく」です。

この料理、我が家では大阪出身の母がよく作ってくれていたので、鱧料理よりもピーンと来た料理なんですよね〜。
この章の本題「鱧(はも)」料理は、再現料理の同志kabatanさんが見事に再現なさっているので、そちらをどうぞ。(それにしても、澪の鱧のさばき方が、あまりに堂に入っているのは、ちょっと首をかしげたくなる描写だと思いました…。kabatanさんのご意見で脳内補完しています。汗)

さて、江戸の暑気払いと言えば、言わずもがなの鰻。ですが高価なため、庶民はどじょうをよく食べていたようです。大坂出身の澪とご寮さんは、夏と言えば鱧!と懐かしく思い出しています。江戸では鱧は捕れないと聞いてがっかりする二人の為に、やさしい源斉先生は、実家からつる家に鰻を届けさせるのでした。
源斉先生は、江戸のおいしい鰻を二人に食べてもらおうとしたのですが、澪は、よりたくさんのお客さんに食べてもらいたいと、やはり大坂を思い出しながら、鰻の蒲焼を「うざく」にして、つる家の献立に載せるのです。

この鱧が食べられないと聞いてがっかりする二人の姿に、私は母を重ねてしまいました。母も鱧が大好物ということなのですが、関西から遠く離れた地で暮らして幾年月、美味しい鱧料理を最後に口にしたのはいつだろうと考えてしまいました。魚屋さんで小さなパック物でも鱧があると必ず買っていた母ですが、高価ですし、もちろん調理済みで、澪が言うように、新鮮なものを調理した味とは程遠いものなのだろうと察せられて、なんだかもの悲しくなってしまったのです。いつの日か、夏に旬の鱧料理を食べさせてあげたいものです…と考えつつ幾年月…(汗)。

閑話休題。
きゅうりを塩揉みして、ざくざく刻んだ鰻の蒲焼とあえた酢の物、それが「うざく」です。
私は名前を知らずに食べていたのですが、母に聞くと、祖母もよく作っていたそうで、実家では「うなきゅう」と呼んでいたんですって。

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家にあった「土井勝の家庭料理」(昭和49年発行)を見てみると、ちゃんと「うざく」という名前で載っていました。土井勝先生(奥様は土井信子先生、息子さんは土井善晴先生です)は、関西のお人なので、この本にはきちんと関西風の料理がたくさん載っているんですね〜。鱧料理も結構載っていて、「鱧のくずたたき」もありました。(ちゃんと青柚子を添えてあります)

今回は母に教えられながら我が家風「うざく」改め「うなきゅう」を作ってみましたよ。
きゅうりは輪切りにして塩でよく揉み、水を絞ります。鰻はさっと酢洗いして、細切りにし、三杯酢であえます。普通はここで終わりなのですが、我が家ではここに錦糸卵をさらにあえて出来上がり。

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撮影用に、錦糸卵を載せてみましたが、

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実際はこのように完全に混ぜて出来上がりです。

きゅうりの酢の物と、こってりした鰻の蒲焼をあえることで、箸がどんどん進んで止まらない美味しさになりますよ。卵はきゅうりと鰻のつなぎ役かな?(笑)
大好きです。
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聖痕少量の感想。

第68回。

昨日から熟考した結果、登希夫の年齢を一歳多く勘違いしていることに気づいた。(くだらない熟考ですみません)
生き物には0歳という概念があったのだな。
数え年で考えていたよ。
戦前かっていう。

とりあえず、私が恐れていた事態は回避されたようだ。
子分に秘密をばらす事は、今回はなかった。
しかし安心は出来ないのが登希夫の怖いところ。

あのね、庭の野菜をだめにしたり、温室の破損というのは、過失ということで、まだ許容される範囲だと思う。
夢中になって遊ぶ子供だから、まだ仕方ないと思う。
しかし、人間その先が肝心なんだ。
そして、おじいちゃんの叱り方は、間違っていないと思う。
ひどく高圧的でもなく、きちんと道理を言い聞かせて反省を促していたと思う。

しかし、登希夫には通じない。
さんざん理不尽な差別を受けていたのに、いまさら道理を説いても理解出来ず、するつもりもないということだろうか。
遊んだ結果を論じているのであって、遊ぶことは否定していないぞ。そこまでまだ理解できないのか。そうなのか。

それか意地でも反省しないことで、貴夫に嫌がらせしてんのか。
これがもし、おじいちゃんの木を傷つけたのだとしたら、登希夫は反省しただろうか。
いや、無理。

登希夫はサイコパスっぽいのかな。
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